白青黒赤緑をどうやって出すのかって言ってんの! ~ダスクモーン私的カードレビュー緑編~
序文
やあみんな、武えのきだ。
今週の頭付近では土曜日には涼しくなるという予報だったと記憶しているんだけど、いざ土曜日になってみると30度を超えてしっかり暑いね。こんなに暑い9月はちょっと記憶に無い。僕は散歩が趣味で良く3、4時間くらい歩いたりするんだけど、今年はさすがに例年よりも歩く時間が減っている。おかげで少し運動不足を感じているよ。はやく涼しくなってほしいものだね。
さあ、愚痴ばかり言っていても仕方ない。今日もダスクモーンのカードを見ていこう。今日は緑のカードだよ。
目次
カードレビュー
ホーントウッドの大主
マナ加速とフィニッシャーを兼ねたカードだね。マナ加速カードは後半に引いた時に役に立たないのが弱点なんだけど、このカードは序盤はマナ加速・後半はクリーチャーでプレイできるのが嬉しいね。
僕はマジック歴がそんなに長くないから腐らないマナ加速カードというのはちょっと前例が思いつかないんだけど、普通に考えて弱いわけはないだろうと思う。色んなデッキで広く使われるカードだと感じたよ。
ホーントウッドの金切り魔
アタックするたびに戦慄予示してアドを稼ぎまくるクリーチャーだ。ただスタッツは現代基準で考えるとちょっと弱めだから、なかなかアタックし辛いかもしれない。黒い除去と組み合わせて使うのがベターな気がするね。これを3T目にプレイして、4T目に2マナ除去+戦慄予示したカードを表向きにするという動きができると最高だね。黒はリアニメイトが得意な色でもあるので、戦慄予示で落としたカードをリアニメイトできるのも相性が良いよね。
ダスクモーンで追加されたメカニズムで一番強いのは戦慄予示だと僕は思っているので、このカードに対する印象もなかなか良い。ややピーキーなところはあるけど使ってみたいカードだね。
収納室/忘れられた地下室
収納室は世界のるつぼだね。切削と相性が良いから、このセットでいうとベイルマークの大主と一緒に使ってみたいね。マナカーブ的にもぴったりだしね。今回の緑のカードは黒と相性が良いカードが多い気がするね。戦慄予示というメカニズムのせいかもしれない。
忘れられた地下室は何とも言えないね。墓地からカードをプレイできるカードは歴史的に見ても強いんだけど、スタンダードには暗黒の儀式やライオンの瞳のダイヤモンドのような一時的なマナソースが無いからどうしても劇的な効果を生みづらいよね。
総合すると神話レアにしてはちょっと地味なカードという印象かな。ただ、忘れられた地下室は何かの拍子に強いデッキのキーカードになる可能性は無くも無い気がするよ。
猛打者、タイヴァー
猛打という言葉は日常生活で野球にしか使われない言葉だから、どうしてもタイヴァーが野球選手であるように錯覚してしまうよね。そう考えると、タイヴァーが持っている棒もバットみたいに見えてきたよ。もしかして翻訳はそれをちょっと狙っているのかな?
スタッツは平凡だけど、クリーチャーをタップできるから生存メカニズムを持つクリーチャーと相性が良い。特に生存すると納墓と同等の効果を誘発する冷笑的な一匹狼とは抜群のコンビだね。5マナの全体バフは構築ではそこまで劇的な効果はなさそうだけど、まあ無いよりは良いよね。
ひきつる人形
序盤はマナクリーチャーとして運用し、マナが余り出したら生け贄に捧げて蜘蛛トークンに変換できるカードだね。弱いことが書いていない、優等生なカードだと思うよ。
これを採用するなら3ターン目にはゼンディガーへの侵攻のような4マナのマナ加速カードを唱えたいところだから、そういうデッキ構築を心掛けたいね。ただ、現在のスタンダード環境は3マナのカードが強いから、2マナのマナクリーチャーがそれほど必要とされない環境かもしれない。そこは難しい所だね。
ヴァルガヴォスの猛攻
豪快なカードだね。X=1で唱えても3/3のクリーチャーが1体出てくるから、リミテッドでもピックしやすいカードだね。盤面が膠着してから唱えるとフィニッシャーにもなるしね。
クリーチャーが横並びするから全体除去に弱いように見えなくもないけど、実質的には1対1交換になるから意外と全体除去に弱くもないんだよね。むしろ全体除去を吐かせる使い方もできそうだね。
変異の力線
今回の問題次枠だね。スタンダードではちょっと難しいかもしれないね。
まず白青黒赤緑マナを出せるようにするまでが大変だよね。最近は全色だせるマナクリーチャーがいるから、マナクリーチャーやマナ加速を駆使すれば出せなくもないんだけど、この変異の力線自体がマナ加速と似たような用途だから、それやっちゃうとデッキがマナ加速だらけになっちゃうんだよね。
重いフィニッシャーを5マナで出せるのが売りなんだと思うけど、スタンダードには今のところそこまで重くて劇的なカードが無いと思うんだよね。エムラクールみたいなカードが来れば話は別なんだけどね。
一方で、統率者戦では何度も除去されて重たくなった統率者を常に5マナで唱えられるからそれは強いかもしれないね。統率者戦やったことないから想像だけどね。
面白そうなカードなので使ってみたさはあるよね。
救助のけだもの、コーナ
このカードもタイヴァーとマナカーブがぴったり合うから組み合わせて使ってみたいね。生存能力でアトラクサのようなフィニッシャーを4T目に出せればゲームエンド級だし、そこまでいかなくてもマナコストを踏み倒してパーマネントを出せるだけで強いよね。
一方でスタッツがマナコストのわりには微妙なので、単独で生存を誘発させるのは難しそうだ。タップするためのカードをデッキに採用しないと真価を発揮できないカードだから、デッキ構築が楽しそうだね。
欄干ワーム
5マナ5/5トランプル速攻でカウンターもされない。強いよね。特に言うことが思いつかないよ。緑には戦慄予示があるから昂揚の達成も比較的容易そうだしね。
ただ太陽降下があると昂揚で戦場に戻ってくる効果があんまり役に立たないんだよね。そこがちょっと微妙かなと思ってしまうね。太陽降下を採用するコントロールが環境から少なくなると活躍するかもしれないね。
永劫の活力
コントロールしているクリーチャーにマナ能力を与えるカード。同じサイクルで各クリーチャーに速攻を付与する永劫の勇気と組み合わせて使うと、出たクリーチャーがすぐにマナを出せるようになるので、それを使って盤面を素早く展開することができそうだね。
普通に使ってもそれほど強くは無いと思うけど、デッキ構築次第では爆発的なマナ加速ができる可能性があるカードだから良い使い方を考えてみたいね。
生垣裁断機
墓地肥やし・マナ加速を同時にこなし、登場コストもたった1というスーパー機体だね。スタッツも良くて、何度かアタックすることができるかもしれない。緑に多い生存持ちクリーチャーとの相性が良いのも嬉しいよね。
こんなに強い機体があれば全体除去のリスクも軽減することができるから、最近元気のない緑単デッキの救世主になるかもしれないね。
雑食性ハエトリグサ
ちょっと評価が難しいカードだね。
いや、そこそこ強い気はしてるんだよね。ただ、なんというかちょっと地味な感じがしてしまう。昂揚してないと弱いからかな? 3、4T目に昂揚を達成するのはなかなか難しいとは思うしね。
良くも悪くも素朴で素直なカードで、僕はちょっと好みじゃないかな。もっと尖ったカードが好きなんだよね。
終わりに
以上でダスクモーン私的カードレビューの緑編は終了だ。
今回の緑のカードは切削・昂揚・戦慄予示と墓地に関わるメカニズムが多く割り振られているので、黒のカードとの相性が抜群だね。今でも強いゴルガリがさらに強化されそうだと思ったよ。
それじゃあ、また。
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