1ヶ月と少し、Xを止めてみた。
1ヶ月と少し前、Xを離れることを決めた。
暇さえあればXを開きタイムラインをシュッシュしていることが多々あった自分は、軽くSNS (特にX)依存に陥っていた。男女の奢り奢られ論争や著名人の不倫、20代でやるべき◯◯などの自己啓発羅列やインプゾンビ…etc
どこの誰かも分からない人々が、Xという異世界で喧騒カオスを絶えず生み出していた。
情緒を揺さぶられる自分。気づけば自分のX界の傍観者(虜)となっていた。そんな中で一度Xから完全に離れてみよう、ということで1週間のプチデトックスを行った。そのつもりが、気づかぬうちに1ヶ月も経っていた。
結論、1ヶ月間Xを止めてみて「大きくプラスだった!」「心が劇的に安定した!」という訳ではなかったが、Xが僕に与えていたマイナス影響を大きく削ぎ落とすことが出来たと思う。
なぜ今までX (Twitter)を使っていたのか?止めなかったのか?
一言でいうと、マイナスよりもプラスの方が大きかったから。僕はTwitterを黎明期の2012年頃から精力的に使い続けてきた。用途は専ら情報収集で、大好きなMr.Childrenの最新情報やサッカーの話題などリアルタイムで動き続ける情報をキャッチアップすることに躍起になっていた。友人や知人の近況や投稿を見るのも楽しく、自分の好きや知っている範囲の情報を得ることのできるツールとしてX (Twitter)は大好きだった。
しかしTwitterからXに変わり、アルゴリズムの変更 · クリエイター広告収益プログラムに変わってからはマイナスがプラスを追い越した。前述の通り、どこの誰かも分からない人々の誹謗中傷ポストや広告収益目当てのインプゾンビが突如溢れ返り始めたことにより、人の黒く・暗く・醜い部分を顕著に感じるようになった。一時期は数多くいたリアルの友人や知人も次々とTwitterX→Xへの移行と共に引退していった。
そしてふと、成田悠輔の投稿を見て1週間だけSNSをプチデトックスしてみようと思いログアウト。アプリも携帯から消してみた。
Xを止めてみて気付いたこと
Xのプラスを代替できるツールはある
僕がXを止めたいと思っていても止められなかったのは、リアルタイムの情報収集としてXが一番便利だったから。特に大好きなサッカーで、海外で活躍する日本人選手がゴールを決めた時に瞬時にゴールシーンを見ることができる。これは何ものにも代え難いXのプラス要素だ。しかし、Xを止めてみると他のツールでも代用できることが分かった。例えば、「Yahoo!リアルタイム検索」はタイムラインは現状で最高のツールだ。
Yahoo!リアルタイム検索にはタイムライン機能が無いので人の黒く・暗い部分を意図せず閲覧してしまい悪影響を与えられることはない。検索機能のみあり、自分が知りたい話題を検索するとXからホットな投稿のみを抽出して知ることができる。知りたい情報を、知りたい時にだけ得ることのできるのは、まさに良いとこだけ取りの最高ツールだ。
Xを止めたからといって生産的な何かをするわけでもない
僕がXをよく見る時間帯は、電車&バス内・昼休み・ベッドタイムが主だった。しかし、Xを止めたからっといって読書など生産的?な時間に完全代替したわけではない。確かに読書の時間は増えたが、大部分はYoutubeやInstagram、ネットサーフィンなど他のSNSにすり替わっているだけだ。
YoutubeやInstagramでオススメされるショート動画を無心で見てしまう自分には相変わらず霹靂とする時もあるが、X投稿のような黒く・暗い感情が言霊となって心を刺激することはない。
今の自分にXは必要ない
インフルエンサーになって多くの注目を集め、広告収益を得たいわけでもなく、個人事業主としてサービス購入を促すわけでもない。Xのマイナスを埋め、プラスを代替できるツールが見つかった以上はXは必要ないなと感じる。X上で起こっている出来事はどのみちYahooニュースにも度々挙がるので、こちらが追わなくても知ることになる。
もうしばらくはこの状態を続けようと思う。
-End-
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