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ギター(楽器)基礎力の話。ギターの前に音楽がある。

この記事を書いた人

武田 展明
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武田展明

ギターの基礎とは???

構え方やリズム、スケールなど色々あるんだが、この記事では、
ギターの基礎をこのように定義する。

何をするにも必要な技術。

ロック、ポップス、ファンク、ジャズ、メタル、ソウル、ブルース

色んなジャンルがあるんだが、ジャンル別の特殊な技術などではなく、
全ジャンルで必要なものが基礎と言うことだ。

少し昔の動画だが、この件を話してるので参考にしてほしい。

基礎技術を列挙してみる

構え方(フォーム)
コードを押さえる
コードを弾く
スケールが弾ける
メロディが弾ける
適切な音が出せる

細かく言うとこんな感じ。少し細かすぎるので、大きく言うと

リズム、メロディ、ハーモニー

この有名な言葉に行き着くと思うのだよ。

つまりギターは音楽を奏でる手段なのであり、ギターを上手く弾けるようになりたいというのはリズム、メロディ、ハーモニーを学びたいという事だ。

何も考えずに

ギターが上手くなりたい、というリクエストは実はかなり雑な質問なんだよね。
勿論、憧れのアーティストやバンドがいて、あんな風にギターを弾いてみたいという気持ちは至極真っ当だ。何も間違っていない。

曲は様々な基礎の集合体と応用だ。

やってみたい曲があるとする。ギター練習者はまずそれを何とかして
弾こうと日々練習するのだが、弾けない部分がある。

そんな時は自分がどんな事が出来ていないかを考えるといいだろう。
(実際のギターレッスンで希望曲を題材にした時など生徒さんの欠けている基礎を指摘して改善する練習方法などを提案している)

初心者の場合、多くは、そもそもコードがまだ完全に弾けなかったり、リズムが取れていないことが多い。ミュートなどの細かい所作も出来ていないこともある。

コード基礎練習、リズムトレーニング、ミュートを考えた運指練習が上記の基礎練習にあたるだろう。

コード、リズム、ミュートは完全に基礎技術である。

曲の練習と並行して、基礎練習を継続していく事が、攻略の早道だろう。

ジャンル別の特殊な奏法などは別枠

過度な速弾き、ライトハンド、この辺りはハードロックやメタルをやりたいなら出てくるであろう。

ビバップなどのコードトーンを執拗に追いかける練習はジャズをやりたいなら出てくると思う。

このようなジャンル別の技術は、本当に好きという気持ちがないとなかなか習得出来ないし、基礎がおぼつかないうちは手を出さないほうがいいだろう。
いや、正確にいうと手が出ないはずだ。

チャレンジしてみるのは、勿論素晴らしいし、挫折して、この技術はどうやら難しいらしいぞ、と体感してほしい。

注意点としては特殊な奏法で難しい、ギターやめた、みたいには
絶対にならないでほしい。

基礎で挫折してるやつはちょっと待て

Fコードやストローク、シンプルなスケールなどが出来ないヤツは
ちょっと待て。

1歩前に出ろ。

お前らはシンプルに練習不足だ。

正しい練習方法でやっていけば、時間はかかるが必ず出来る。

練習もしてないのに、出来ない、出来ない、っていうのは
働かないのに、お金がない、ってのと同じだ。

少しづつ、日々日々基礎を磨いていきながら、出来る曲を増やしていこう。

継続は力なり。

では、また。

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