自分の力が及ばないことにどう向き合うか
地震の発生は、自分の努力でそれを防ぐことができるでしょうか。
大雨や台風の発生は、自分の努力でそれを止められるでしょうか。
日本円の価値の急激な低下は、自分の力でその流れを変えられるでしょうか。
自然災害やマクロ経済の変動など、自分の力ではどうしようもできないことが世の中にはたくさんある。では、このように自分の力では抗えない状況に直面したとき、ボクたちはどうすれば良いのだろうか。ボクは、「祈ること」、「信じること」、「ご機嫌に日々を過ごすこと」が最善の対応策だと思っている。
「祈ること」とは、特定の宗教に向けたものではなく、例えば自然災害が発生しないことを心から願うという意味だ。こうした不可避な状況に対しては、受動的にいかに穏やかに待つかが大切。それが、ある意味での「準備」なのだろう。焦らず、一つ一つの出来事に対して冷静に対処していくことが肝要だ。
また「信じること」は容易ではないが、信頼すべき他者を信じることは重要だ。さらに、人だけでなく、物や自然さえも信じることが必要だとボクは考えている。
ボクたちの日常生活には、努力だけではどうにもならない状況が必ず存在します。そんなときこそ、焦らず、心配しすぎず、そして笑顔を忘れずに穏やかに過ごすことが大切なのだろう。
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