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【Match Preview】明治安田生命J1 第24節 鹿島アントラーズ-サンフレッチェ広島

2022/08/06 (Sat.) 18:00 Kick Off
2022明治安田生命J1リーグ 第24節
鹿島アントラーズ-サンフレッチェ広島
@県立カシマサッカースタジアム

Team Data

鹿島アントラーズ

(2位)

直近の試合結果

7/6 リーグ C大阪戦(H) △3-3
7/10 リーグ 札幌戦(A) △0-0
7/13 天皇杯 G大阪戦 ○2-0
7/16 リーグ 神戸戦(H) △1-1
7/30 リーグ 横浜FM戦(A) ●0-2

欠場予想

荒木遼太郎(腰椎椎間板ヘルニアで離脱中)
松村優太(右大腿四頭筋損傷で離脱中)
名古新太郎(左腓骨筋腱亜脱臼で離脱中)

Topics

関川郁万
…今節出場すれば、J1通算50試合出場達成。

サンフレッチェ広島

(6位)

直近の試合結果

7/10 リーグ 湘南戦(H) △1-1
7/13 天皇杯 群馬戦 ○1-0
7/17 リーグ 京都戦(A) △1-1
7/30 リーグ FC東京戦(H) ●1-2
8/3 ルヴァン 横浜FM戦(H) ○3-1

欠場予想

東俊希(左下腿コンパートメント症候群で離脱中)
鮎川峻(左足第5中足骨骨折で離脱中)

鹿島キラーは…

柏好文
…鹿島戦は通算26試合に出場して、6ゴールを記録している。

Game Data

直近の対戦成績

・2017/06/04 広島 1-3 鹿島
・2017/10/14 鹿島 2-0 広島
・2018/03/10 鹿島 0-1 広島
・2018/09/01 広島 3-1 鹿島
・2018/09/26 鹿島 2-0(延長) 広島 ※天皇杯
・2019/06/18 鹿島 1-0 広島 ※ACL
・2019/06/25 広島 3-2 鹿島 ※ACL
・2019/06/30 鹿島 2-2 広島
・2019/11/23 広島 0-0 鹿島
・2020/02/23 広島 3-0 鹿島
・2020/10/24 鹿島 1-0 広島
・2021/03/13 鹿島 1-1 広島
・2021/11/03 広島 1-4 鹿島
・2022/05/07 広島 3-0 鹿島
リーグ戦通算:鹿島31勝、広島21勝、9分
※鹿島はここ3年間ホームで負けなし

予想スタメン

Preview

攻撃的になったサンフレッチェ

前節は首位横浜F・マリノスとの直接対決だったが、0-2で敗れてしまった鹿島アントラーズ。首位との勝点差は8にまで広がってしまったが、このままズルズルと今季を終わらせてしまうわけにはいかない。そんな中で1週間空いて迎える今節は、ホームにサンフレッチェ広島と対戦する。

広島はここまで9勝8分6敗で6位。今季から就任したミヒャエル・スキッベ監督の下、強度を押し出したアグレッシブなスタイルを構築しつつあり、ここまで国内全大会で生き残るなど成果を出している。ただ、リーグ戦では勝ち星も積み重ねているが、取りこぼしも目立っており、前節はアディショナルタイムの失点でFC東京に1-2と敗戦。現在、リーグ戦は4試合勝ちなしとなっている。それでも、ミッドウィークのルヴァンカップでは横浜FMに3-1で勝利。中2日ではあるが勢いを持って、カシマに乗り込んでくる。

今季の広島は昨季と布陣こそ変えていないものの、守備は前線からの強度が増し、より高い位置でボールを奪おうと仕掛けてくるようになった。そのため、3バックもガンガン前に出て潰しに来る。その分、裏にスペースは生まれやすくなっているが、元々3バックの対人能力が高いのと、その前に潰し切るくらい圧力を掛けていくんだという意識が強いのか、その辺りはあまり気にしていないようだ。

攻撃ではトランジションの時に一番持ち味が発揮される。高い位置で奪って、そのまま手数を掛けずに仕留めたいというのは、自然な考えだろう。前線のアタッカーはフィジカルに優れているし、サイドのプレイヤーは突破力がある。中央にはファジーなポジションが取れて、そこからパスなりシュートなり仕事ができる満田誠や森島司がいるため、彼らの持ち味を最大限発揮できるというわけだ。

強度で負けず、再び立ち上がれ

そんな広島に前回対戦では0-3で完敗を喫している鹿島。広島の強度の前に後手を踏み続け、押し込まれたことで、終始相手のペースで試合を進められてしまった。今節もその二の舞だけは避けたいところだ。

前提として広島の強度に押し負けてしまっては話にならないし、最終ラインには特にそれが求められる。鹿島の最終ラインは各々が目の前の対峙したアタッカーに競り勝つことが前提で構成されているため、そこをやられると一気に脆くなってしまう。関川郁万やキム・ミンテ、三竿健斗といった中央の守備を任された選手の奮闘には期待したい。

攻撃では広島が前からボールを奪いにくるため、それを逆手に取りたいところ。特にサイドにはスペースが生まれるので狙いどころだ。前節の横浜FM戦でも奪ったボールをサイドにつけてカウンターを狙う、という形は前半見られていただけに、今節はそれをフィニッシュに結びつけて、ゴールを奪いたい。このところ勢いが止まり気味のアルトゥール・カイキや樋口雄太のパフォーマンスは注目だろう。

前節敗れたことで、厳しい立場であることは否めない。それでも今季ここまで戦ってきたことを否定しないためにも、今節はリバウンドメンタリティが求められる一戦となる。今季の鹿島はここまでで終わりなのか、まだ戦えるのか。試される試合である。

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