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【Match Preview】明治安田生命J1 第12節 サンフレッチェ広島-鹿島アントラーズ

2022/05/07 (Sat.) 14:00 Kick Off
2022明治安田生命J1リーグ 第12節
サンフレッチェ広島-鹿島アントラーズ
@エディオンスタジアム広島

Team Data

鹿島アントラーズ

(1位)

直近の試合結果

4/13 ルヴァン C大阪戦(A) ○3-1
4/17 リーグ 名古屋戦(H) △0-0
4/23 ルヴァン 大分戦(H) ○3-0
4/29 リーグ C大阪戦(A) ○3-0
5/3 リーグ 磐田戦(H) ○3-1

欠場予想

ブエノ(C大阪戦で負傷交代)
林尚輝(右足第一楔状骨骨折で離脱中)
荒木遼太郎(腰痛)
名古新太郎(左腓骨筋腱亜脱臼で離脱中)
仲間隼斗(右膝内側側副靭帯損傷で離脱中)
エヴェラウド(ブラジルに一時帰国中)

Topics

・今季の鹿島はリーグ戦のアウェイゲーム全勝中
・今季の鹿島はリーグ戦でゴールを決めた試合は全勝中

サンフレッチェ広島

(10位)

直近の試合結果

4/13 ルヴァン 名古屋戦(A) ○2-1
4/17 リーグ 磐田戦(A) △2-2
4/23 ルヴァン 徳島戦(H) ○4-0
4/29 リーグ 清水戦(A) △2-2
5/3 リーグ 柏戦(H) ●1-2

欠場予想

エゼキエウ(ブラジルに一時帰国中)
川村拓夢(左膝外側側副靭帯損傷で離脱中)

Topics

今節勝てば、J1通算400勝達成

Game Data

直近の対戦成績

・2017/06/04 広島 1-3 鹿島
・2017/10/14 鹿島 2-0 広島
・2018/03/10 鹿島 0-1 広島
・2018/09/01 広島 3-1 鹿島
・2018/09/26 鹿島 2-0(延長) 広島 ※天皇杯
・2019/06/18 鹿島 1-0 広島 ※ACL
・2019/06/25 広島 3-2 鹿島 ※ACL
・2019/06/30 鹿島 2-2 広島
・2019/11/23 広島 0-0 鹿島
・2020/02/23 広島 3-0 鹿島
・2020/10/24 鹿島 1-0 広島
・2021/03/13 鹿島 1-1 広島
・2021/11/03 広島 1-4 鹿島
リーグ戦通算:鹿島31勝、広島20勝、9分

予想スタメン

Preview

鹿島に似た変化を遂げようとするサンフレッチェ

前節はジュビロ磐田に3-1で快勝し、連勝で首位の座を堅持した鹿島アントラーズ。GWの連戦最後は中3日でアウェイに乗り込み、サンフレッチェ広島と対戦する。

広島はここまで3勝5分3敗の10位。今季から若手育成に定評のあるドイツ人監督のミヒャエル・スキッベ新監督を招聘。来日が遅れ、初勝利は第6節と時間はかかったものの、そこから5試合負けなしと調子を上げてきていた。しかし、前節はホームに柏レイソルを迎えたものの逆転負け。そこから中3日で迎える、連敗は避けたいホーム連戦となる。

ベースの3-4-2-1というシステムやメンバーに大きな変化はないが、今季の広島は以前よりも確実にチームの重心が前に傾きつつある。それまでは後ろでしっかり組み立て、守備でも5バックで守りを固めるなど、自陣で過ごす時間が長かったが、今季は積極的にハイプレスを仕掛けるし、ボールを持ったら縦に入れて、早い段階で相手陣内に侵入しようとしてくる。鹿島と同時期に同じ欧州系の監督を招聘したが、鹿島と同じくアグレッシブなスタイルになろうとしているのだ。

攻撃ではボールを持ったらまず目立つのが2シャドー。10番の森島司も大卒ルーキーの満田誠も相手のエリア間でボールを受けるのに長けており、彼らがボールを引き出すことで攻撃のスイッチが入る。そこからサイドに展開すれば、サイドには突破力のあるアタッカーを擁しており、彼らのところから切り崩すことが出来るし、そうして相手の守備陣形を広げれば、今度は中央が空いてくる。ボランチは野津田岳人や塩谷司といった展開力のある選手で組まれており、そこから相手を揺さぶることも出来るといった状況である。

強度を自分たちでコントロールしたい

鹿島としてはまず前線の2トップにシンプルにボールを預けることがこの試合は多くなるだろう。鈴木優磨と上田綺世の看板2人が対人に強い広島の3バックに対してどこまで起点を作ることが出来るか、そこがこの試合の一つのカギとなってくる。ここで競り勝てずに押し返されるようだと、しんどい試合になってきてしまう。

守備では広島の2シャドーをいかに自由にさせないかが重要だ。彼らがボールを受けることで広島はリズムを作り出しているだけに、自由にさせてしまうとペースは必然的に広島の方に傾いていく。中央の守備強度が試される試合だ。

連戦の最後、デーゲーム、相手も強度の高い展開を好むチームと、消耗の激しい試合になりそうな要素が揃っている。その中で、こちらがガス欠になってしまうと厳しくなる。メンバー構成も考慮しながら、どこまで強度を維持出来るか。レネ・ヴァイラー監督はここ2試合そうした点を踏まえた戦い方や采配を選択してきた。パワーの注ぎどころはここだ。

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遠征費とスタグル代に充てるので、恵んでください