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カナダに永住して25年。はじめは、料理人として働いていましたが、後に日本の包丁に魅せら…

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カナダに永住して25年。はじめは、料理人として働いていましたが、後に日本の包丁に魅せられて包丁の世界に入り、カナダで和包丁の販売をして17年が過ぎました。新たな試みとして、北米で日本の農法(循環型リサイクルシステム)が成立するのか、実験農場をVancouverではじめました

最近の記事

壊れ逝くアメリカ 7

-あさましい日本の政治-  世界が壊れていく中で、日本の総裁選と衆議院選を見ていましたが、政治家と大手メディア(オールド・メディア)の劣化の凄まじさと時代錯誤が浮き彫りになっていて、国づくりをしていないことがよく解りました。アメリカの大統領選も酷いものですが、それに輪をかけて日本の選挙の酷さに驚きを通り越し呆れてしまいました。世界では、民族生存競争がはじまっているにもかかわらず、その事実すら理解せず国の政をしていることが判明してしまいました。  民族に比べ日本民族は、優秀で

    • 留学生やワーホリにも直撃している国際社会 4

      -日本の国体を取り返す大きな転機-  このワーホリのビザは、10~20代の人たちだけでなく30代以上の人にも海外進出のチャンスだと思っています。これから、日本経済は人口減少と高齢化でモノが売れない時代に突入し中国経済の破綻によって、ますますモノが売れない時代が来ます。それをどこで補うのか、最大の課題が目の前に迫ってきます。以前から提唱してきたことですが、「北米は屋台国家」で民族という出店(縁日やお祭りの出店)で成立している国家です。北米に出店(支店)を設けて、民族の縄張りを

      • 日本農法を北米で実験する 4

        ロシアン・ガーリック編 4  世界情勢が、あまりにも激動していて「日本農業を北米に実験する」のコラムがおろそかになってしまいました。世界は壊れ始めていて、いままでの常識が通用しない時代になってきています。その意味では、個人がどれだけ人間力と自給自足が出来るスタイルにするかが、注目されていくと思います。収穫も終わり、畑仕事も減ってきているので、今回夏にした実験を記録として残していこうと思っています。いまはガーリック編ですが、次はルバーブ編と種の収穫編を考えています。このコンテ

        • 留学生やワーホリにも直撃している国際社会 3

          -ワーホリのビザを逆手に利用する- いまワーホリや語学留学を考えている10~20代は、発想を変えて海外を見る必要があると思っています。多くの人は、海外で働くには英語が使えることがはじめにあり、英語がしゃべれないと仕事に就くことが出来ないと信じています。その認識は正しいものなのか? 確かに、話せないよりも話せた方が幅広い情報や活動の範囲が広がり優位なこともあります。 では、話せないと何も出来ないか?  私の持論になりますが、言語空間で勝負できなくても他のことが卓越してい

        壊れ逝くアメリカ 7

          留学生やワーホリにも直撃している国際社会 2

          国際情勢の表層しか見ない日本人    いまの日本の留学生やワーホリで来る人たちを見ていると、海外の修学と英語教育だけを見て視野を狭くして、世界がどのように動いているかを見ていません。すでに国際社会は、大きなうねりの中に突入して、経済・政治を見ないと一寸先が見えない時代に入りました。 敗戦後の日本人は、国家観や民族観という価値観を否定した教育をしてきたことで、国際社会を画一的にしかみることしかしません。それによって、世界は桃源郷の様な世の中で、誰もが性善説に基づいたハッピーピ

          留学生やワーホリにも直撃している国際社会 2

          留学生やワーホリにも直撃している国際社会 1

          周回遅れの日本人留学生・ワーホリ これまでは、メディアをはじめ政治家や有識者が世界情勢と周回遅れであることを書いてきましたが、今日は一般人に至るまで周回遅れになっている話しをします。そして、それはどのように影響をしているのかを、海外からの視点で書いていきます。世界は、コロナ以降すごい勢いで社会が一変してしまいました。多くの日本人は、その事実を知らずに海外留学やワーホリを考えて、コロナ前の感覚で海外での生活を望んでいます。若い人が好奇心や異国での挑戦をする衝動は、否定するつも

          留学生やワーホリにも直撃している国際社会 1

          壊れ逝くアメリカ 6

          ー大手メディアの時代錯誤ー-  いまのアメリカ大統領選は、トランプ氏の強運の強さとタフさが世界中に流れ、アメリカ人の心を鷲掴みしました。その結果、バイデン大統領が大統領選を辞退するということになり、まともな選挙になっていません。そんな中で民主党は、カマラ・ハリスという無能な黒人女性を出すという茶番劇にまでなってしまいました。  ここで大きな問題は、日本のメディアやアメリカ政治の評論家が、アメリカ国内で起きていることと間違った政局を言って、日本人に正確な判断をさせていないこと

          壊れ逝くアメリカ 6

          壊れ逝くアメリカ 5

          ー全世界崩壊の分岐点ー  トランプ前大統領への銃撃が起き、全世界に激震が走りました。安倍首相の3回忌を終えた直後に、同じようなことが起きていることに、偶然では片づけることの出来ない天の采配があると日本人には見えたと思います。幸いにして、トランプ氏は耳にかすり傷を負ったものの命に別状はありませんでした。銃社会の中で生きる人との違いが、映像を見ていてはっきりと知らされました。もし、日本人に危機管理という概念があったなら、安倍首相はご健在でいたかもしれません。トランプ氏の運の強さ

          壊れ逝くアメリカ 5

          日本農法を北米で実験する 3

           ロシアン・ガーリック編 3  寒波の後の状況はこんな状況になりました。雪解けになりましたが、雨と曇りの日に戻り水溜りになってしまいました。畑の方は、5年前に盛り土をしたことで水はけがよくなりました。以前は、畑全体が水浸しになり水が引くまで何も作業が出来ず、4~5月にならないと出来ない状況でした。その開拓した状況は、写真も載せながら過去の話しもしたいと思います。  まじかで見るとこんな感じです。10~15cmは、水が溜まっているのでしょうか。場所によっては、窪んでいるとこ

          日本農法を北米で実験する 3

          日本農法を北米で実験する 2

           ロシアン・ガーリック編 2  日本は、にんにくを植える時期は9下旬から10月に植えているようですが、三徳実験農園では11月ごろに植えています。すべての収穫を終えて、整地をする時期が、11月になってしまうのでそれをルーティンにしています。いま実験をしているのは、去年と同じ場所に植えて同じものが育つものか調べています。3年連続同じ場所に植えてきましたが、今年無事に育ちました。少しサイズは、小さくなりましたが連作が関係しているかは不明なところです。今年に関しては、5~6月が寒く

          日本農法を北米で実験する 2

          日本農法を北米で実験する 1 

          ロシアン・ガーリック編 1    ロシアン・ガーリックの栽培をはじめてから、3年がたち今年も無事に収穫が出来ました。日本では、あまりなじみがないと思いますが、ロシアン・ガーリックは普通のガーリックに比べて粒は大きく、味もまろやかで何とも言えない美味しさであります。多くの人は、1度このガーリックを食べると、普通のガーリックに戻れなくなってしまうほどです。これは、食べた人しかわからず、うま味と甘さとまろやかさが調和され、何とも言えな美味しさになっています。普通ガーリックと言えば

          日本農法を北米で実験する 1 

          壊れ逝くアメリカ 4

          ー目に見えない侵略ー <サイレント・インベーション>  今回は、ウィキペディアの資料を使ってみました。「Chinese American」で検索したときに、一番はじめに出て来たのがウィキペディアでした。ウィキペディアは、嘘や間違った情報が多いので、基本あまり使わないのですが、今回は一番わかりやすい図だったのと、他のシンクタンクがだしている報告書も類似しているので使ってみました。  まず、この図は2010年に中国系の移民の人口を国政調査によって出されたものです。見方として、住

          壊れ逝くアメリカ 4

          壊れ逝くアメリカ 3

          -悪貨が良貨を駆逐する-    前回は、この図で西海岸にホームレスが異常に増えていることを書きました。今回は、「なぜ、西海岸とニューヨーク州周辺だけにホームレスが増えているのか?」について書いていこうと思います。  パンデミックによって経済システムが壊れて、失業者とホームレスが急増しました。しかし、不思議なのは全国一律に増えるのではなく、西海岸と東の一部だけ集中し、偏った状況になっています。この不思議な現象は、いったい何なのか? その理由を知ることで、いまのアメリカを知ると同

          壊れ逝くアメリカ 3

           北米に在住しているからこそ、日本から見えない真実があり。いま北米で起きている現実を伝えることで、日本人は考えなくてはいけないことがあります。特に、留学や海外の仕事は、この1年ですごく状況が変わりました。留学に来た人の中には、留学ビザが取れずに帰る人たちも出てきています。

           北米に在住しているからこそ、日本から見えない真実があり。いま北米で起きている現実を伝えることで、日本人は考えなくてはいけないことがあります。特に、留学や海外の仕事は、この1年ですごく状況が変わりました。留学に来た人の中には、留学ビザが取れずに帰る人たちも出てきています。

          壊れ逝くアメリカ 2

          ―不況の波が止まらないアメリカ-    日本では、中国の経済崩壊をニュースで取り上げていますが、それ以上に深刻なのはアメリカ経済の崩壊がはじまっていることです。いま、アメリカの株価が上がり景気回復に向かっていると一部の報道機関は言っていますが、現地から見る北米社会はまったく違っています。この下の表は、National Alliance to End Homelessnessという民間のシンクタンクがホームレスの数を集計したものです。2023年版となっていますが、データは20

          壊れ逝くアメリカ 2

          壊れ逝くアメリカ 1

          ―近代文明の終焉とアメリカ民主主義の崩壊- 2020年の大統領選は、あまりにも不可解なことが多発して、アメリカ人の心を空洞化にしてしまいました。不義・虚偽・粉飾が入り乱れて、選挙そのものが欺瞞になり、アメリカ人にとって国のトップを選ぶ儀式が汚れたモノになってしまいました。2020年前までの大統領選は、曲がりなりにもアメリカ人にとって、自分たちの「正義の審判の儀式」でした。ちょっと、日本人には理解できないところでもあるのですが、アメリカの大統領選は選挙(代表者を選出する行為)

          壊れ逝くアメリカ 1