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違和感は確認してみる

久しぶりのnote更新。
voicyで木下斉さんの放送を聴いていて、今年はもっとnoteの更新を定着させていこうと思います。年末から思っていけれど、書きたいテーマが色々で絞れない…。迷って何もしないよりは、書きたい事から書いて行こうと思います。

さて、今回は農業ネタではございませんが、どんな事にも当てはまるであろう事。

違和感は確認してみる

今年、上の子どもが小学校卒業。
6年生のタイミングは、保護者全員が
夏の親子レクか、卒業式後の保護者主導の祝う会(謝恩会)のどちらかの役員にならなければいけないので、それぞれので保護者が協力し合ってイベントを作り上げる。
これは、この学校の伝統なのかな…。
なかなか大変な6年生保護者。
でも、わりと楽しみながら参加している保護者が多いのが救い。
最近、祝う会の準備、事務的作業を根本的に変えたくて、やっと動き出しました。
その改革は、終わってからまとめるとして

今回は遡る事、5年前にあった、なんで誰も疑問に思わないのかが不思議な位
違和感を感じた事。
それに対して疑問を投げかけてみたら
翌年から、変えてもらえた事例を紹介します。

不公平予算

意図的ではないんだと思います。
ただ、何年も何年も続いていたから
誰も疑問に思わなかったんでしょうね。

結婚を機に他県から嫁いできて
上の子が初めて小学校に上がったタイミングでした。
学年委員という役員を1年〜5年のうちに一度は、ならなければいけない学校。
それ以外にも、生活、体育、研修、環境、広報の委員会にも全保護者が所属する。(籍だけおいて活動に参加していない人も中にはいますが、自分達の母校という保護者も多く協力的な保護者が多い印象です。我が家も、夫の母校ではありますが、今では夫以上に学校に関わっています。)

学年委員は、主に親子レクの企画運営をする役割で、1年生が一番楽だよという噂を信じて1年生でいきなりなったものの
委員長決めでジャンケンに負ける…。
全く楽じゃない事態に陥る。

ただ、企画したり委員長という役割自体は、苦手分野ではないのでそれ自体は問題ではないけれど、自分の地元でもなく全く小学校の事がわからない。それが不安大

上にお兄ちゃんお姉ちゃんがいるママから親子レクについて教えてもらいました。

①教頭先生から会議費とレク用にPTAから補助がでるお金を受け取り管理する。
②レクは、だいたい外部講師に依頼するか、ボーリングなどの本格レクか、体育館でドッチボール大会のような運動系。
③予算の一部で、だいたいお菓子とジュースのお土産をつける。スーパーに注文したら袋づめまでしてくれる。
④ただし、人数が多いクラスは1人当たりの金額が少なくなり、逆に人数が少なクラスは1人当たりの金額が多くなるからお土産が豪華。

え??
1人当たりの金額に差があるのおかしくないですか?
PTA会費から補助出すのに!?

って、初動から壁にぶち当たりました。

悪い事に?6学年で1番人数が多い学年。
少ない学年と10人以上違う…
講師をお願いして講師費を払ったら、お土産なんかジュース一本つけてあげられるかどうかの予算
足りない分は集めるという方法もあるよとは言われたけど、それこそアホくさい。
そもそも、納めるPTA会費は人数多い学年の方が多く集まるのに補助にもらえる額が割合にしたら低いってなに?

歴史もそれなりに長い学校
曾祖父の代もその前もその学区という子もわりといるような歴史ある学校に
居住歴10年未満のペーペーが文句をいって
こどもの小学校生活が居心地悪くなるのも嫌だし、一先ず与えられた条件で諸経費を抑え
お土産のお菓子とジュースもソコソコつけれる企画を考える事にしました。

色々調べて、トイレットペーパーの芯と100均のLEDライトでつくるオリジナルランタン作りのワークショップを親子で協力してやる企画を考え、外部講師はなし。
私がネットで見つけた内容を自宅で試したら簡単だったから
司会も、ワークショップも委員長の私がやる事に。

お菓子の買い物や運搬や、人数多いからグループを作ってサポーターとして他の学年委員のママに協力してもらいレクは無事に成功しました。

ただ、どうしてもモヤモヤした不公平感
年度締めのPTA役員会に参加した際、
年間の収支報告もあり、集めたPTA会費1人当たりいくら分をレクの補助に割り当て、各学年に分配している説明をきいて

なるほど。

ここで不公平を生むわけですか。と理解。

ですが平等な金額ではなく
平等な機会を与えると考えると
人数が少ない学年でも外部講師を呼んで何かしたいとなった場合に、単純に人数に比例する予算割当だと予算が足りず、機会としての不平等も生む可能性もあるという側面も考えました。
とはいえ浮いた分をお土産ボリュームアップに充てている事例を聞くと、そうでも無いような気がして
なぜ、学年均等割当なのか質問をしてみました。

人数の多い学年としては
材料を人数分用意するのも、皆さんが毎年つけているように、お土産をつけるのも人数の少ない学年に比べて不公平感を感じた事も正直に話してみました。

会議に参加していた校長先生から予想外の発言。
一般的に他の学校では、1人あたりの金額で割り当てている。と。

ですよね…普通は。と言いたくなったのを我慢。

1人当たりでもいいんじゃないですか!?って、会議で話しが進み、あっさり次年度から変更されました。

特に深い意味はなかったようです。
聞いてみて、スッキリ。

学校で保護者が関わる色々な事に、慣習として続いている事には他にも改善の余地はあるように感じます。
下の子の小学校生活はあと2年。その間に、自分ができる範囲で、関われる範囲で楽しみながら参画していきたいと思います。

#ジブン株式会社マガジン


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