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にちにち京都④―北野天満宮の天神市で「甘酒屋」のお手伝いをした話―

こんにちは。タケイユウコです。
先週からぐっと気温が低くなりましたね。暑がりの私も上着を一枚羽織ったり寝具に毛布の準備をしたりと、冬支度をはじめました。
さて、本日は10月25日。京都の北野天満宮では久しぶりに「天神市」が開催されました。夫が商いをしている甘酒屋「京都こうじ生活」は北野天満宮のほど近い場所に店を構えていますので、緊急事態が明けてから久々の開催に胸を躍らせていました。
「きっと多くの参拝客の方がこられるだろう」そう思った私は、休日ということもあり店舗のお手伝いを申し出ました。
そんな初「甘酒屋の妻」の一日について書きたいと思います。

そもそも天神市とは?
北野天満宮では、ご祭神である菅原道真公の誕生日が6月25日であることと亡くなった日が2月25日であることから、毎月25日を「天神さんの日」としています。そして「天神市」とは、毎月25日開催される骨董市のことを言い、参道には着物や古道具などのアンティーク品を中心とした露店が軒を連ねて参拝者を楽しませています。中でも、12月25日の「終い天神(しまいてんじん)」、1月25日の「初天神」、2月25日の「梅花祭」の時期は多くの骨董ファンで賑わいます。

私の仕事について
お手伝い初日からお金を触ることは気を使うので、今日は「裏方」に徹することになりました。注文いただいた商品の提供です。夫からレクチャーを受けて、一度練習。
10時ごろお店は開店しました。(通常は11:00 OPENです)

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雨に泣いた日
ウキウキそわそわお客様を待っていましたが、お客様はぽつりぽつり……。
いつもは多くのお店がせめぎ合って並ぶ中、気になるものばかりでなかなか前に進めないはずの天神市なのですが、お店がなんとまばらなこと!
朝から降り続く雨で露店商の皆さんも出店を控え、参拝者の方も足早にとおり過ぎてゆきます。
「行列ができたらどうしよー!」という心配は杞憂に終わりました。

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それでもよかったこと
せっかくの天神市にもかかわらず力を発揮できなかった「妻」ですが、良かったことがふたつあります。ひとつは夫と一緒に働けたこと、もうひとつは狙っていたものをGETできたことです。
夫が仕事を頑張っていることは知っていますが、外に勤めに出ている私が夫と一緒に働く機会はなかなかありません。「夫大好き」な私としては、お客様に真摯に向き合う仕事モードの夫をたくさん見ることができて嬉しかったですし、何よりそばで働けている状況ににやにやしていました。(ただのノロケとも言えますね)

また、前回開催されたときにチェックしていた可愛い陶器とタイルのお店が今回も出店されていたので、夫にプレゼンしたうえで、キッチンDIY用の可愛いタイルを無事にGET!することができました。

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天神市の楽しみ方
「天神市」とは北野天満宮で開かれる毎月25日に開催する骨董市で、全国から骨董ファンがつめかけます。
緊急事態宣言が解除されて、飲食店の時間の制約などもなくなったので、今後も継続して開催されることを願うばかりです。
晴れであれば、お店を見回しながら新しい発見をしてみるとよいでしょう。雨であれば、人通りが少なくなる代わりに1店舗1店舗をしっかりとみることができそうです。

そして疲れた時は「京都こうじ生活」へ休憩にいらしてください。
おいしい甘酒をご用意してお待ちしています。夫が(笑)。

本日も読んでくださりありがとうございました。


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