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お正月に甘酒屋さんを手伝ったら、夫をさらに好きになった話

遅ればせながら、あけましておめでとうございます!
今年もよろしくお願いします。
11月23日の投稿からしばらく新しい記事を書くことができていませんでしたが、今年もマイペースに自分のこと、暮らしのこと、京都のことについて綴っていきたいと思います。

さて、年末年始の京都は2年ぶりに賑わいを取り戻していました。そこで、夫のお店「京都こうじ生活」(生甘酒を製造販売しています)も大晦日の深夜と三が日は営業することに決めたとのこと。
そう、再びお手伝いチャンスがやってきたのです!
そこで、新年1回目の投稿は、年末年始の営業にについてと働いたことでもっと好きになった夫の良いところをエピソードを交えて書くことにします。
新年早々ノロケ満載のnoteになりますがお付き合いのほどお願いします。

初詣に向けての準備

通常の営業では店内販売、店内提供にて生甘酒をお渡ししていますが、お店の近くにある北野天満宮には多くの方が初詣に来られるので通りがかりにお店のことを知っていただくためにも店頭販売をすることにしました。
机を外に出して消毒液を設置、大きなホーロー鍋に温めた甘酒を入れると準備OK!お金の授受と生甘酒提供の役割の確認をしてから、3日間半のお手伝いのはじまりです。

初詣=甘酒?

31日の23時45分からお店を出した時、日付が変わってすぐにお詣りをしようと、参拝者の方が足早にとおりすぎてゆきます。
それでも「あたたかーい甘酒、いかがですかー」と声をかけるとちらりとこちらを見てくださり、「甘酒だってー」「車できたもんねぇ」などの会話が聞こえます。
そんな時はすかさず
「米糀から作ったノンアルコールの甘酒いかがですかー」ともう一声!

押しの一手が功を奏して、帰り道に立ち寄ってくださるかたもちらほら。
お客様からとお話をすると「初詣に来たら飲みたくなるよねぇ、甘酒」という声をよく聞きました。
嬉しい反面、多くの方にとってはまだまだ年に1回のお楽しみ的存在なのかもしれませんね。今年ももっと生甘酒の魅力を広めていかねば!

夫と働く安心感

日ごろは夫がきりもりしているお店。私にはまだ勝手がわかりませんので、新入社員のようにソワソワしながら、段取りをおさらいします。
そんな私を見守りながらいつもと違う準備をテキパキとこなし、お客様をお迎えする夫はとても頼もしく感じました。
そう、他の仕事をしている私にとって、夫の働く姿を見られることは嬉しいことなのです!
(あと何回こう言えるのか、今後の文章の変化もお楽しみください。)

よし!がんばる!と、はじめたものの、お客様が一度に来られると慌ててしまい、さっきまでできていた提供も思うようにできずに、自分にイライラ。
そんな時でも、夫は私に的確なアドバイスをくれたので落ち着きを取り戻すことができました。穏やかな人で本当によかったです。

聞く力も魅力の一つ

接客業を経験したことがある方であれば、お客様とお話することが難しいと感じる方も多いと思います。私も販売の仕事をしたことがあるので、お客様との距離感というか、どれくらいお話をしたらよいか、声をかけたほうがよいかなど悩む時があります。

今回一緒に働いてわかったことは夫が「聞き上手」だということ。
お客様が来るたび、つかみの声掛け(「今日は観光ですか?」や「初詣の帰りですか?」など)をしてからはお客様との話がどんどん膨らんでいきます。短い時間であっても楽しいおしゃべりができているのです。

もちろん、”困ったお客様”も来られます。お酒に酔って夫にからんできていたようですが、夫は聞き役に徹し、そのお客様も最後には「また来るわ!」とご機嫌で帰って行かれました。(次は酔っていない時に来ていただきたいです。)

思い返せば、初めてのデートの時も夫は私の話をたくさん聞いてくれて、そこから話も盛り上がって楽しかったなぁ。
「聞く力」はモテに通じるものがあるかもしれませんね。

夫との仕事は楽しい!

いまのところまだ勤めにでている私は、夫と一緒に働く機会は年に10日ほど。だからかもしれませんが(いや、きっとそうでしょう)一緒に働ける日はなんだかウキウキします。
2人で店頭に並んだり、お弁当を交代で食べたり、お客様と一緒にお話をしたり……。今はどんなことも新鮮です。
こんな気持ちになるのは私だけかなと思っていたのですが、先日夫が
「いつも1人で働いていると寂しくなることがあるけど、2人は楽しいなぁ」とつぶやいていたので、とてもうれしい気持ちになりました。

いつか毎日一緒に働く中で、「ちっ」と思う日が来るかもしれませんが(笑)、今の気持ちや夫の素敵なところを忘れず、甘酒屋さんの仕事にも慣れていきたいと思います。

つたない文章を最後まで読んでくださりありがとうございました。
それでは、今年もよろしくお願いします♪




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