「生きててよかった」と感じた2つのケース分析
前回の記事の続き。
「生きててよかった」、「生まれてよかった」と感じる回数が多いことを「いい人生」というならば、どういうときに「生きててよかった」「生まれてよかった」と感じるかがわかってそれを実践できれば、「いい人生」をおくれることになる、という僕の「ポジティブ因果律」。
そう気づいた僕は、自分の経験を見直しはじめたのでした。
ぱっと思い出せた経験が二つ。
それらは、直近一年間で経験したことだった。
一つ目は、ラーメンを食べたとき。
仕事が忙しくて、お昼ご飯を家の近くのコンビニ弁当ですませていた一週間。その生活がいい加減いやになって、少し遠くのラーメン屋でラーメンを食べに行ったら、とんでもなくおいしかった。五臓六腑にしみわたるというのはこのことか、というおいしさ。そのときに感じた。「生きててよかった」。
この経験でいえることはなんだろう。
好きな料理を食べることは「生きててよかった」の要因になりうる。
我慢をしてから、おいしいものを食べると喜びも大きい。
こんなとこだろうか。
もう一つが、好きなアーティストのライブに行ったとき。
好きなアーティストがいて、奇跡的にチケットが取れて行ってみたら、圧巻のショータイムで最高過ぎた。歌も構成も最高すぎた。期待を超えていた。終わってからも興奮がおさまらない感じ。「生きててよかった」「行けてよかった」とライブの帰り道の電車で急に胸に熱いものがこみあげて大変だった。
この経験でいえることはなんだろう。
好きなアーティストのライブを聴くことは「生きててよかった」の要因になりうる。
期待を超えた圧倒的パフォーマンスを体感すると感動も大きい。
こんなとこだろうか。
これらをまとめると、いえることはなんだろう。
僕一人の、わずか2つのケースなのでまだまだ何もわからないが、以下のことがいえそうだ。
好きな料理、好きなアーティスト、という好きなものが関わっている
食事、ライブ体験、という五感が関わっている
我慢をしてからおいしいものを食べた、というマイナスからプラスへの大きな変化
期待をしていたものを超えたパフォーマンスという、想定を超えたプラスへの大きな変化
圧倒された体験
思った以上に、進展があった気がする。
「生きててよかった」と感じるロジックがわかるかもしれない。
次回以降は、もっとケース数を増やして研究してみようと思う。
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