子どもの適応力の凄さについて
子どもを保育園に連れて行くようになってから数年が経ちました。
今は2人の子どもを違う保育園に連れて行くので、保育園の違いなども体験できて色々興味深いこともたくさんあります。
そんな中、今までで1番驚いた体験が子どもの適応力の凄さでした。
始めて保育園に連れてこられる子どものほとんどが新しい場所に対しての恐怖心や親と離れる寂しさから大泣きすることがほとんどです。
泣くわが子を見て、心を折られた方もたくさんいると思います。そして「あんな辛い思いをさせてしまった」とどうすることもできない反省をしている方もいると思います。
でも僕はある日見た友人の子どもの適応力に驚かされ、その後の登園初日を乗り越えるための教えにしています。
その子の登園初日の登園時間がたまたま僕の子どもの登園時間と一緒で(僕の子どもは2年目で余裕な状況でした)、それはもう吐くのではないかというくらい泣きまくっていました。お母さんも本当に困惑され、そのまま連れて帰った方が良いのではないかという話もされていました。でも保育園では親が帰ること(仕事に向かうこと)をためらっていると子どもがずっと泣くことになるので、心を鬼にして保育園を後にします。
そして玄関先まで聞こえてくるのがわが子の叫び声。本当にこの日ばかりは心が折られます。
その日は僕の方が保育園を出るのが遅くなり、泣き叫ぶその子を見ながらタオルをかけたり着替えを準備したりしていました。僕の中でもこんなに泣く子は始めてで、辛い2週間(平均的に慣れるまでにかかる時間)になるだろうなぁと勝手ながら思っていました。
しかし...
その子のお母さんが保育園を出てほんの2、3分後に、泣くその子を見かねた園長先生が部屋に入ってくるや否や
「僕、泣いてないよ!」
と言い、僕の子どもや周りの子どもと遊び始めたのです。
僕もビックリしてえらいねぇ!と思わず声をかけてしまいました。
先生たちは大爆笑とその子に賛辞を送っていました(笑)。
子どもたちは親が思っているほど弱くなく、そして懸命にその場に馴染もうと努力をします。本当にすごいと思います。
僕の子どもも朝は「行きたくない!」と行っても、帰りに迎えに行くと「帰りたくない!」と言います(笑)
僕たちが思っている以上に子どもたちは強く、そして長けた適応能力を持ち合わせています。
大人が同じような環境に置かれた場合どうでしょうか。こんな適応能力を発揮できるでしょうか。
子どもの能力や可能性に日々感動させられています。
終わりに
先日インタビューを受けた記事の第二弾が掲載されました。ぜひ読んでみてください!
竹鼻良文/TAKEHANAKE代表
TAKEHANAKE design studio HP
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