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【わたしとTAKEFU vol.11】TAKEFUとお客様の出逢いを考える


TAKEFUとお客様の出逢いを考える

vol.11 Staff I

今回の『わたしとTAKEFU』は、ショップスタッフとして働きながらお芝居やディスプレイのお仕事など幅広くに活躍しているIさんにインタビュー。

TAKEFUの特長である着てみて"心地いいこと"。お話をうかがいながら、その特長について改めて考えてみると、単純に着心地だけではないこと、そこから様々な事に広がることに気が付きました。

―TAKEFUとの出会いは?

I「友達の紹介で知りました。初めて友達にTAKEFUのことを教えてもらったとき、よくわからなくて、それ何?って聞いた記憶があります(笑)」

―竹からお洋服が作られること自体がまず驚きですよね。しかも硬いイメージのある竹がこんなに柔らかく着心地が良い服になるというのが初めはピンとこない方も多いと思います。

働きながらTAKEFUについて知っていったという感じでしょうか?

I「そうですね。今ではお気に入りのアイテムがたくさんできました。まずは癒布のボトルネック、もともとタートルネックの服が好きなのですが、セーターはチクチクするものも中にはあるので、柔らかい癒布を下に着るととても快適です。

他にはヤクの裏パイル靴下や、他のスタッフのみんなも挙げているスパッツも好きなアイテムですね。あとはバスタオルもとてもおすすめです。今まで色々なタオルを買ったり頂いたりもしていろいろ使ってきましたが、総合的にみてTAKEFUのタオルはすごくいいと気づきましたし、長持ちするなと思いました。

有名な高いメーカーのタオルを使った時に感じたことなのですが、そのメーカーのタオルは、一番目に使う時は良いのですが、先に誰かが使ったあとに使うとなんだか冷たくて。でもTAKEFUは冷たくないんです。なんと言えばいいのか、冷たくないしビショっとしないことに気づきました」

―"冷たくない"っていうのはおもしろいですね。でもたしかにTAKEFUの吸水性の良さって不思議ですよね。スパッツとかもたくさん汗をかいたときでも、汗は確かに吸っているはずなのに、肌感はビショッとした感じがなくて。うまく言葉にできないのですが、余分な水分をともなう肌の不快感がないのが着ていてとても不思議です。

I「そうなんです、使用後に冷たく感じるタオルは"表に水分が付いてる"感じがしますが、TAKEFUではそういう感じがないので、そう考えるとTAKEFUのタオルはしっかり水分を吸い取り切ってるのかも。

髪を乾かすときも、髪の毛が多くて時間がかかってしまうのですが、ドライヤーの前にTAKEFUのフェイスタオルを使うと乾くのが早いので、吸水性の良さを改めて感じます。なので、美容室で使うのもすごくいいんじゃないかなって思います。柔らかくて摩擦も少ないので髪にもよさそうですよね」


―TAKEFUの抗菌性・消臭性もありますし、室内干しのお店でも使っていただけたらよさそうです。TAKEFUのタオルシリーズはご愛用の方も多い定番アイテムですが、改めて魅力を再確認しました。リニューアルの予定も楽しみですね。(※2023年6月に新発売済み)

I「実は今のバスタオルは少し大きいなと思っていたので、サイズのバリエーションが増えると聞いて嬉しいです。スモールバスタオルが丁度よさそうだなと楽しみにしています」


―タオルっていろんなものが世の中にありますし、マイベストを見つけるのが大変ですよね。

I「そうですね。TAKEFUのタオルは使い心地を気に入れば長く使い続けられると思います。そう考えるとTAKEFUってものを減らすのに向いていると思うんです。着心地がいいので長く着たいと思うし、すぐにダメにならないし、理にかなっていると思います」

―Iさんは整理整頓や断捨離の習慣がしっかりとありますよね。普段から意識していることはありますか?

I「潔癖というわけではないと思うのですが、きれいなのは好きです。というより、物が色々なところにあるのが落ち着かないのかもしれないですね。特別に意識して心掛けていることがあるわけではないのですが、家の中が荒れたら、心が荒れているんだなって。自分に余裕がないときやいらいらしているときは家が荒れるので、逆にきれいにしようって思います。

でも、そもそも物が少ないからそんなにきれいにするのが大変ではないというのもありますね。基本的に収集癖がなく、使わなくなったものは捨ててしまうので、家には物が少ないほうだと思います。

本は好きなので、残しておくものも多いですが、洋服は"着ないイコール手放す"なので、増えないですし、少ない収納で足りています。でも、そういえば、TAKEFUアイテムは捨てないことに気づきました。」


―断捨離上手のIさんが捨てないというのは少し意外です。穴が開いたら捨てるという感じですか?

I「と言われると、縫えば使えると思うのでそういうわけではない気がします。気に入らない洋服は着なくなって手放してしまうので、単純に気に入ってるんだと思います。なのでもっとTAKEFUの良さをもっと広めていきたいなと思って、例えばですが、お試しで使ってみてもらえるサブスクのような制度があったら面白そうだなと思います。難しいかな…。」

―アイデア次第でTAKEFUとの出逢いのきっかけになりそうですね。

I「これはTAKEFUのスタッフだから言っているというわけではないのですが、TAKEFUってすごい商品だなって思うんです。ただ、Yさんのインタビューでも少し触れていたと思いますが、例えばTAKEFUを友達にどうやってすすめるか、私も初めて友達に聞いたときにすぐにピンとこなかったように、実際に着てみないとよくわからないし、肌ですごく悩んでいたりしないと、どうしても興味を持っていただきにくい。

最近は、インフルエンサーの人に商品を紹介してもらって多くの人の目に触れるようにして、わかりやすい話題性で商品に興味を持ってもらう、というのが多いですよね。でもTAKEFUではそれが通用しないのが難しいなと思います。」

―たしかに、"着てみないとわからない"ってある意味、真逆のような感じですね。でもその分一回使い心地を実感して気に入ってくださった方には長くご愛用いただける印象があります。

I「そうですね。今は安くてコスパがいいものが流行っていますが、もちろん、買ったそのときは安いとは思うのですが、よくあるあったかインナーなどは何年も使えないですよね。

もって2シーズンくらいかな?そう思うと結局は実はコスパは良くないんじゃないかなって思うんです。着心地よく長く愛用できた方が、長い目で見たら実はその方が意外とお得だよって。何年後かには、『良いものが良い』という時代が来そうな気がしますし、そうなったらいいなって思います。

TAKEFUのことだけではなく、まだまだ知らないだけで、こだわりを持って作られた良い物や美味しいものって世の中にたくさんあるんだなってよく思うんです。」


shop of TAKEFU "eau"店内

―たしかに、TAKEFUでイベントや百貨店の催事などにお邪魔した際にも、様々な商品のお店が出店されているので、こんな商品があるんだ!という出会いもあり、スタッフとして参加するときの楽しみでもあります。

Iさんはディスプレイのお仕事もされていますよね。

I「商品の魅力がより伝わるようにディスプレイするVMDという仕事のお手伝いをしています。お店や展示会バイヤーの方が来る場所などでのディスプレイ等です。良いものや美味しいものを作っていても、魅力的に見せられていない商品って実はたくさんあって、そういう方たちに良い並べ方やブースの作り方のアイデアを提案しています。」

―面白そうですね!詳しくお聞きしたいです。

I「例えば、食材コーティング加工の会社からのご依頼では、それまでの加工後の商品だけを並べていた展示から、コーティングを施している機械も一緒に並べる展示に変え、実際に加工をしている様子をご覧いただくことでより加工技術そのものの魅力を伝える形にしました。様々な方がブースで足を止めてくださり、海外の方たちに興味を持っていただけたそうで、輸出商品の展示会に出ることになったという嬉しい成果もありました。」


―コーティングする機械なんて見たことないのでとても気になります。その会社さんからすると、普段から使っている機械だったのでしょうね。たしかに、当事者からすると、その良さや特長が当たり前になってしまっていることもある気がします。

I「そうなんです。第三者の目からの客観的な視点があった方が、その魅力に気づけることもあります。もちろん、そういった仕事がどれだけ大事だと思ってもらえるかになるのですが。TAKEFUでも力になれそうなことはあると思うのですが、一方で、TAKEFUって、広く知れ渡ってほしいというより、TAKEFUを必要としている方に届いてほしいという想いもあると思うので…」

―たしかに、そういう面もありますね。無理な形ではなく、その両面のバランスを取りながらご縁が広がっていくと素敵ですよね。

I「そうですね。ご縁は本当に大切ですね」


ものを作り、出逢うということの未来を見ているIさんのお話をうかがいながら、「出逢う」ということの開けた可能性を感じました。気に入ったものを長く大切に使う、シンプルですが大切にしたい価値観です。

そして、様々なことが複雑化した世の中だからこそ、ご縁があり出逢った皆さんが商品を気に入って長くご愛用くださることは何よりも嬉しいことだと改めて感じます。

商品がもつメッセージと出逢い次第でどんな未来に広がってゆけるか、これからTAKEFUからつながるご縁がより楽しみになりました。


インタビュアー・のい

1991年生まれ。SHOP of TAKEFU “eau“勤務。趣味は美味しいものを探して“うまみメモ”にストックすること。お気に入りのTAKEFUアイテムはアーム&レッグウォーマー、リラックスパンツ、スパッツ。




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