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岩政大樹監督代行の44のことば

2022シーズン始動から3月11日のヴィッセル神戸戦までの発言をまとめてみました。

1

(40歳になって)この年になるともうあんまりね、1つ増えようが1つ減ろうが、まあ減ることないですけど(笑)、気にすることないですけど、40の節目は流石にね、うん、ちょっとどっしり重いものがありますね。

1/30 鹿島アントラーズ公式YouTubeにて

2

とにかく選手たちがワクワクドキドキしながらサッカーをして、観ている人たちにもそれを感じてもらえるように、チームを導くのが指導者の仕事だと思っております

 1/30 鹿島アントラーズ公式YouTubeにて

3

40歳をこのエンブレム(鹿島)を付けて迎えるというのは想像もしておりませんでしたので、非常に光栄に思っております。

 1/30 鹿島アントラーズ公式YouTubeにて

4

-「開幕まで1週間となったが、チームの準備段階は?」という質問に対して

1週間前という段階です(笑)

2/13 PSM水戸戦 アライバルインタビューにて

5

-「監督不在の中でどういうコミュニケーションを取っているのか?」という質問に対して

現場にいる私たちでしっかりとチームを作るということを、(監督から)お願いされてますので、そこはもう今日の結果もそうですけど、内容も責任を持つのは僕だ、というような覚悟で向かうつもりでいます。

2/13 PSM水戸戦 アライバルインタビューにて

6

-「今日の試合でこれを出したい、こういうプレーを見せてほしいというのはあるか?」という質問に対して

選手たちが楽しく、ワクワクウキウキプレーしてくれれば。それを僕が見て、驚いていきたいなという風に思います。

2/13 PSM水戸戦 アライバルインタビューにて

7

-「今日の敗戦をどう落とし込んでいきたいか?」という質問に対して

今日見たかったものはそのまま見ることが出来ましたので、それを全て見られた中で、これからの5試合をどう戦うか、というところを練っていきたいと思います。

2/13 PSM水戸戦 試合後スカパー!インタビューにて

8

今日は非常に良い試合を観ることができていると感じていた。今日までとてもポジティブな空気がチームに流れていて、色々なことが上手く進んでいた。今日のこの結果がまた良い薬になると思って、試合を観ていた。

2/13 PSM水戸戦 試合後記者会見にて

9

-チームの完成度を問われて

勝ったら100%、負けたら0%

2/18 G大阪戦 前日会見にて

10

僕が(鹿島の選手として)勝っていたのは13年も前の話。当時とはサッカーもまるで違う。あの時代のことを追いかけようとしても意味がない。自分たちで新しいサッカーを作ろう。

2/18 G大阪戦 前日会見にて

11

もし僕が選手だったら、勝ってきた時代の人が来て、勝っていたぞという話をしたら胡散臭くて仕方がない。そうはなりたくない。新しい時代を作らなきゃいけない立場にいる。昔の価値観が、邪魔になることもある。新しい強さを身につけ、勝ち取ることで世界にアピールしていく。

2/18 G大阪戦 前日会見にて

12

小手先で片野坂監督に挑もうということではなく、がっぷり四つで行こうと。開幕戦はそういう組み方にしようと思っている。

2/18 G大阪戦 前日会見にて

13

最初に選手たちに伝えていたのは「5試合負けなしで監督に引き継ぎたい」という話だったのですが、水戸戦で負けてから僕の心境が変わりまして、「5連勝で監督に引き継ぐ」ということを宣言しました。なので、一戦必勝で、すべて勝って監督につなげることを目標にしています。

2/18 G大阪戦 前日会見にて

14

-「監督不在の中、どんなことを大切にして開幕戦に向け取り組んできたのか?」という質問に対して

プレーするのは選手、勝たせるのは選手、ということですかね

2/19 G大阪戦 アライバルインタビューにて

15

-「開幕戦、どんな風に戦っていきたいか?」という質問に対して

僕の中でのキーとなるものは選手たちに託しました。それを選手たちが選んでいくもの、選手たちが考えてプレーしていくものだと思っていますので、あとは選手たちが表現してくれるものが僕たちの戦い方ですね

2/19 G大阪戦 アライバルインタビューにて

16

-「開幕戦に勝利して、今の気持ちをお願いします」という質問に対して

ええ、やっと寝れるな、と思います(笑)

2/19 G大阪戦 試合後DAZNインタビューにて

17

-「強度の高い試合を制した要因は?」という質問に対して

選手たちがかっこよかった、かっこいいプレーをしてくれました。それが全てですね。

2/19 G大阪戦 試合後DAZNインタビューにて

18

-上田綺世、鈴木優磨が結果を出したことについて問われて

うちの看板ですからね、ストライカー2枚、ベンチにもエヴェと染野がいて、この4枚がいて。今日、試合前に「今年たくさん点取ってもらう。そのためにみんなでボール運ぼう」という話をして、それをみんながやり遂げてゴールを決め切ってくれたと思いますね。素晴らしかったですね。

2/19 G大阪戦 試合後DAZNインタビューにて

19

-次節(川崎F戦)への意気込みを問われて

僕たちが願っていたシチュエーションで迎えるホーム開幕戦になりますので、全鹿島サポーターの力を借りて、みんなで「打倒川崎」成し遂げたいと思います。

2/19 G大阪戦 試合後DAZNインタビューにて

20

-「途中で[4-2-3-1]に形を変えたと思いますが、コーチの指示だったのでしょうか。選手の判断だったのでしょうか。」という質問に対して

後半、出ていくときに相手が[4-4-1]の想定だったのですが、[4-3-2]だったということで流れは悪くなかったし、相手は10人というところでそのままでもいいと思ったのですが、すぐに相手に致命傷を与えるような攻撃を仕掛けたいということで、荒木(遼太郎)と鈴木優磨のポジションを変えました。意図は相手が中盤3枚になるとスライドが間に合わないことによって中央が空くと。ライン間でのプレーが光るだろうと。そこに優磨がサイドから入っていくほうが相手に致命傷を負わせられるということで、1、2分で変えたんですけど、それがうまくいったと思っています。

2/19 G大阪戦 試合後記者会見にて

21

-川崎F戦について

何より近年は「常勝」の名を明け渡してしまっている相手でもあるので、それに対して自分たちがまた新しい時代を取り返しにいくということを示す試合になります。

2/25 川崎F戦 前日会見にて

22

-前半上手くいかなかったことを問われて

僕のマネジメントの責任だと思います。立ち上がりの失点があったとはいえ、選手に自信を持ってプレーさせてあげられなかったところが僕の責任だと思います。

2/26 川崎F戦 試合後DAZNインタビューにて

23

-次の試合までに修正しておきたいポイントを問われて

僕自身のマネジメントですね。

2/26 川崎F戦 試合後DAZNインタビューにて

24

僕は常々言ってるんですけどサッカーというのはシステムのかみ合わせだなんだ、と言ってますけど、結局最終的には選手の準備と判断の速さが速いか、相手のプレッシャーが速いかだけの話であって、ボールを受ける前の準備をしなかったり、相手が来ることを想定してボールを呼び込まなかったりすれば、相手のプレスにハマるだけの話だ、と。

2/26 川崎F戦 試合後記者会見にて

25

選手たちの目線も近くから探しているのも気になった。これは僕が提示をしてるつもりはなかったですけど、選手たちの目線がそうなってしまったことに対して、自分がどのようにアプローチすべきだったかなということをいま考えているところです。

2/26 川崎F戦 試合後記者会見にて

26

大前提として、この時期の連戦でパフォーマンスが落ちる選手はプロ選手はやっていない。連戦だからというのは気にしていない。

3/1 C大阪戦 前日会見にて

27

-「アタッキングサードで崩し切れないという課題については?」という質問に対して

おそらく心の問題が一番大きいと思っています。前回(川崎F戦)の前半と、今回もそうですけど、「またかよ」という空気が選手にあって、それが少しずつ前向きな気持ちを失わせて、最後の迫力につながっていないというところがあります。そこをなんとか(前向きに)持っていきたいところではあるんですけど、これは1つのゴール、1つの勝ちでしかひっくり返せないものでもあるので、辛抱強くやっていくしかないのかなという気もします。ただ、今日に関してはもう少し最後のところはパワーを出していけるような交代メンバーを用意しておくことも必要だったかなと思っています。その辺は選手だけではなくて、こちら側のマネジメントにも当然問題があったかなと思っています。

3/2 C大阪戦 試合後記者会見にて

28

(監督が合流する)その日まで、あと短い命ですけどやり切りたい

3/5 柏戦 前日会見にて

29

-関川郁万を先発起用したことを問われて

鹿島のセンターバックとしてのプレーぶり、振る舞いを見せてほしいですね

3/6 柏戦 アライバルインタビューにて

30

-今日の勝利について問われて

苦しい苦しい勝ちでしたね、今日だけでなく選手たちが苦しんでいたので、よく乗り切ったなと思いますね。

3/6 柏戦 試合後DAZNインタビューにて

31

-荒木遼太郎について問われて

荒木には、ずっと出来るだけ長い時間ピッチに立ってもらって、チームの問題を解決してもらう、チームを勝ちに導くような活躍をしてもらうということを彼に伝え続けていますし、今日も「途中から行くけども、勝負どころで出すからな」ということをずっと伝えていましたので、まあそれに応えてくれたのは非常に嬉しいですね。

3/6 柏戦 試合後DAZNインタビューにて

32

-今季初の完封勝利について問われて

前半、デリケートな時間帯でかっこ悪い戦いだったかもしれないですけど、よくその時間を乗り切ってくれて、最後の方には両CBが非常に覚悟の決まった顔で対応していましたので、もう信頼して見ていました。

3/6 柏戦 試合後DAZNインタビューにて

33

非常に大きな勝点3だったと思います。これを一つずつ積み重ねながら、最後は頂上に立てるように、もっともっと大人にならなきゃいけないし、もっともっと洗練されなきゃいけないし、そういうところを目指していける価値ある勝利になったと思います。

3/6 柏戦 試合後DAZNインタビューにて

34

前半はひし形で乗り切って、後半はシステムを変えて戦いを転換していくプランで考えていた。意図としては、相手が蹴り込んでくることに対して、中央に人を集める。そこで列を作って、4-4-2は3列となってセカンドボールが拾いづらいので、4-3-1-2にすることで、中央の段差を作って拾いやすくすることを狙っていた。

3/6 柏戦 試合後記者会見にて

35

陸斗については、今日になって先発に変えた。サイドバックから配球する形を増やすこと、これによってCB負担を減らす。そして認知の部分での負荷を少し下げて、彼らの仕事に集中できるようにしてあげることを狙って戦い方を変えた。
陸斗に変えた意図は、彼が非常にいい準備をしていたこともあるし、特にリーダー的な1人という存在でもある。こういった苦しい状況のなか、先頭に立って戦ってくれることへの期待も込めて陸斗にした。

3/6 柏戦 試合後記者会見にて

36

-「CBの2人に試合後、どんな声をかけた?」という質問に対して

試合後に関しては、どんな声をかけたかは覚えていない。彼らと抱き合って泣いている選手もいたので、涙をこらえるのに必死だった。僕自身も彼らの苦しみがまだ分かる歳で、まだ記憶に残っている。
このクラブが持つCBに対する期待、クラブの中にある「勝たなければいけない」というプレッシャーが、かなりのしかかっていた。それをよく乗り越えたという話をした。それはハーフタイムに「よく魔の前半を乗り切った。これで呪縛は取り除かれる」と話しをしていた。0が一つ入るだけで、選手たちの心理はまったく変わってくるもの。そこを乗り切ってくれたことが第一にあった。

3/6 柏戦 試合後記者会見にて

37

0-0で前半を終えてくれたことがすべて。「前半は0-0でいいよ」と言いながらも、守れということではなくて、しっかり自分たちの戦いをしないと0-0では帰ってくることができない。そこは彼らが攻撃のところも狙いを持って戦ってくれて、守備でも抑えてくれたのが大きかった。

3/6 柏戦 試合後記者会見にて

38

-「チームの課題を挙げるなら?」という質問に対して

毎試合変わりますからね。チーム作りというのは下手に右肩上がりになるものではないので。そうですね、自分たちがこのリーグ戦始まって2勝したこと、2試合とも勝ち方が違った、その違ったもの(勝ち方)が出来たっていうことを自分たちで再認識して、それがどのように勝ったかということを今日表現したいと思います。

3/11 神戸戦 アライバルインタビューにて

39

-「今日の戦いをどう評価するか?」という質問に対して

まだまだ不恰好な戦い方しか出来ないチームかもしれませんけど、その中でしっかりと勝ち筋を見つけて、自分たちで勝ち切ったということは素晴らしかったと思います。

3/11 神戸戦 試合後DAZNインタビューにて

40

-「ここまでの戦いぶりを自身でどう評価するか?」という質問に対して

結果は良かった。今日勝てば平均勝点が優勝勝点ぐらいになるということは選手たちに伝えて挑みました。それで勝ち切ったんで、結果として勝点という面ではある程度満足しています。この良い状態で監督に渡せるという面では非常に良かったんですけれども、少し内容のところでキャンプから取り組んできたところを、相手のプレッシャーとかJリーグの試合で勝たなきゃいけないプレッシャーとか色々あるんですけれども、もうちょっと今日の前半のような戦いにならずに、長い時間自分たちが目指すものを出せるような形になれば良かったなと、反省はしています。

3/11 神戸戦 試合後DAZNインタビューにて

41

選手たちが神戸戦の勝ち方というものをしっかりと見つけながら戦ってくれた。それが勝利へとつながった。

3/11 神戸戦 試合後記者会見にて

42

この試合は早い段階から健斗をCBで使おうと決めていた。そのぐらい健斗のことを信頼している。健斗がいることでチームに安心感を与えてくれていた。今日はゴールだけではなく、全体のマネジメントという部分でも助けられた。

ブエノに関しては、コンディションを上げていくのに少し時間がかかったが、ここ数週間は良い状態でトレーニングができていたので、神戸戦か大分戦でいこうという話はしていた。
今回の試合で起用したが、非常に良いパフォーマンスだった。「ブエノの人生においてひとつの大きなチャンスだ」という話を試合前にしていた。そのチャンスをしっかりとつかみ取った。

3/11 神戸戦 試合後記者会見にて

43

僕への接し方は難しかったと思う。その中でもみんなが僕についてきてくれて、ひとつにまとまり、フットボールを楽しんでくれた。その集大成が今日の勝利へとつながった。指導者として非常に嬉しい瞬間だった。

3/11 神戸戦 試合後記者会見にて

44

今日の試合を観ていても、もっと自信を持って相手のプレッシャーを外してプレーしていけるようにやっていかなければいけない。ただ、選手たちが新しいフットボールに対して、非常に前向きに取り組み、楽しんでくれて、僕の言葉を理解してくれた。気合を入れて、毎日取り組んでくれた。チームの一体感は作ることができたと感じている。

3/11 神戸戦 試合後記者会見にて

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遠征費とスタグル代に充てるので、恵んでください