鹿島アントラーズ選手名鑑2022
GK
No.1 クォン・スンテ
38歳
在籍6年目を迎えた神様仏様スンテ様。昨季は終盤にレギュラーを奪い返し、堅実なプレーで最後尾からチームを支えた。ハイボールの強さは鬼だし、判断もとにかく安定している。日本語もペラペラでコーチングもピカイチ。『鬼滅の刃』を字幕なしで観ている。ゴルフ大好き芸人。
No.29 早川友基
23歳
大卒2年目。昨季は天皇杯で公式戦デビューを果たした。シュートストップに自信があり、足元の技術も高い現代的なキーパーだ。基本的に年下に舐められている。大学の時は朝練が早すぎて、朝ごはんは味噌汁だけ飲んでいた。
No.31 沖悠哉
23歳
昨季は開幕から守護神として君臨していたものの、ハイボールへの対応とプレー判断に難があり、シーズン終盤はレギュラーの座を明け渡してしまった。シュートストップと右足のキック精度は高く、今季は再びレギュラー奪取に挑む。テンションとプレーの質が比例してきたり、自分に突っ込んできた相手選手にガン飛ばすあたり、大先輩の曽ヶ端準氏の若い時に似てきた。
No.38 山田大樹
20歳
ユース育ちの大型キーパー。ルーキーイヤーはリーグ戦デビューも果たしたものの、昨季は序盤の大ケガでシーズンを棒に振った。今季は復活を期すシーズンとなる。190cmの恵まれた体格をシュートストップやハイボールへの対応に活かし、また足元の技術も高い。夢はでっかい牧場を買って、優雅に暮らすこと。
DF
No.2 安西幸輝
27歳
昨夏にポルトガルから戻ってきた突貫小僧。サイドならどこでもこなし、キレのあるドリブルでチャンスを作り出す。昨季は左サイドバックに落ち着いたが、左足は呪われてるのかほとんど使わない。なぜか年下の鈴木優磨の舎弟にされている。
No.5 関川郁万
22歳
昨季、終盤にポジションを掴むと、それまでのトンチキな判断ミスが激減して、地上戦最強兵器へと変貌。覚醒間近で、今季はセンターバックの軸として期待されている。守備はもちろん、正確かつ鋭い縦パスも武器。昨季は寮長で綺麗好き。やってみたいのはキックボクシングなので、たぶん近々RIZINに出るんだと思う。
No.15 ブエノ
27歳
昨夏にブラジルから帰ってきた肉体の悪魔。強くて高くて速く、ダンプカーみたいなタックルで数的同数のピンチでもなんとかしてしまう。昨季はコンディションが上がらず、味方とも噛み合わなかったが、今季は万全の状態でその肉体を存分に見せつけてほしい。高校時代から日本で生活しているため、日本語はペラペラ。昨季までいた永木亮太より上手いと言われていた。
No.16 小田逸稀
復帰
24歳
J2での2年間の武者修行を終えて帰還したサイドバック。右でも左でもソツなくこなし、空中戦の強さは異次元。唐突にゴールに絡んでくる意外性も魅力だ。左足の精度と時折あるメチャクチャなプレー判断が課題。顔は松井秀喜に似てる。
No.20 キム・ミンテ
新加入
29歳
仙台、札幌、名古屋を経てやってきたコリアンファイター。センターバックとボランチをこなし、強烈なタックルをおみまいして相手の攻撃を潰していく。鹿島では抜けた犬飼智也、町田浩樹の穴を埋める期待がかかる。奥さんは日本人で、「ニホンゴワカリマセン」と日本語で言えるくらいにはペラペラ。
No.22 広瀬陸斗
27歳
高精度のクロスを持つ右サイドバック。優れたパスセンスでボールを前線に繋げ、チャンスを作り出せる。実力は間違いないが、昨季は常本佳吾にポジションを譲り、それを見せる機会は限られてしまった。加入3年目の今季こそその真価を見せたいところ。後輩の面倒見も良く、関川郁万覚醒の影の立役者。サウナ部部長。
No.23 林尚輝
24歳
大卒2年目のセンターバック。特に穴がない総合力に優れたタイプで、ルーキーイヤーの昨季も大崩れせずにプレーしていた。対人兵器としてはまだ不安があるので、そのあたりのレベルアップが今後の課題。大学では成績優秀だった。関西人であるもののその空気をあまり出していなかったが、松村優太と組んだ漫才ではきっちり優勝を勝ち取っていた。
鹿-1優勝コンビ#SOCIOフェスタ pic.twitter.com/ln2kVRlZjY
— タケゴラ (@takegola) December 5, 2021
No.28 溝口修平
【お知らせ】#kashima #antlers #鹿島アントラーズ
— 鹿島アントラーズ (@atlrs_official) July 16, 2021
ユースに所属する溝口 修平選手が2022年よりトップチームに昇格することが内定しました！#溝口修平
溝口選手、これからともに戦いましょう！
詳細、プロフィールは公式サイトで！https://t.co/xYT53dSwWe pic.twitter.com/3pTL9l1E3x
新加入
18歳
ユースから昇格してきたルーキー。左サイドバックを務め、高い精度の左足を持つ。ボールの置きどころとパスの選びどころがいいので、ボールを大事に繋ぐチームならその力を存分に発揮できるはず。左サイドバックは層が薄いので、早いうちからチャンスをもらえる可能性も。
No.32 常本佳吾
24歳
ルーキーイヤーから明治ブランドの力を示し、主力に定着した右サイドバック。豊富なスタミナはもちろん、繋ぐこともソツなくこなす。そして、対人では昨季前田大然や三笘薫を封殺し、その力を存分に示した。クロス精度やたまに出てくる色気の部分がなんとかなれば、代表でも十二分に戦えるはずだ。プレー面ではあまり文句がないが、私生活では問題があるらしく、「細かい嘘をつく」「私服がダサい」「部屋が汚い」とチームメイトから非難轟々。
彼が三笘薫や前田大然とマッチアップして封殺し、私服はこの衣装よりダサいとチームメイトに言われる、性格に問題のある鹿島の右サイドバックです#SOCIOフェスタ pic.twitter.com/ig66mrILKk
— タケゴラ (@takegola) December 5, 2021
MF
No.6 三竿健斗
26歳
チームリーダーを務めるボランチ。ボールを確実に運び、守備ではバランスを取りながら相手のチャンスを摘み反撃の機会を作り出す。結構テンションのノリでプレーが左右されるが、レオ・シルバと永木亮太の抜けた今季はその存在が非常に重要になってくる。意識高い系でも有名だが、昨年に日テレの後藤アナを嫁に迎えて、いい塩梅を見つけはじめた。ありがとう、後藤アナ。
No.7 ファン・アラーノ
26歳
「何考えてんのかわからない」「宇宙人」「トランジションお化け」「自作自演男」と幾多の異名を持つブラジル人。よく走るし、チャンスにもよく絡むが、大概自分で台無しにしてくる。それでも差し引きすると貢献度は高く、今季も2列目で死ぬほど走ってくれるはず。めっちゃ大食い。
アラーノの最高にアラーノだなと思ったエピソード
アラーノ、ゴールした時はフェイスガード外したくせに、最後の場内一周の時はフェイスガード付けっぱなしだったの、最高に意味わかんねえな
— タケゴラ (@takegola) June 20, 2021
No.8 土居聖真
30歳
チーム最古参となったユース育ちの生え抜きアタッカー。テクニック高いドリブルやパスで相手を切り崩すのが得意だが、汚れ仕事も厭わないのも魅力。色々言われるものの、なんだかんだでポジションを渡していないあたりに、貢献度の高さが伺える。昨季はプロ初のハットトリックで100万円をゲットしたものの、全額クラブにカツアゲされてアカデミーのためのクラウドファンディングに寄付した。
今年5月にイエローハット賞を受賞した土居選手から申し出があり、イエローハット賞の副賞である100万円をクラウドファンディング「#アントラーズの未来をみんなで」に寄付いただきました。#antlers #kashima
— 鹿島アントラーズ (@atlrs_official) October 30, 2021
明日23時で受付終了です。ご支援のほどよろしくお願いいたします。https://t.co/CgLCHfX7jl pic.twitter.com/W0jGTcmOUP
No.10 荒木遼太郎
20歳
今季から10番を背負う至宝。狭いスペースでボールを受けるのがとにかく上手く、相手のギャップに入り込んではそこからチャンスを作り出していく。プレースキックの精度も上がってきており、昨季は27年ぶりに10代でのリーグ戦2桁ゴールも達成。たぶん近々海外行くので、観ておくなら今。「足の速いやつにギリギリ追いつけるぐらいのパス出して走らせるのが好き」って言うあたりにドSの気を感じる。
No.11 和泉竜司
29歳
元々、ジーニアスと呼ぶにふさわしいくらいの天才肌のアタッカーだったが、色々魔改造を施された結果、献身性高い万能アタッカーに。キレのあるドリブルはもちろん、フリーランや守備もサボらない。働きぶりと数字が比例してこないのが欠点。ゴールもアシストももっと欲しい。大学の後輩にあたる常本佳吾への当たりはやたらキツい。
No.14 樋口雄太
新加入
26歳
鳥栖の10番がやってきた。高い技術で崩しに加わり、強烈なミドルシュートで自らゴールも狙う。切り替えもプレースキックも質が高い。ボランチも2列目もイケるが、チームとして活かしどころを早く見つけ出してあげたいところ。昨年夏に子どもが産まれた新米パパ。
No.17 アルトゥール・カイキ
30歳
とにかくヒゲがすごいブラジル人アタッカー。高い技術も持っているが、最大の武器は身体を張れるところ。相手にぶつかられてもボールを失わず、空中戦も大柄ではないものの結構強い。クロスへの入り方も上手く、前線で起点となれる貴重な存在だ。家族を大切にしており、脛当てには家族の写真がプリントされている。
No.21 ディエゴ・ピトゥカ
30歳
王国からやってきたホンモノのボランチ。最大の武器は一撃必殺のスルーパスだが、他にも独力でボールを運べたり、プレーエリアが広く守備も献身的、と現代的に総合力が高い。課題はプレーが自分のノリによるもののため、味方のリズムとはあまり合わないこと。昨季も単独突撃プレスとかよくやってた。顔はどう見てもシャブの売人だし、笑いながらマシンガンをぶっ放すサイコパスっぽそう。
(殺意) pic.twitter.com/RWaWH84kDe
— タケゴラ (@takegola) June 20, 2021
No.24 小川優介
20歳
パスセンスが武器のボランチ。ルーキーイヤーの昨季は出場機会を得られなかったが、練習試合でボールを持つと非凡なものを見せていた。昨季はサイドバックなどでも使われたが、オフザボールの質と強度を高めてボランチで勝負したいところ。幼稚園児のコスプレがよく似合っていた。安西幸輝の舎弟。
No.27 松村優太
21歳
テクニックも兼ね備えるスピードスター。サイドからドリブルで仕掛けて相手をぶっちぎることができる。昨季はリーグ戦初ゴールなど結果も残したが、終盤戦はチームのユニットに加われずにメンバー入りすら出来ず。今季はシーズン通してコンスタントに出場機会を得たいところ。SOCIOフェスタのネタでやった漫才では先輩の三竿健斗をとことんイジっていた。
松村優太がぶっこんでる
— タケゴラ (@takegola) December 5, 2021
「大阪人はホンマうるさい。川崎戦の後にブラジル人にキレるキャプテンくらいうるさい」
「最初のキャンプでキャプテンに「何もできねえじゃねえか」って言われたけど、漫才が出来ることは見せていきたい」
「あとでキャプテンに小顔ローラー贈らないと」#SOCIOフェスタ
No.30 名古新太郎
復帰
26歳
湘南から復帰したゲームメーカー。パスやドリブルで攻撃のテンポを作り出し、変化をつけることが出来る存在だ。守備でも汗をかくことが出来、ボール奪取でも貢献する。まずは昨夏から続く負傷の完治を目指す。家系ラーメンの店員にいそうな顔をしている。
No.33 仲間隼斗
新加入
30歳
柏からやってきたハードワーカー。独力でボールを運べ、ポジショニングも良い。2列目の他にボランチもこなし、守備も献身的。たまにえげついタックルをかましてカードもらってしまうのが弱点。鹿島では加入してすぐに日本人最年長の座に。好きな女性のタイプは「ツンツンツンデレ」。
No.34 舩橋佑
20歳
小笠原満男の秘蔵っ子。ボランチの位置から長短のパスでボールを動かし、リズムを作り出せる。守備も強度を高めていきたいものの、鋭い読みで相手の選択肢を削ることが出来る。昨季はルーキーイヤーながらスタメンのチャンスを掴むなど、ザーゴが最後に残した贈り物となった。終盤はセンターバックでもプレーしていたが、今季はボランチでもう一度チャンスを掴みたい。
No.35 中村亮太朗
新加入
25歳
甲府から新加入したゲームメーカー。ボランチでも2列目でもプレー出来、長短のパスで攻撃を組み立てることが出来る。後方から飛び出してのミドルシュートも武器に持ち、球際にも強い。また、ルーキーイヤーの得点は全部ヘディングだったように、頭も武器。イタリア人女性認定イケメン。甲府の選手らしく、ファン感では身体を張っていた。
FW
No.9 エヴェラウド
31歳
復活を期すフィジカルモンスター。加入1年目はリーグ戦18ゴールを挙げたものの、昨季はコンディション調整に苦しみわずか1ゴール。本来は前を向いたら止められない強さと速さを持ち、対空時間の長いヘッド、強烈な右足でゴールを狙うストライカーであり、相手からしたら分かっていても止められない選手だ。好きな日本食は焼きそば。
No.18 上田綺世
24歳
鹿島の新エースとなったストライカー。恵まれたフィジカルを活かしたプレーだけでなく、相手のスキを突いたポジショニングから一瞬でゴールを仕留めてくる。日本代表にも選ばれ、プレーヤーとしての完成度は日を追うごとに高まってきており、フル稼働出来ればゴール数はさらに伸びてくるはず。チームメイトには「熊とのハーフ」と言われている。
No.19 染野唯月
21歳
3年目を迎えた世代No.1とも呼ばれたストライカー。身体能力も技術力も高く、ゴールを奪うことから味方を活かすことまで攻撃に関することならなんでも出来る万能型だが、細かいケガが多く上手いこと競争に加われていない。同期の荒木遼太郎や松村優太とポテンシャルは変わらないだけに、そろそろ本領を見せたいところ。ちょっと天然で抜けてる。サッカー選手じゃなかったら、お金持ちの社長になりたいらしい。
No.40 鈴木優磨
新加入
26歳
ベルギーから帰ってきた銚子が産んだ鉄砲玉。前線で身体を張って起点となり、ゴール前では高い決定力を見せる生粋のストライカーだ。ベルギーではそのポジショニングにさらに磨きをかけた。小笠原満男が背負っていた40番を引き継ぎ、鹿島のために尽くす。ちなみに、運転免許はベルギーに行く直前に取得している。
監督 レネ・ヴァイラー
49歳
常勝軍団復活を託された、鹿島初のヨーロッパ系の監督。スイス生まれで、ベルギーやエジプトなど他国でも実績を残してきた。どうやらハイプレスで縦に速い攻撃を好むよう。写真によって正直かなり写り方の良し悪しに差が出ている。まずは来日できますように。
コーチ 岩政大樹
40歳
現役時代は屈強なセンターバックとして鹿島の3連覇に大きく貢献した大先生が9年ぶりに鹿島に復帰。レネ・ヴァイラー新監督が来日できるまで、現場で指揮を執るのはたぶんこの人。指導者としては昨季上武大学で監督を務めていたし、解説としてもその慧眼は高く評価されていたが、その力を古巣の舞台でも見せられるか。Twitterのエゴサ力は鬼。個人的には毎試合1万字のレビュー書いてほしい。
リンク
遠征費とスタグル代に充てるので、恵んでください