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国立のマンション解体についての雑感

こんにちは!訳アリ投資家タケダです。

今回は時事ネタに切り込んでみようと思います!と息巻いていますが、そんなにたくさんの記事を読んだり、現地で取材をしてみたり、そんなことは一切していません。

ヤフーニュースでたまたま見つけたこの記事にあるとおり、そんなことが起こったようです。

正直なにが問題なのかよくわからない

このニュースを最初に読んだ時から、↑こんな感想を持っています。

建築が許可されたものを、
住民が反対して、
建てた会社が解体を決定した。

まとめるとこういうことだと思います。ルール(=法令)を逸脱して建設されたという記事には出会ったことがありません。

「住民が反対して」は後で触れるとして、

「解体の決定をした」のには色々な解釈があるようです。積水の企業理念を持ち出して称賛する声、実は裏には何かもっと大きな問題を抱えていてこれ幸いとばかりに解体したという陰謀論的な声。

反対住民が多くいて結果として解体されたので、「じゃあ良かったね!」で終わると思いきや、今度は、反対していた住民が

「なぜ突然解体するのか困惑している」

とかいう始末。もう駄々っ子にしか聞こえません(笑)
どうして欲しいん??

理由はどうあれ満願成就したわけですが、それはそれで不満な様子。入居予定者を心配したコメントが住民からあったりするようですが、何だかなぁという感じです。

もっとも違和感を感じるところ

繰り返しますが、詳しい背景とかを知った上で書いているわけではありません。おそらく国立市に足を踏み入れたことさえない大多数の日本人の平均的な理解程度です。

そんな僕がもっとも違和感を感じるのは、

「景観は守るべき」

という雰囲気とか空気感で住民が反対し批判していることです。景観を守りたいって総意があるなら条例があってしかるべき。それがないのは市政の怠慢。したがって、訴える先は市議会とか行政だと思います。

個人的には、なんでも行政のせいにする最近の風潮は本当に嫌気がさします。行政だって、条例がないんだから建っても仕方ないくらい言えば良いのに、住民を敵に回したくないのか当たり障りのないコメントばかりです。

「景観は守るべき」という空気感を法令と同等に扱ってしまうのは危険です。国民情緒法が諸法令の上にあると揶揄される国もありますが、その国と同じことで笑えない話です。「景観は守るべき」なのであれば相応のルールがなければただの願望です。

うがった見方なのかもしれません「お上」という意識がまだあって、そっちは攻撃しづらいから、とりあえず攻撃しやすい企業に向かっているように見えてなりません。弱い者いじめと同じ状態ともいえると思います。

何となく共有する空気感で団結して、言いやすいところに言う。これに違和感を感じました。

まとめ

話しが飛躍してしまうのですが、本来対立すべきところが対立することで問題があぶりだされると思います。今回で言えば、住民と議会・行政でしょうか。

例えば、条例の不在が問題だと住民が議会や行政に文句を言う。逆に、条例がないんだから仕方ないとカウンターパンチを受ける。

じゃあなぜ条例がないのか?という議論から、選挙で選ばれた人たちがイマイチだったからだという結論を得ます。選挙で選ばれた人がイマイチ=選んだ人がイマイチですから、結局自分たちが意思決定を誤ったのだから、よく考えて投票するのが重要だよね!となるかもしれません。

その結果、洗練された候補者が登場し、投票率が上がり、参画意識が高まりという好循環が生まれるんじゃないですかね。

アメリカ礼賛も好きではないですが、かの国では選挙が近づくと「選挙へ行こう」とか「投票したよ!」なんていうTシャツや帽子、FBのボタンも洗割たりととにかく盛り上がります。

そうやって選挙が盛り上がるってうらやましいと思い始めています。
国立の話しから選挙の話しにこれまた飛躍しましたが、そんなことを思うニュースでした。

ではまた!

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