UP DINING UBUSHIMA｜191117

天草の産島という無人島で「UP DINING」なるイベントが行われた。天草の河浦地区からボートで5分くらいで渡れる無人島・産島。かつて200人以上は住んでいた島も、今では町のお祭り以外では渡る機会もなく、ただナイスなかたちをして海に浮かんでいる。そんな象徴的な島を地域の魅力を編集していく拠点として活用できないかということで企画されたのが今回のイベントだ。

経産省のふるさとデザインアカデミーという事業をきっかけに始まったこのイベントは、つい1ヶ月ほど前に企画され、地域内外の人たちが協力して夢中で完成させたもの。地元のフレンチレストランPiccasoのシェフを筆頭に、熊本のタレントが揃った。チームのスタッフィングがディレクションのほとんどだとつくづく感じた。

天気にも恵まれ、よい時間、よい食、よい音楽、よい舞、よい明かり。3時間ほどの滞在だったが、無人島に渡るあの異世界への入り口感は独特で、いろんなエンターテイナーがこの島を活用して、新しい取り組みがうまれたらいいと思うし、こんな会に招待してもらったら関わらざるを得ないというものです。熱のこもったアイデア募集してます。