2023年9月8日(金) 雨で暇だったので、ジャニーズ事務所の会見を全編視聴した。の巻

一日中雨。
最初からそのつもりで仕事してた。
高売上は望めないものの、2019年の金曜日の予想より高い水準の売上にはなった。

そんな訳で基本的には暇だったのでYouTubeで昨日のジャニーズ事務所の会見を全編聴いた。(YouTube Premium試用期間だが、広告が出ないことよりバックグラウンド再生できるのが素晴らしい)
感想としては事務所側の3名はかなり誠実に答えていて好感度高かった。この配信による会見中継は記者の振る舞いも可視化されたのが興味深かった。
名前を変えたり解体したりして無しにするのではなく、過去を訂正して前に進もうという意思が東山紀之新社長から感じた。
そもそも東山紀之というジャニーズど真ん中にいた人物が代表になることに疑問を抱いていたが、会見での振る舞いをじっくり行くことで当初のイメージが訂正された。
むしろ記者の方に問題を感じることが多く、すでにTwitterでも指摘されているがアウティングになりかねない質問を投げかける者もいた。社会学者の古市憲寿氏も指摘するように、真の加害者は既にこの世に存在しない。先代の尻拭いをせざるをえなく、本来やりたかったであろう役者業、タレント業を引退して経営者になることを選んだ東山氏には頭が下がる。
だいいち会見に臨んだ東山氏、井ノ原快彦氏、藤島ジュリー景子氏は、先代の悪によって複雑な立場にならざるを得なくなっている、という想像力を見てる側も持てないものなのだろうか。
不祥事企業に総攻撃をかけて潰したとして、我々は一体それによって社会の何を変えたいのだろうか。
経営陣はジャニーズにエンタメの夢を託して参加してる子供たちの為にも頑張って欲しい。

ベイスターズ勝利。
先発平良は7回無失点。8回にウェンデルケンが失点を許すも、延長10回の裏に大和のサヨナラタイムリーヒットで勝利。
ところでこの試合の9回表ヤクルトスワローズの攻撃の際、ベイスターズ抑えの森原がスワローズ中村に対して頭部死球で退場というアクシデントがあった。中村選手の無事を願う。
そんな状況に配慮したのか、サヨナラ安打を放った大和選手はベンチから飛び出してくる選手を制して本人も殆ど喜んだ表情を見せずにヒーローインタビューの終わりまで通した。
その振る舞いに対して称賛の言葉が多く見られたが、ぼくはちょっと過剰に配慮しすぎな気がした。あくまでも私感だが、先日のヤクルト阪神戦における近本選手への死球の際、岡田監督が高津監督に対して「謝りに来ない」と怒りを表明した事が影響しているように感じる。あの時は勝利の舞を披露した田口投手やスタジアムDJの「ナイスピッチ」コールまでやり玉にあがり気の毒に思った。
頭部死球は大変な事だしあってはいけない事だ。
だけど勝った瞬間に勝ちの喜びをファンと分かち合う事も大事なはずで、勝ったのにちょっと変な雰囲気になってしまったのは非常に残念だった。
ただ、大和選手が配慮の行き届く素晴らしい人格者であることがよく伝わるエピソードにはなっただろう。

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