【ビーコル】富山グラウジーズ戦に向けて予習・復習をする話②【ラストスパート】

 ※富山グラウジーズのブースターのみなさまには、本記事でご不快な思いをさせてしまう可能性があります。あらかじめご承知おきの上、ご覧になられますようお願い申し上げます。





〇はじめに



 3月のバイウィークも終わり、いよいよ2023‐24シーズンも最終局面に入ります。試合日程的にもタイトな試合が続きますが、ビーコルの選手たちも最後までケガなく戦い抜いてもらえたらと思います。


 そんなビーコルのバイウィーク明け最初の対戦相手は富山グラウジーズ。ビーコル的に言えば年明けゲーム以来の対戦となります。



 今シーズンは3度目の対戦となりますが、初めての横浜での対戦となります。水曜ゲームではありますが、祝日のホームでの試合となります。シーズン最終盤の戦いに勢いをつけられるような試合をしたいですね。



 今回は富山グラウジーズ戦に向けて調べてみました。



 ここからは、時期的に試合数が非常に多くなるので、なるべくコンパクトにまとめていきたいと思います。というか、そうしないと書ききれない未来が見えます・・・もう見えてます、目の前に・・・。




〇今シーズンの富山グラウジーズ




 今シーズン、2度の対戦前に作成した過去記事もありますので、お時間があればこちらもぜひ。




 まずはいつも通り、今シーズンの富山グラウジーズについて見ていきましょう。現在の富山グラウジーズは4勝38敗で中地区8位に位置しているチームです。



 現在はリーグ最下位の順位となってしまい、B2への降格圏内に入っている状態にあります。


リーグ公式HPより



 現状、1月7日に横浜ビー・コルセアーズに勝利を収めた以降は、14連敗と非常に苦しい状況が続いています。


 ですが、上記の表のように降格圏外にいる茨城ロボッツとのゲーム差は3であり、残り試合数が18試合あることを考えれば、まだまだチャンスはあるとも言えます。


 4月には信州ブレイブウォリアーズとの直接対決も控えているので、ここの結果次第では一気に順位も入れ替わることでしょう。


 富山のみなさまとしては、前回勝利したビーコル戦で再び勝利をつかむことでB1残留へ向けていい流れを作りたいところではないでしょうか。




〇メンバーの入れ替えが多い富山グラウジーズ





 さて、過去記事の内容も踏まえてみてみると、今シーズンの富山グラウジーズはかなりメンバーの入れ替えが多いチームとなっています。


 前回対戦した1月以降を振り返ってみても、こういった動きがあったようです。



 

 1月末には高山大輔ヘッドコーチが双方合意のもと退任、2月にはノヴァー・ガトソン選手が退団となりました・・・。



 これまでチームから離脱していた、伊藤駿選手・マイルズ・ヘソン選手が3月から復帰したことが明るい材料と言えそうですね。



  と、書いていた矢先、富山から大きなニュースが。





 イヴァン・ブバ選手が双方合意の下での契約解除、退団となりました。2月にガトソン選手が、そして本日(記事作成時:2024年3月18日)ブバ選手がチームを離れることとなってしまいました。



 平均18.3得点(個人リーグ8位)、9.9リバウンドとインサイドの要であっただろうブバ選手の退団は非常に大きな影響を与えるでしょう・・・。




 

〇時期別に考える富山グラウジーズ




 いつも通り、時期別に分けて富山のスタッツを見てみましょう。まずはシーズン全体の富山、対戦相手のスタッツをまとめてみたものを載せておきます。






 まずは、年明けゲームのビーコルとの試合を基準に、試合前とそれ以降で分けてみました。ですが、こうやって見ると前回の試合前、試合以降では極端に大きなスタッツの差は見つけられませんでした・・・。





 なので、今回は月ごとに分けてスタッツを見てみることにしました。バイウィークの時期を基準に10~11月、12~2月、3月と3つの時期に分けて見てみました。



 (試合数にはばらつきがありますが)月ごとに分けて見ると、数値に大きな変化があったため、こちらの方が推移としてはとらえやすいかもしれないですね。3月は3試合だけなので参考数字かもしれませんが。





 選手の入れ替わりも多いので、きちんと試合を見ていないぼくにはきちんと考えることが出来ませんでした。


 各選手の特徴やプレースタイルやチーム状況をきちんと把握出来ていないと、チームの流れをきちんと理解出来ないですからね。



 傾向として見てみると、3P中心にシュート本数を増やして徐々に得点力を上げていることがわかりますね。


 3月の試合を見てみると、その特徴は顕著で3Pの試投数が10本近く増えていて、きちんとシュートを打ち切れている結果、ターンオーバーを減らすことが出来ているのではないでしょうか。



 そして、富山のシュート本数自体が増えた結果、対戦相手のディフェンスリバウンドも増え、対戦相手のシュート本数も増えて、対戦相手の得点につながっているのかもしれないですね。



 ビーコル目線で言えば、センターのイヴァン・ブバ選手の離脱により、富山に対してサイズ面のアドバンテージが強まることが考えられますね。


 また今シーズンのブバ選手は、2Pのシュートがかなり多かったので、今度の対戦では3Pシュートがさらに増えてくるかもしれないですね。


 サイズ差を活かして、リバウンドをしっかり取っていい形の攻撃に繋げたいところですね。



○まとめ



・富山はシュート数を増やし、ハイスコアな展開にしてる
・選手の入れ替わりが多い富山、今節も変化がありそう
・ここから最終局面、ケガなく最後までがんばろう



 今回の記事は、ぼくの完敗でした。これまでの記事で最も難しかったなと感じました。


 正しく考えるためにも、きちんと試合を見て考えないとなかなか自信を持った内容にはならないですね。


 ビーコルとしては年明けゲームのリベンジもありますし、ラスト1ヶ月半を戦い抜くためにも、ケガなくいい形で戦ってほしいですね。


 前回対戦の時のように、杉浦佑成選手が爆発する試合が見れたら、ぼくはうれしいです。




 ここからは本当にタフな日程になりますので、どのチームのどの選手もケガなく元気に戦い抜いてもらえればと願うばかりです。


 今シーズンも最後までがんばれ杉浦佑成選手、がんばれビーコル。


 おわりです!





○追記(2024年3月19日の夜)



 この記事投稿した後に、富山グラウジーズから発表がありました。そう、新加入選手の発表が!


 



 NBAでもプレーした経験を持ち、過去にはファイティングイーグルス名古屋に在籍していた期間もある選手です。




 ハイライトで出てきた動画がありましたので、参考に載せておきますね。


 FE名古屋時代のジョナサン選手を見てみた中では、インサイドが専門の選手という印象を受けるスタッツでしたね。2Pが多く、ハイライトでもゴール下でプレーしている部分が多いのかなという印象を受けました。



 フィリピンリーグの方も調べてはみたのですが、イマイチよくわかりませんでした。英語の勉強が足りないですね・・・。



 前述のとおり、イヴァン・ブバ選手は富山グラウジーズでは2Pの割合が非常に多い所でしたので、そういった意味でもフィットは比較的しやすい部分があるのかもしれないですね。



 身長も206㎝と大きいので、ジョナサン選手の加入がどう影響するか、要注目ですね。



 追記、おわりです!

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