見出し画像

OKRは動かしてなんぼ

おはようございます。
社労士&診断士のたけちゃんです。
本日はカマタマーレ讃岐対ツェーゲン金沢のビッグマッチがあります。
そんなビッグマッチとは関係なくOKRの運用イベントについてお伝えします。


運用イベント

OKRは運用のやり方が体系化されているのが特筆すべき点です。

昔からいろいろな目標管理制度を勉強してきました。
よくあるのは人事評価制度の中で目標を設定して半年ごとに評価をするというものがあります。
しかし、今のように変化の激しい時代に半年も経過したタイミングで上司と部下で振り返りをするのでは遅すぎるでしょう。

そこでOKRではチームOKRの運用イベントとしてチェックイン、ウィンセッション、コンフィデンスMTG、中間チェックインがあり、それと部門OKR運用イベントの設計をしてタイムリーに実施していきます。

チェックイン

1週間が始まるタイミングで、今週はこれに取り組むと宣言をすることです。
ここでのポイントは1週間が終わったあとのビジョンを語ってもらうことにあります。
ビジョンとは映像化して見えることです。
例えば、労働保険料の申告が終わり、職場がほっと一息つける状態になっていることを目指すとかです。

ウインセッション

1週間が終わるタイミングで、取り組んだことの成果を称え合うことです。
OKRはムーンショットの目標を立てることが原則です。
そのために途中でつまづくことも十分に考えられます。
どんなに小さなことでもOKです。
できたこと、進んだことに対して承認をします。
承認は継続して進んでいくためのガソリンです。

コンフィデンスMTG

コンフィデンスとは自信や確信のことです。
OKRを進めていく中で単純には解決しない問題が生じたときに実施します。
コンフィデンスの度合いが10のうち3〜4のものを扱います。
ポイントはポジティブアプローチ型で問題解決に取り組むことです。

中間チェックイン

四半期が半分過ぎた(6週間)タイミングで実施します。
チーム内のズレやモヤモヤを解消することが目的です。
モヤモヤを抱えた状態では次の6週間に質の高い行動をすることは難しいです。
もし目標設定自体がズレていると感じたら目標自体を見直すのもOKです。

部門OKRの運用イベント

OKRを進めていくなかでの営業部と製造部、製造部と物流部といったように部門横断的な問題に取り組みます。
ここでのポイントはルービックキューブを意識することです。
全ての面が揃っている状態を意識します。
営業部にはメリットはあるけど製造部にはデメリットしかないというようなことでは問題が解決された状態とは言えません。
どういう状態であれば営業部OK、製造部OK、物流部OKとなるかを意識して対話をしていきます。

まずは教科書通りに運用イベントを設計して実行していくことが良いでしょう。
早いところだと6ヶ月程度で何か組織が変わってきたかもという実感ができます。

ただなかなか自分たちだけで回していくのが難しいという話をよくききます。
そこで私は毎月、経営者&経営幹部とのMTGでOKRの設定と運用イベントのフォローをするための場を設けています。

その中でOKRをさらに効果のあるものとするために1ON1のやり方をお伝えしております。
また機会があればご紹介したいと思います。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?