ACL 決勝 第1戦 鹿島-ペルセポリス プレビュー
AFCチャンピオンズリーグ ノックアウトステージ 決勝 第1戦
鹿島アントラーズ-ペルセポリスFC
11/3(土・祝) 15:00キックオフ @県立カシマサッカースタジアム
ついに悲願成就まであと一歩だ。この180分+αにクラブの今後の命運が懸かっていると言っていい重要な局面をクラブは迎えている。今節に向けて、水曜日のC大阪戦では大幅な主力の入れ替えに踏み切った。その結果、これまで出番の限られていた若手選手の奮闘もあり公式戦6試合ぶりの勝利。上昇気流を掴んで今節を迎えることが出来たのは、大きな収穫だろう。
対戦するのはイランのペルセポリス。イランではリーグ戦2連覇中かつ最多優勝記録を持つ王者と呼ぶにふさわしいチームだが、現行制度となってからのACLは鹿島と同じくこれが初めての決勝進出となる。チームのスタイルは堅守速攻。堅い4-4-2のブロックで相手の攻撃を跳ね返し、前線のスピードある2トップを軸としたカウンターに繋げる戦い方でここまで勝ち上がってきた。
鹿島が気をつけたいのはそのカウンターだ。ナイジェリア人のメンシャと昨季のイランリーグ得点王のアリプールはスピードを武器に2人だけでフィニッシュまで持っていける力があるだけに、ホームでボールを握ることになるであろう鹿島にとっては、ボールの失い方には気をつけなければならないし、対峙することになる昌子とチョン・スンヒョンのCBコンビの力の見せ所にもなるだろう。
ACLのノックアウトステージはここまでホームの第1戦で勝利を収めてきたことが鹿島の勝ち上がりの大きな要因となっているだけに、今節も勝利はマストだ。そのためには相手のアウェイゴールを防ぐことはもちろん、こちらもゴールを奪わなくてはならない。ペルセポリスの守備は堅いが、大外に入れられたクロスボールの対応は甘い部分がある。ファーサイドからの折り返しで、相手守備陣の集中が抜ける一瞬のスキを狙いたい。
<予想スタメン>
<鹿島>
GK
1クォン・スンテ
DF
22西大伍
35チョン・スンヒョン
3昌子源
16山本脩斗
MF
4レオ・シルバ
20三竿健斗
25遠藤康
32安西幸輝
FW
9鈴木優磨
18セルジーニョ
SUB
GK21曽ヶ端準
DF23小田逸稀
DF39犬飼智也
MF6永木亮太
MF8土居聖真
MF40小笠原満男
FW30安部裕葵
監督
大岩剛
<ペルセポリス>
GK
1アリレザ・ベイランヴァンド
DF
3ショジャー・ハリールザーデ
4ジャラール・ホセイニー
15モハンマド・アンサーリ
69シャーヤーン・モスレフ
MF
5バッシャール・ラサン
8アハマド・ヌーロラヒ
88シヤーマク・ネマアティー
22オミド・アリシャー
FW
70アリ・アリプール
90ゴッドウィン・メンシャ
SUB
GK44ボジダル・ラドシェヴィッチ
DF13ホセイン・マヒーニー
MF18モフセン・ラビーアハフ
MF21アーダム・ヘマティー
MF25エフサーン・アルヴァーンザーデ
MF26サイード・ハセインプール
MF37ハミードレザー・ターヘルハーニー
監督
ブランコ・イバンコビッチ
遠征費とスタグル代に充てるので、恵んでください