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マッチングアプリで3人と付き合った話〜本編

ネットで買い物する時、どんなところに目を向ける?
商品情報が詳しく正しい。
ビジュアルが好み。写真が何枚ものってる。
消耗品でなく長く使っていけるかどうか想像出来る。
誤字脱字があったり写真が明瞭じゃないものは言語道断。

「自分が商品だとしたらどう見せるべきか」

私がマッチングアプリでプロフィールを作る時に気にしていたこと。相手を見る時にも同様にチェックしていた。
自分の魅力を相手に伝えることって大事だと思う。ただし美化させないこと。思ってたのと違うって互いに不幸だ。あとはしつこい勧誘もよくない。すべてアプリだから目に見えて顕著なだけで、日常でも変わらないとも思う。

さて、数年前マッチングアプリ「Pairs(ペアーズ)」に登録をしていた私は、6人くらいの人と実際に会いその結果3人と付き合った。

マッチングの最初のメッセージは特に大事だ。
これは本を開いた時の1行目。いくらタイトルが秀逸で装丁が良くて帯が面白そうでも、内容で惹かれなければ結末を知ることなく閉じられていしまう。「はじめまして!マッチングありがとうございます。仲良くして貰えたら嬉しいです。」そんなテンプレート文章は好きじゃない。男女問わず「あなただけ特別。あなただから話したい。」そう感じさせるだけで相手は喜ぶと思う。なので好意は隠さず具体的に示す(とはいえ過度な好意と望まれていない好意は除く)。

相手を喜ばせること。
例えば<店員さんにお礼を言うとなんだか気持ち良い。店員さんも嬉しくなってやる気もUPする>という幸せな循環がある。
これってどんな人間関係でも言えると思うんです。
相手が幸せになると自分も幸せになる。ただし相手に対して私を幸せにして欲しいと願うのは違う。自分の機嫌は自分でとれ。自分から動くしか何かを変える事は出来ない。とおもう。

会うまでにはアプリ上、もしくはLINEでメッセージのやり取りをそこそこ重ねた。正直、最初はめんどい。知らない人のことを探っていくのって大変だもの。ビジネスメールを返す気持ちで日々のタスクにしていた。でもそんななかで面白い!と思う人と出会う。
実はアプリを始めて、最初に会った人と最初に付き合った。つくづくタイミングと勢いって大事。

初めて会う時はお昼。お酒は無し。アルコールは感覚を鈍くさせるので最初は控えたい。3回会ったらお付き合いの流れだった。そこはもうお互い好意があるってなんとなく分かってるから。互いに「興味があって恋人候補として会ってる」のが前提なので話が早い!とにかく効率良い。

会っちゃえばもうね、ふつーです。
初対面の人と会話を弾ませる事は出来るので、あとは互いにラブな方の気持ちにスイッチが入るかどうか。うまくいけば「はじめて会ったなんて思えない」とか言い出す。そこからどういうお付き合いに発展していくかそれは人それぞれ。詳しく書くこともないかと思うけど参考までに(?)交際期間を。
1人目、4ヶ月。
2人目、半年。
3人目、3ヶ月。
出会える手段を知っているから、別れを決意するのはもしかしたら早いかもしれない。メリット/デメリット。

マッチングアプリを利用していてよく言われてたこと。
「人に紹介する時に何ていうの?」
それに対しては「マッチングアプリで出会った」です。親にも友達にも誰に対してもそう紹介していたな。否定的な人も別にいなかった。相手はどんな人なのか?という単純な質問はあったけど。実際に周囲でマッチングアプリで出会って結婚する人も珍しくなかった。恋愛結婚のギスギス夫婦と、お見合い結婚で仲良し夫婦、どっちも見てきたというのが根底にあるのかもしれない。中学生のときからネットを通じて友達も出来ていたし、旅行にいくほど仲良しな友達との出会いはネットだった。

その後、私は自分が担当しているラジオ番組の中で恋人を募集し、出会った人と今もお付き合いをし1年以上仲良くしている。アプリは退会済みだ。

いろんなひとと出会って、楽しんで、生きる。
マッチングアプリはその一つの選択肢としてとても役立った。
サンキューペアーズ。でももう登録しないことを願ってる。


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