うつ、底なし
このところ特大鬱無限ループ編で生活をお送りしていたのだけど、悩みすぎて疲れたのか、ふと「なんかダサいかも…」と思った。
大したことないこと(渦中にいる時はそんな風には思えていない)で泣きそうになったり、もう生きてるのしんどいかもぉなどと悲劇的な人生を作り上げ、自分のことをひたすらに弱い人間だと思い続ける。
うつ病という脳の病を患っているので、脳内で神経伝達物質が上手く機能しておらず、上記のような事態を引き起こしているニンゲンの私(解説)。と分かってはいても、なんで私だけ不幸なんだとか、なんでもっと上手に生きられないんだろうかと出てくる思考を全て暗闇の中に放り込む。脳の故障なのに、まるで私だけが地獄に落とされたような絶望の中に自ら身を投げている。
つまり、この大鬱無限ループ編は全て妄想なのでは。
と我に返ったように気付く。
友人に「つらい~~助けて~~~」と大鬱ラインを送っている数日前の私に「本当に迷惑だからやめてやって…」という気持ちになる。長々とあれが辛いこれが悲しいなどと垂れている自分が、急にダサく感じる。
ダサいことしてんな~~って笑えればいいけど、さすがうつ病、ダサいことしてることに落ち込むというオチ。
ダサいから開き直るんではなく、ダサいからもっと落ち込むのだ、本当にすごいことである。
あ~またセロトニンくんが仕事しなくなって、私というニンゲンを元気に生かす労働力が不足してしまったいるんだなぁ、くらいに思えればいいのに。
別に世界は何も変わっていなくて、変わっているのは私の脳内の神経伝達物質が無断欠勤をしてるということだけ。
せめて休暇届を出せ。セロトニンくん来週から1週間不在らしいからドーパミンくん申し訳ないけど倍働いてもらえる?ごめんねうち人手不足だからさぁくらいのブラックバイト依頼をさせろ。
さて、なぜこのnoteを書いているかというと、こうやって文字にすることで、自分の前頭葉(感情を司る部位)が生成している大鬱状態を脳の後頭葉(視覚を司る部位)で認識して他人事化したら冷静になるのではないかと目論んでいる。
うつ病さん、さすがの真面目な勉強家なので、自分の鬱状態をいかにして抜け出すか日々研究を重ねているというわけ。
この大鬱状態の私を受け止めてくれている各所関係者、どうしてそんなに心の温かさを切り出して他人に与えることができるのだろう、明日にでも三億円を手にして欲しい。
薬を飲んで、入浴してストレッチして気絶するように就寝して、なるべくゆったりと時間を過ごして休息するということに一生懸命になって、頼れる人の心を借りて、こんなに手を尽くしてもまだ憂鬱なのは何。何なの。
でも、ダサいな、と我に返ったことで鬱に使うガソリンが切れてきた気がしているので1回無限ループ編にブレーキ。休憩。鬱にも休憩が必要(謎状態)。
「元気」にも「元気ない」にも、必要に応じたブレーキを踏んで安全運転を心がけていきたい。
と、綺麗に〆ようと思ったけど「元気ない」の安全運転てなんだよ。
不本意ながら、特大鬱無限ループ編 to be continued…となります。