2023年7月11日(火)

7月も、もう11日。
同級生の誰かの誕生日だった気がするな、なんて唐突に思ったりして、なんだろね。

午前中はいつものように仕込み。
仕込み日は火を使わない分涼しいのだけど、それでも暑さを感じるくらいに気温が高い。こう一気に猛暑日になるとは、まったくうちのような商売への配慮にかける行為である。
訴えてやりたいものの、一体誰に?ということであり、そしてこの一連の流れは文字数稼ぎでしかない。いや、まてよ、日記に文字数を稼ぐ必要があろうか。単に休みだから余力があるということなのでは。

日記に戻る。
午後、簡単な昼ごはんを食べた後、カラオケに行き来週のイベント用の練習。沢田研二トリビュートイベントということで、この企画も10年以上やっている。四谷三丁目ソケースロックとも長い付き合いになってきた。ありがたい話だ。

帰宅後は「十二国記」の続きを見てから、野球を見た。

今日のベイスターズは今シーズンの中で最も采配の中身が無い試合で、負けるべくして負けたゲームだと感じた。首位攻防戦なのにここで点を取っていくんだという気迫が、選手にではなくベンチワークに感じられなかった。良い流れを引き寄せることが出来なかったあとは悪い流れになる。追加点を取られてゲームは結した。
個人的には京田、戸柱と連続ヒットでノーアウト3塁1塁を作っての投手打席だったけど、上茶谷なら3塁2塁作るための送りバントさせるなら、ゴロゴーでゲッツーでも1点取るやり方もあったのではと思ってしまった。
また昇格してきた選手を即起用するのはセオリー的にはあるんだろうけど、先週末良い流れで来ているのに1番関根からはじまるいつもの打順をやめたのはどうだったのだろう。
まあ、長いシーズンなので選手も監督も失敗をしながらやっていくしかなく、これを糧にしていく他ない。そして観客は応援するしかない。

そんな試合だったので速報に切り替えて「観光客の哲学 増補版」を読み進める。何度か読んできた部分だったが、その後の経験の中で感じてきた事とリンクして、前よりクリアに理解できている…気がする。

「訂正可能性の哲学」の予約が正午に始まったので早速予約。刊行までに今の本を読み終わっておく。といってももう少しで終わるけどね。東浩紀さんの本はなんでこんなに面白いのだろう。ひとつは「ちゃんと読める」哲学書というのがある。僕のような無学な人間でも少し頑張れば読めるような書き方をしてくれている。哲学の面白さを、東さんの思考を共に旅するように読めると僕は思っている。

東浩紀はもっと読まれて欲しい。

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