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五七日

早いもので、父が亡くなって五週たちました。
今日はご院家さんがお経をあげに来られる日です。

いつもより早めに起きて準備をし、
ご院家さんが来られるのを待ちました。

9時半頃ご院家さんが来られ、お経をあげてくださいました。
そして、それが終わったタイミングで
長女がさっとお茶を持ってきてくれました。
長女、ありがとう!

お茶を飲みながら、実家のお仏壇の話になりました。
というのも何年か前に、父が同級生を通じて業者さんに頼み、
お仏壇を綺麗にしてもらったのです。
そのため、とても立派なお仏壇になっています。

あのお仏壇を処分してもらうのはもったいないけれど、
我が家のお仏壇スペースは狭いので入りません(-_- )

「掛け軸との間のこの壁を取り払えば置けますが、
 工事代との兼ね合いでしょうねえ」
とご院家さん。

お仏壇スペースの横には掛け軸スペースがあり、
現在はかわいい鳥の絵のタペストリーを掛けています。

私としては実家のお仏壇は掃除が大変なので、
コンパクトでモダンなものにしたいところですが・・・。
まあ、お仏壇についてはゆっくり考えたいと思います。

その後、長女はH市のアパートに、郵便物を取りに帰りました。

私はYahoo!ニュースチェック後、仕事の続きを始めました。

14時過ぎ、ちょっとドキドキしながら、
同級生で不動産を扱っているT君に電話しました。

T君はすっごくフランクな感じの人で、
少し緊張しながら電話した私はほっとしました。

「竹田先生が亡くなったってKに聞いたんだけど、
 お参りに行ってもいいかな?」
「もちろん、いつでもどうぞ」
「じゃあ、3時半か4時頃になると思うけどいい?」
「どうぞどうぞ」

電話を切った後、俄然忙しくなりました。

母の施設に、洗濯した物と果物を届け、
洗い物を持って帰らなくてはなりません。

16時~18時に荷物が届くようにしたので、
その間は家にいなければなりません。

長女に頼もうにも、H市に行ってていません(-_- )

大急ぎであれこれすませたあと、14時50分に家を出発。
施設に届けて帰ってきたのが15時15分。
それから夫の荷物が届き、私の荷物も届きました。
時間変更をしたのが遅かったので16時前に届きましたが、
逆に助かりました。

16時過ぎ、T君が、会社の人(Hさん)と一緒にやってきました。
Hさんも、父に世話になったのでぜひお参りしたい、
というのでやってこられたそうです。
本当にありがたいことです。

お参りされたあと父のことを聞かれたので
ざっと経過を説明しました。

その後、
「歩さんが実家のことで相談があるってKから聞いたんだけど」
と聞かれたので、現在の状況を説明しました。

古い建物部分は雨漏りもしていて危ないし、
父からも言われていたので壊したいけれど、
そうすると訪問看護の方に出て行ってもらわないとならないこと。

仮に壊した場合、残りの家二棟をどうしたらいいのか迷っていること。
母は壊してもいいと言ったけれど、壊すと固定資産税も上がるし、
どうするのが一番いいのかわからないこと。

T君は実家にも来たことがあるらしく、
だいたいどんな感じかは分かるようです。

「今、店(訪問看護)を貸してるんでしょ?
 出て行ってもらう場合もめることもあるんだけど、
 賃貸契約書はあるかな?
 そこでもめたくはないから、上手に(物事を)運んだ方がいいよ」
「歩さんが店に○○○というように連絡してくれたら、
 あとはオレの方がうまく話をするから大丈夫!」
「とりあえず四十九日がすんで、お盆も終わったあとでいいと思うよ。
 その頃店に連絡を入れてくれたら、後はするから」
「この後、実家と店がどんな様子か見てくるね」

さすがプロです!
どうしていいか分からなかっただけに、本当に心強く思いました。

みんながこのように協力してくれるのも、父のおかげですね。


ちなみに今日は五七日なので、
ビールのろうそくに再び火を灯しました。

朝からつけているので、だいぶん減りました。

父がかなり飲んで?くれたみたいです(^_^)

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