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鹿島アントラーズ選手名鑑2023

GK

No.1 クォン・スンテ

Kwon Sun-tae
Birthdate:1984/9/11
184cm
2022Season:リーグ戦27試合出場34失点
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在籍7年目、今年39歳を迎えるチーム最年長。キーパーとしてゴールを守る技術が極めて高く、シュートストップもハイボールへの対応もほとんどミスなくこなす。日本語もペラペラで、最後尾からのコーチングで守備陣を引き締めてくれる。日本食の中でも好きなのは納豆。

No.29 早川友基

Hayakawa Tomoki
Birthdate:1999/3/3
187cm
2022Season:リーグ戦5試合出場5失点
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鋭いシュートストップでゴールを守り、高い足元の技術で攻撃の第一歩になるキーパー。多少のプレッシャーを受けても、ビビらずにショートパスで繋いでいく。昨季終盤にレギュラーポジションを掴み、今季は守護神の座を確固たるものにするシーズンとなる。入寮2日目に部屋に帰ると、勝手に部屋でたこ焼きパーティーをされていた。

No.31 沖悠哉

Oki Yuya
Birthdate:1999/8/22
184cm
2022Season:リーグ戦2試合出場3失点
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ユース育ちのキーパー。ビッグセーブでピンチを防ぎ、右足から繰り出される正確なロングキックで局面を変える。昨季はチャンスもあったが、レギュラーを掴めず、今季は再びチャンスを狙っていく。性格のよさそうな感じがしているが、イライラしやすくしょっちゅう先輩たちにそれをイジられている。

イライラしている時の沖くん

No.38 パク・ウィジョン(New)

Park Eui-jeong
Birthdate:2004/5/22
192cm

韓国からやってきた高卒ルーキー。世代別の韓国代表にも選ばれているレフティーで、恵まれたサイズを活かしてゴールを守り抜く。ポジショニングがよく、大先輩のスンテの下で飛躍を期す。加入発表時の挨拶は全部日本語でやっていたが、いきなりジーコスピリットの「献身・誠実・尊重」を行っており、確実に鹿島色に染められていた。

DF

No.2 安西幸輝

Anzai Koki
Birthdate:1995/5/31
172cm
2022Season:リーグ戦33試合出場1アシスト
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落ちない運動量でサイドをアップダウンし続け、ドリブルでの攻撃参加でチャンスを作り出すサイドバック。昨季は一年を通じて様々なポジションでプレーしながら、主力として稼働し続けたが、満足するパフォーマンスとはいかず。今季はその雪辱を期す。極度のめんどくさがりで、タオルで身体を拭かないエピソードに加え、水道代を支払い忘れてトイレが流せなくなったこともバラされた。

No.3 昌子源(New)

Shoji Gen
Birthdate:1992/12/11
182cm
2022Season:リーグ戦25試合出場1アシスト

ガンバ大阪から5年ぶりに帰ってきたDFリーダー。1対1に滅法強く、的確に相手に寄せてノーファウルでボールを奪い取る技術は一級品。強力なリーダーシップも持っており、味方を動かして守備を統率する。強い鹿島を知る1人として、チーム内外からの期待は大きい。移籍前と違って新しくなったロッカールームに驚いており、「汚くなきゃ、鹿島じゃない」と言っていた。

No.5 関川郁万

Sekigawa Ikuma
Birthdate:2000/9/13
182cm
2022Season:リーグ戦32試合出場
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地上戦では負け知らずのセンターバック。ガツガツと相手に寄せてボールを奪い取り、鋭い縦パスを差し込んで攻撃のスイッチを入れる。昨季は初めて主力としてフルシーズンを戦い、今季も昌子や植田といったライバルは増えたが、ポジション死守を目指す。広瀬陸斗の舎弟。

No.20 キム・ミンテ

Kim Min-tae
Birthdate:1993/11/26
187cm
2022Season:リーグ戦21試合出場1ゴール
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Jリーグでの経験豊富な守備職人。恵まれた体格を活かしてガツガツいってボールを奪い、また的確なボール運びで繋ぎも苦にしない。昨季は失点に絡むシーンが多く、期待値ほどのパフォーマンスは見せられず。センターバックのライバルが増えた今季は、アンカーでのプレーもありそう。日本語は超堪能で、好きなアーティストはマカロニえんぴつ。

No.22 広瀬陸斗

Hirose Rikuto
Birthdate:1995/9/23
176cm
2022Season:リーグ戦20試合出場3アシスト
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高精度のクロスを武器とするサイドバック。右でも左でもそつなくこなし、高い足元の技術で攻撃を組み立てる。味方にピンポイントで合わせるクロスは一級品。プロ意識が高く、若手の面倒見もいいし、FC東京にいる小泉慶とは大の仲良し。

No.28 溝口修平

Mizoguchi Shuhei
Birthdate:2004/2/13
174cm
2022Season:リーグ戦出場なし
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2年目を迎えた、ユース育ちの左サイドバック。精度の高い左足を持ち、的確な判断でボールを供給して、チャンスを作り出す。守備面を向上させて、レギュラー争いに加われるか。先輩の小川優介にアウトレットに連れてってもらった時、何も買わずに帰ってきた。

No.32 常本佳吾

Tsunemoto Keigo
Birthdate:1998/10/21
174cm
2022Season:リーグ戦28試合出場1アシスト
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イケメン右サイドバック。守備力が高く、大抵のアタッカーとの1対1は封殺して、ピンチを作らせない。勘がよくカバーリングも適切だし、昨季はサイドを駆け上がり攻撃参加の回数も増え、年々成長を続けている。インスタのDMでナンパしていたことを晒され、ネタにされている。

No.39 津久井佳祐(New)

Tsukui Keisuke
Birthdate:2004/5/21
180cm
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昌平高校から3人目の加入となった、高卒ルーキー。身体の使い方が上手く、ボールを奪うスキルも高い。センターバックの先輩たちの壁は厚いが、大化けする可能性も秘めている。ケガが完治していない中で高校選手権を戦っており、まずはコンディションを万全にして、プロの世界に飛び込んでいく。

No.55 植田直通(New)

Ueda Naomichi
Birthdate:1994/10/24
186cm
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4年半ぶりに海外から帰ってきたファイター。強さ、速さ、高さ、全てが優れており、フィジカル勝負では外国籍選手でもほとんど負けることはない。ワンステップの鋭いロングボールも持っている。昌子とのゴールデンセンターバックコンビ再結成で、新たな鹿島の時代を作る。新卒の時に「自分を動物で例えるなら?」という質問に「ワニ」と答えており、ワニ🐊の絵文字が公式で使われる時は、植田のことを指している。

MF

No.8 土居聖真

Doi Shoma
Birthdate:1992/5/21
172cm
2022Season:リーグ戦23試合出場1ゴール1アシスト
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ユース育ちの生え抜きアタッカー。テクニックが高く、パスやドリブルでチャンスを作り出しながら、自らもゴールに絡む。攻撃のバランスを取れる存在だ。昨季はキャプテンを務めたが、レギュラーに定着できず。30代を迎え、もう一度主力に返り咲けるか。娘のためにキャラ弁を作る、よきパパ。

No.10 荒木遼太郎

Araki Ryotaro
Birthdate:2002/1/29
170cm
2022Season:リーグ戦13試合出場1ゴール1アシスト
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10番を背負う若き天才。スルスルとスペースに入り込んでボールを引き出し、ドリブルで敵陣を切り裂き、一撃必殺のスルーパスでゴールを演出する。昨季はケガにも苦しみ、不完全燃焼。コンディションを整えて今季は、再び異次元のプレーを見せる。鈴木優磨に「たろうちゃん」と呼ばれて、えらく可愛がられている。

No.14 樋口雄太

Higuchi Yuta
Birthdate:1996/10/30
168cm
2022Season:リーグ戦32試合出場2ゴール8アシスト
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鹿島のダイナモにして、チャンスメーカー。ボランチの位置で動き続け、正確にボールを捌いて攻撃のテンポを作れば、自ら前線に進出してチャンスにも絡む。プレースキックの精度も高く、昨季は多くのゴールを演出した。後輩に舐められていて、昨季の移籍後初ゴールの時は関川郁万からドロップキックを食らっていた。

樋口くんの方が4つ年上です

No.15 藤井智也(New)

Fujii Tomoya
Birthdate:1998/12/4
173cm
2022Season:リーグ戦27試合出場1ゴール1アシスト
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サンフレッチェ広島からやってきたスピードスター。50メートルを5秒台で駆け抜ける速さを持ち、サイドから何度でも仕掛けてチャンスを作り出す。松村優太と共にドリブラーとしての期待は大きい。サウナが好きで、広瀬陸斗部長率いるサウナ部に入部か。

No.17 アルトゥール・カイキ

Arthur Caíke
Birthdate:1992/6/15
174cm
2022Season:リーグ戦29試合出場9ゴール3アシスト
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万能アタッカー。ポジショニングに優れ、味方とのバランスを取りながら、自分の仕事をソツなくこなす。大柄ではないが、空中戦は大得意で、昨季はリーグNo.1の6ゴールをヘディングで奪った。とにかくすごいヒゲは家族の要望で伸ばしている。

No.21 ディエゴ・ピトゥカ

Diego Pituca
Birthdate:1992/8/15
178cm
2022Season:リーグ戦28試合出場1ゴール2アシスト
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王様気質のゲームメーカー。相手の急所を狙ったスルーパスだけでなく、ドリブルで運ぶ推進力も持っている。フィジカル勝負でも強く、攻守に走り回ることも厭わない。時に強引なプレーぶりはメリットにもなるし、デメリットにもなる。ミドルシュートは基本適当。油っこいものは好きだが、野菜は大嫌い。

No.24 小川優介

Ogawa Yusuke
Birthdate:2002/4/14
166cm
2022Season:リーグ戦出場なし
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3年目を迎えた小柄なボランチ。技術力が高く、中盤の底から攻撃のリズムを変えられる。昨季は公式戦デビューを果たしたが、今季はコンスタントに試合に絡みたい。安西幸輝の舎弟であり、「チュケマル」というあだ名をつけられている。

No.25 佐野海舟(New)

Sano Kaishu
Birthdate:2000/12/30
176cm
2022Season:リーグ戦20試合出場1ゴール(J2)
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FC町田ゼルビアからやってきたボールハンター。ルーキーイヤーから試合に絡み続け、巧みなボール奪取で相手の攻撃の芽を摘んでいく。ボールを繋ぐこともソツなくこなし、ミドルシュートや前線への飛び出しでゴールにも絡む。三竿健斗の穴を埋めるには打ってつけの存在だ。弟の佐野航大はファジアーノ岡山でプレーしている。

No.26 須藤直輝(New)

Sutoh Naoki
Birthdate:2002/10/1
169cm
2022Season:リーグ戦15試合出場(J2)
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ツエーゲン金沢での武者修行から復帰。昨季はシーズン半ばから出場機会を増やした。小柄ながら、テクニックを活かしたドリブルが武器。ドリブラーの需要が高まるチームで、存在感を示せるか。土居聖真からもらったスニーカーが宝物。

No.27 松村優太

Matsumura Yuta
Birthdate:2001/4/13
173cm
2022Season:リーグ戦12試合出場1ゴール2アシスト
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今季ブレイク必至のドリブラー。昨季はケガに苦しむ期間が長かったが、終盤戦で存在感を発揮。抜群のスピードとテクニックを活かしたドリブルで敵陣を切り裂き、チャンスを作り出す。年々、パワーも向上しており、今季の攻撃のカギを握る1人。幼稚園の年少の時になりたかったのは「イチゴ」。

No.30 名古新太郎

Nago Shintaro
Birthdate:1996/4/17
168cm
2022Season:リーグ戦5試合出場
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長期離脱から昨夏に復帰したテクニシャン。細かいボールタッチやパス捌きで攻撃のテンポを上げられる選手だ。ドリブルのスキルも高く、流れを変えられる存在として重宝されるか。御朱印集めがマイブーム。

No.33 仲間隼斗

Nakama Hayato
Birthdate:1992/5/16
170cm
2022Season:リーグ戦19試合出場2ゴール
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どんな時でも全力でプレーすることから、「魂」というニックネームが付いたアタッカー。小柄な体格だが、攻守に頑張りすぎるくらい身体を張り、フィジカルでも強さを見せる日本人最年長。頑張りすぎてファウルが多かったり、細かいケガが多いので、上手いことバランスを取っていきたい。夜21時には寝て、朝5時に起きて散歩するので、チームメイトから「おじいちゃん」と呼ばれている。

No.34 舩橋佑

Funabashi Yu
Birthdate:2002/7/12
175cm
2022Season:リーグ戦13試合出場
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ユース育ちで飛躍が期待されるボランチ。キックの質が高く、ゲームメイクを得意とする。フィジカル面も年々向上しており、昨季は出場機会を増やした。今季はレギュラー獲りを狙う。先輩たちからは一番雑に扱われている後輩。

No.35 中村亮太朗

Nakamura Ryotaro
Birthdate:1997/9/27
179cm
2022Season:リーグ戦12試合出場
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加入2年目を迎えるボランチ。中盤の底からボールを捌いて、攻撃のリズムを作り出す。サイズもあって自ら飛び出してゴールにも絡むことができる。昨季はスピード不足が祟って、思うように出場機会を得られず。巻き返しなるか。先輩にいい顔しながら、裏でガンガン悪口を言っているらしい。

FW

No.13 知念慶(New)

Chinen Kei
Birthdate:1995/3/17
177cm
2022Season:リーグ戦27試合出場7ゴール
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川崎フロンターレからやってきたストライカー。足元の上手さとフィジカルの強さを活かして、前線で起点を作れる選手だ。空中戦も強く、PKは高い成功率を誇る。沖縄出身らしく、カラオケで必ず歌うのはかりゆし58の『アンマー』。

No.18 染野唯月(New)

Someno Itsuki
Birthdate:2001/9/12
181cm
2022Season:リーグ戦12試合出場1ゴール(J1)、リーグ戦16試合出場4ゴール(J2)
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東京ヴェルディでの半年の武者修行から復帰。チャンスメイクからフィニッシュまで器用にこなせる万能型のストライカーで、打点の高いヘディングも武器だ。フィジカルを向上させ、試合に絡む回数を増やせるか。マイペースな性格で、松村優太には「他人に興味がなさそう」と言われた。

No.19 エレケ

Blessing Eleke
Birthdate:1996/3/5
190cm
2022Season:リーグ戦4試合出場1ゴール1アシスト
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昨夏やってきたナイジェリア出身のストライカー。フィジカルの強さとスピードが武器で、独特なテンポのドリブルで相手をかわしていく。昨季は自分の武器を見せ切れず、フィットできないままシーズンが終わってしまったが、今季は挽回できるか。なぜか、安西幸輝と仲が良く、一緒に焼肉にも行っていた。

No.36 師岡柊生(New)

Morooka Shu
Birthdate:2000/12/9
174cm
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東京国際大学から新加入の大卒ルーキー。元々、ジュビロ磐田への加入が決まっていたが、磐田の補強禁止処分を受けて鹿島入りが決まった。前線でアクションを起こし続けてボールを引き出し、裏抜けからシュートを狙う。攻撃陣のライバルは多いが、存在感を見せられるか。関川郁万は同い年で、小学校、中学校のチームメイト。

No.37 垣田裕暉(New)

Kakita Yuki
Birthdate:1997/7/14
187cm
2022Season:リーグ戦28試合出場6ゴール1アシスト
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6年間の期限付き移籍期間を経て、久々に鹿島に戻ってきた大型ストライカー。恵まれた体格を活かしたヘディングの強さやポストプレーはもちろんのこと、足元の技術も高く、また献身性も高い。どのチームでもそれなりの結果を出してきたが、ユースから育ってきた鹿島でも結果を残せるか。超ミニマリストで、部屋には必要最小限の家具とゴルフクラブしか置いていない。

No.40 鈴木優磨

Suzuki Yuma
Birthdate:1996/4/26
182cm
2022Season:リーグ戦32試合出場7ゴール9アシスト
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昨季ベルギーから帰ってきた、銚子生まれ鹿島育ちのチームを象徴するストライカー。抜群の得点感覚を持っているが、それ以外にもチャンスメイクに守備にと献身性はチームNo.1。その献身性を上手く活かせるかが、チームの命運を左右する。復帰が決まった昌子源には、ことあるたびに帰ってくるように勧誘し続けていた。

監督

岩政大樹

Iwamasa Daiki
Birthdate:1982/1/30
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監督代行として開幕、その後コーチから監督に就任した激動の昨季を経て、監督2年目を迎える。国内でも屈指の理論派だが、目指すのは「パッショナブルなフットボール」。選手たちが主体性を持ってプレーして、試合を支配できるフットボールを志向し、新しい鹿島を作る。陣容は整っているだけに、どこまで結果を示せるか。コメントは語録にできるくらい、ネタには困らない。


遠征費とスタグル代に充てるので、恵んでください