初めて献血に行った話。
初めましての方は初めまして! そうでない方はいつもお世話になっております。
私はweb小説を書いている艇駆(ていく)いいじと申します!
今回からnoteを使っていこうと思います。まだ使い方がよくわかっていないですが、精いっぱい頑張りたいと思います。それでは本題行きます!
・献血に行ってきたよ
(画像引用:日本赤十字社HPより)
というわけでタイトル通り、10/20に生まれて初めて献血に行ってきたわけです。
今まで何度か献血できそうな場面に遭遇してきたんですけど、全部スルーしてきていました。今回は意を決して近くの献血ルームにお邪魔してきたので、その時のリポートをしたいと思います!
「献血してみたいけど、流れとかわからないしいいかな…」
って方は特に必見だぜ!
・結論から言うと…
早速ですが、皆さんが一番気になっているところを言いたいと思います。
今回の献血、僕の感想は……
…めっちゃ良かった。
なんで今までやってこなかったんだろう?ってくらい貴重な体験でしたし、また行きたいと思いました。ここからの文章では、具体的にこういうことをして、ここがよかったよっていうのを紹介していきます。
・今回献血に行った動機は?
そもそも、僕がどうして今までしてこなかった献血を、このタイミングでわざわざ出向いてまでしようと思ったのか!?
そのきっかけはある日のTwitterからでした…
https://www.danshihack.com/2019/10/17/junp/blood-donation.html
『献血ポスター問題』。最近何かと話題になってますよね。
この話題に関しては深く語るつもりはありませんが、様々な意見を見て僕はこう思った……
「あれ…? 俺献血のこと何も知らなくない…?」
そう。僕は19年生きてきて献血はどういうものなのか知らなかったのです。重要重要、とは聞くけど何がどう重要なのかわからない。そもそも関心を持ったことがない。
「じゃあ、いい機会だから調べてみようぜ!」ということで僕は「献血 とは」で検索をかけるのだった! フィリップ! 検索だ!
・調べてみたよ
一番上に出てきたのは『日本赤十字社』のホームページ。僕のイメージでは献血会のドン。ここなら何かわかるやろ! ということで見てみることに。
本国内では、1日あたり約3,000人の患者さんが輸血を受けていると言われています。
現在、輸血に使用する血液は、まだ人工的に造ることができず、長期保存することもできません。
また、患者さんによっては大量の輸血を必要とする場合があります。このため、輸血に必要な血液を確保するためには、一時期に偏ることなく、1日あたり約13,000人の方に献血にご協力いただく必要があります。(日本赤十字社ホームページより引用)
あれ……?結構ヤバくね?
13000人と言えば日本武道館の収容人数と同じくらいやぞ…? どうやら自分が知ってる以上に献血事情は結構厳しそうだぞ、とわかりました。
これ俺が行かなきゃやべえだろ!! 今すぐ行くぞ!!
こうして俺は近所の献血ルームに走り出すのだった…(本当はもう少し調べてから行った)
・献血ルームに来たよ
ということで近所の献血ルームに移動。ホームページで献血ルームの場所を調べたら意外と近くにあった。事前に予約はいらないみたいなので午後3時くらいに行ってみました。
「誰もいなかったらどうしよう…」とか「無知すぎて怒られたらどうしよう…」とかいろいろ緊張しながら献血ルームに入ってみる。入り口は透明で、外からも内側の様子が見えるようになっていました。中は病院の待合室みたいな感じ。
上の画像は都庁の献血ルームですが、普通におしゃれ。
中には十人ほど腕にリストバンドをつけた人が。…よかった、一人だけではみたい。
待合室を通り、受付に行ってみる。
…どうか怖い人じゃありませんように!!
祈るような気持ちで受付の前に行くと、優しい笑顔のスタッフさんが挨拶をしてくださいました。
セーフ!!
ということで、第一段階を抜けて、スタッフさんに「初めてなんですけど、どうやって受付をすればいいですか?」と聞いてみました。
「わかりました、今日は来ていただいてありがとうございます」と丁寧な対応。バイトだったら「自分で考えろ!」とか怒られるところだっていうのに…本当にありがたいです。
・受付
まずは登録が必要ということで、個人情報の記入。それから同意書の説明がありました。割合はかなり低いんだけど、献血で体調が悪くなる人もいるらしい。医療機関を受診するレベルで体調を悪くしてしまったら、『献血者健康被害救済制度』っていうのが適応されるらしい。
スタッフさん「今日の採血量はどうしますか?」
僕「すみません、初めてでよくわからないんですけど…400mLってヤバいですかね?」
スタッフさん「そんなことはないですよ、『全血献血』と『成分献血』と言うのがあって、成分のほうが時間がかかります」
僕「なるほど、じゃあ全血のほうにしてみようと思います」
スタッフさん「400mL採血できる人は基準が決まっていて、その分需要が高いです。大体200mL:400ml=2%:98%くらいですね。艇駆さんは基準を満たしているので、できれば400mLでお願いしたいです」
僕「そんなに違うんですか!? じゃあ400mLにします」
ということで全血献血の400mLに決定。
・質問への回答
次に、受付の横にあるタブレットで血液が安全なものか?を調べる質問に答えます。
詳しい質問は、ホームページのpdfファイルで公開されています。
特にわからないところもなく、サクサクと完了しました。
Q.今日の体調は良好ですか?
A.無駄にめっちゃ元気ですッ!!
Q.6ヵ月以内にピアス、またはいれずみ(刺青)をしましたか?
A.(今まで痛そうだからピアスしてなかったけど、これからは献血のためにピアスしないって言えるぜ…)
Q.6ヵ月以内に不特定の異性または新たな異性との性的接触がありましたか?
A.彼女いない歴5年です。そろそろやばさを感じてきました。
っていうか俺、献血の才能あるんじゃないかってくらい条件満たしてるな…
…話が逸れてきてるな?
・問診/血圧測定
質問の回答が終わったら少し待合室で待機。コカ・コーラをいただく。
少しすると、受付でもらったリスト番号で呼ばれる。小部屋に行きます。
いくつか質問を受けて、血圧を測って終わりです。やはり血液の安全性に関しては慎重ですね。いいことだと思う。
・ヘモグロビンの測定
次に、血を少し抜いてもらって、ヘモグロビンの濃度と血液型を調べます。
僕はO型だと聞かされていたため、ここで血液型が違ったら家族会議になるところでしたが…なんとか回避した。
ヘモグロビンの濃度も基準値を余裕で(?)超えてました。
・そしていよいよ採血へ…
献血ルームはwifiが使えたので、アマゾンプライムビデオで仮面ライダーフォーゼを視聴。とうとうフォーゼがコズミックステイツになりました。毎回宇宙行くのかよ。
なんて心の中でツッコんでいると…番号が呼ばれました。
とうとう来たな。水分を取ったか確認されて、いざ採血のベッドへ。
ベッドは見やすい位置にテレビが設置されていたりとかなり快適なつくり。横になって腕に採血針を刺してもらいました。
痛っ……くない。一瞬ちくりとしますが意外とすぐに慣れました。注射嫌いの僕が言うんだから間違いない。
・あっという間に終了。
途中、僕の手が冷たすぎて血が流れないトラブルがありましたが、思ったよりあっさり終了。「え? もう?」って感じでした。「終わりましたよー」って言われたとき、「え? 俺なんかやっちゃいました?」って感じでしたもん。
ベッドに横になり、リラックスして採血が出来ました。スマホでフォーゼを見ながらできたのもよかった。
「採った血液見てみます?」
とスタッフさんに言われて「是非!」と答え、見せてもらいました。手のひらに乗るくらいのパックにたっぷり血液が。なんか心臓ってこんな感じなのかなっていう見た目。俺の血がこんなに…という感慨みたいなのがありました。
スタッフさん「採血後は失神する危険性があるので、少しでも体調がおかしかったらしゃがんでくださいね」
僕「オデノカラダガ…ボドボドニ…」
ということで待合室に戻り、休憩。紅茶花伝でリラックス。
・これにておしまい
休憩室で待っていると、番号が呼ばれて受付へ。
記念品でインスタントカレー、パンフレット、件の宇崎ちゃんのクリアファイルをもらいました。
献血カードもいただいて、次回以降は予約ができるようになったらしい。
スタッフさん「今日は来ていただいてありがとうございました」
僕「こちらこそとても勉強になりました! ありがとうございました!」
とても気持ちよく帰りました。素敵なスタッフさんたちでした。
・総括
こんな感じで、大満足で帰ってきました。
なんといっても、スタッフさんたちが優しかった。丁寧に対応してくださるし、いろいろ教えてくださって、非常に勉強になる。
それから、即物的かもしれないけど、ジュースやお土産がもらえるのはうれしい。飲み物はコカ・コーラ、紅茶花伝、リアルゴールドなどいろいろ種類がありました。アニメが好きな人はコラボグッズがもらえるのはうれしいし、行く理由になると思う。
是非、また行きたい! そう思いました。
・知らない人がいたら、ぜひ知ってほしい。
今回、僕はTwitterでの騒ぎで興味をもったわけですが、そのまま無関心でいたらずっと献血なんてしなかったと思う。だってなんか怖いし。難しそうだし。
でも、実際調べてみたら自分が献血に向いてる人間だとわかったし、行ってみたらとてもいい場所だった。
もしかしたら、貴方が考えてる以上に献血のハードルって低いのかもしれないです。もちろん、献血には責任を持つべきだし、知識もないといけないのは確か。ボランティアだから義務でもないしね。
でも、少しの検索と行動で、血液を必要としている人の助けになれた。無関心であり続けるのも悪いことではないけど、もしかしたら、今が転機なのかも。少なくとも僕はいい経験ができたと思っています。
世界はもしかしたら、自分を求めているのかも。
・終わりに
今回は、初めての献血をリポートしました。今後もなにか面白い体験や話が出来たらnoteを活用して発信したいと思います。最後まで読んでいただき、ありがとうございました。またお会いできるのを楽しみにしております。
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