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「して貰う」ことに慣れた人は、退院してからも「して貰う」が当たり前になる

こんにちは。平野健大です。

あるポストをみて、大きく頷いてしまいました。

入院中、運動や生活介助を「して貰う」ことに慣れた人は
退院してらかも「して貰う」ことが当たり前の思考になってしまう

4月から訪問リハなどで、介護保険の現場を見ていると、その通りの方々に出会います。

介護保険サービスの内容を決めてもらう
リハビリの内容は、おまかせ
回復期で20分以上歩く練習したのに、買い物はヘルパーさん
入浴はデイサービス
外出は、リハビリでの屋外歩行または車椅子で家族が押す

いやはや、6か月リハビリした目的は何?

あきれるばかり、そして、何かできなくなると
医療従事者、家族の責任に

あなたは誰のために生きてるの

ポストの続き

主体性を無視した介入はただのエゴ

作り出していたのは我々でした

でも医療現場だけでなく、育児や仕事でも同じことは起きている

先回りしてすべてやってしまう親
整て貰うのが当たり前な子ども

細かな指示をだし、フォローまで完璧な上司
指示して貰う、手伝って貰うのが当たり前な新人

この当たり前が、当たり前でないことに気づく時
子どもは大人になる、新人は部下を持つ
気づくときはくるでしょう

しかし、介護の現場では、最後まで気づかない
気づかせようとしたら、怒られる
上手く気づかせられる人はいると思う
でも現場にそんな余裕は実際ない
気づかせても変わることはほとんどない

変わるまでやろうとするとコストが合わない

制度・システムの問題なのだろうか
教育からなのだろうか

井戸を掘ってあげるのではなく
井戸の掘り方を教え、一緒に掘る

難しい。。。。

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