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参加ノート|BORDERLESS TALKS #05 「過去の延長にない未来を生きていい」

登壇者
ボーダレス・ジャパン 田口一成さん
スマイルバトン 三原菜央さん

三原菜央さんの紹介

市立の学校で先生+広報を8年。教員は天職だと思っていた。
1人の生徒から「先生おすすめの一般企業教えてよ」と言われ、頭が真白に。

世の中にどんな業種があるのか、今はどんな社会なのか?
答えられない自分が、その生徒に選択肢を与えることができるのか?
今なら何もかも自分ができる必要はなく役割分担できるかもしれない。
だけどそのときは社会を知らなきゃと学校を辞めた。

その後、ベンチャー企業2社、リクルートライフスタイルを経てボーダレスジャパンに参画、現在スマイルバトン代表

教育と社会のズレ

自分の意見を伝えるのは苦手だった。

「三原さんはどう思う?」

答えはどこだろう?この中に答えある?
答え無い中、「どうしたい?」

現在の教育制度について調べた。
150年前の教育制度、50年前と同じことを教わってる。

現在Society5.0にあって、3.0工業社会のときの成功体験を脱せていない。

時代大きく変わっているのに、教育を取り巻く組織、文化はそのまま、違和感は感じるが変えられない。

リクルートに勤めながら、毎月「先生の学校」というイベントを開催、延べ3500人が参加。

先生の現状
・離職者増えてる
・教育学部志願者減少してる
・採用試験の倍率が低下してる

「先生の学校」これまでの活動をアップデートしていく。

結果はどうやって生み出すのか?

結果に至るプロセス

思考 → 行動 → 結果

思考の段階で、ネガティブな思いなど背景があると行動に移せない
「先生の学校」では思考から行動できるように

各地域、学校、先進事例を取材、シェア、
「思考」、「スキル」、「Will」をアップデート

固定観念

できない理由ではなくどうやったらできる?

工業社会(Society 3.0)を象徴するロールモデル → 固定観念

(田口さん)組織マネジメントはコントロール?

 → Something New「クリエイティビティ」
 → 個人の力をどうエンパワーメントできるか

教育を取り巻く環境

現場では変えられない
自由に決める裁量がない

構造的に難しい

→ 面白い取り組みを紹介

(田口さん)何でその人はできてる?

  取材して思ったこと
  前年踏襲、今までそうやってきた、それを疑ってアップデートしている

(田口さん)異質な存在?

  横の繋がり持つこと大事

フィンランドの教育

フィンランドは人口550万人、国土は日本と同じくらい

昔は日本と同じような課題があったが、教育改革に力を入れた。

1.先生になるハードルを上げる
2.実習多い

学校に裁量、人事権も校長に
フィンランド教育にかける税金多い

今は中国も先生になるためのハードルをあげている。

先生の現状

現状維持がやはり多数を占める
変えていこうは少ない

先進的取り組みを止められてしまう

2018年は複業元年

三原菜央さん著書「自分らしく働くパラレルキャリアのつくり方

トヨタも言うように現在は終身雇用の継続は厳しい
企業としても優秀な人材は確保したい…

三原さん
パラレルキャリアは時間管理が大変になるくらいでデメリットない

「自分にしかできないことをやりたい」
 → パラレルワーク
 → ここに注力したい
 → 専業
 という流れ

定年退職後、何をするか?
 → 今のうちから何かスキル磨く
 → 自分らしく生きるための手段

成果主義?
 → 企業の経済的動機からもパラレルキャリアの推奨の動きは加速する
   会社は守ってくれない
   アウトソーシングも広がる

どういう人が生き生きやっていける?

自分を持ってる
「意志(意思)」
あなたは何をやりたい?強みは?
→ Willを持てないことの辛さ

「意志(意思)をつくっていく教育」
「子供の頃から考えていく」
 こうあるべき?

新しいものは結果がわからない
→ だから今まで通り?

どう生きていきたい?

三原さん
2社ベンチャーを経験、両方とも1年で辞めた
何でこんなに自分にフィットしないところを選んでしまうんだろう?
私は私のことを知らない…

自分を知る、社会を知ること大事

自分会議
「どう生きていきたいか?」毎週自分会議を開催
そして「先生の学校」

1年で辞めたことをキャリア的にはマイナスと言われることへの違和感
「どんな状況の人でも今、これから変われる」をサポートしたい

固定観念

どう壊すことができるか?
→ どうせ私はできない?

一緒に越えていきたい

自分会議

何でそう思った?
今週感じた違和感、ムカついたこと
ムカついたことは信念に触るから?そこを深堀り

(田口さん)
 一般論は別にいい、理想に対してどうかが大事、比較しないこと
 「比較ないマインドセット」
 固定観念は本当のような嘘

質疑

自分らしく生きる、その人の幸せ、叶えるマインド醸成 
→ 経済に支配されてしまう部分ある

多様な評価軸、そもそも評価必要か?
→ フィンランド 
  自分が今、何をどれくらい理解したことを知るためのテスト

保護者へのアプローチ
→ 子供はみんなで育てるを再構築したい
  スペシャリスト巻き込む

「先生の学校」紹介

https://www.sensei-no-gakkou.com/

月額450円税別、年3冊雑誌「HOPE」届く他、様々な企画参加、イベント会員料金で参加

(田口さん)
お題「お金、年齢理由に取り組めていないことは?」


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