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コーヒー好きの僕が定期的にカフェインフリー(カフェイン断ち)をする理由

カフェイン断ちを定期的にやっています。昨年はコーヒーはおろかお茶もすべて断って、完全なカフェインフリーをやっていました。今年はコーヒーの誘惑に勝てず、よく飲んでしまいますが・・・。また来月あたり、カフェイン断ちを敢行する予定です。あなたも一度、やってみませんか?

カフェイン断ちをすすめる理由は3つあります。

理由は3つ 水分 気分 睡眠

一切のカフェインを完全に断つとどうなるかを先にいってしまうと、信じられないくらい爽快な世界がまっています。まず、水分が身体にもどってきます。そして気分が向上します。さらに睡眠がよくとれるようになります。いつか健康になるとかではなく、すぐにこれほどのメリットをもたらすのが、カフェイン断ちの魅力なのです。

カフェイン断ちであなたがすぐに手に入れられるもの
水分  気分  睡眠

コーヒー好きにこそ知ってほしい

僕はコーヒーが大好きなので、よく飲みます。おいしいし、最近のカフェはどこもかっこいいし。豆を選ぶのも楽しい。コーヒーのある生活はすてがたいものです。しかしカフェインフリーの良さも知っているので、定期的に身体からカフェインを排出する必要を感じています。コーヒーを頻繁に飲んでいると、飲まないとなんだか調子が出せなくなります。でもそれって変な話だよなあ、と思ったのが、断ってみるみるきっかけでした。

水分

まず身体に水分が戻って来ます。私たちの身体には多くの水分が含まれているそうです(体重のなんと6割は水分らしい)。カフェインをとると、利尿作用なのか、とにかく水分が多く体外に出されるようになります。たとえば、僕は普段くちびるがカサカサに乾いていて、リップクリームが手放せませんが、カフェインを断つと、一気にその必要はなくなります。あきらかにくちびるが潤うからです。皮膚も、ご自分の手の甲などを観察していると気がつくと思います。あきらかにツヤが出ます。肌のツヤの正体は油分ではなく水分なのだと、はっきりわかります。女性などは、肌の調子なんかで、よりはっきりとわかるのではないでしょうか。

気分

カフェイン断ちをしていると、気分が向上します。といっても、けっしてハイになるわけではありません。むしろその逆で、非常にフラットな感覚になります。それでいて落ち込んでいるわけでもないという、実に不思議な(ある意味正常な)精神状態を味わえます。心の中の雑音が消えるような感覚。これがなんともいえず心地よいのです。今では両方知っているからわかるのですが、カフェインをとっている間は、気持ちのどこかに焦り、不安、プレッシャーがあります。

「別に私はそんなにストレスを感じてないし・・・」

と、いま思いませんでしたか? 僕もそうでした。これはカフェインをやめてみてはじめてわかることです。つまり、そうでないとき(カフェインをとっているとき)は、自分がイライラしてることに気がつかなくて、やめてみてはじめてわかったのです。ちょうど、窓を閉めたとたんに、外の風の音がぴたりと聞こえなくなる、あの感覚です。

イライラしているといっても、明確なストレスというよりは、たとえばエレベーターに乗ったら、つい「閉」のボタンを連打してしまうような、ささいな焦り。夕方になると理由はわからないけれど少しだけ将来が心配になるような、すごく小さな不安。とにかく常に心のどこかにあった、もやもやが一掃されます。

睡眠

一番分かりやすいのが睡眠でしょう。夜ぐっすり眠れるようになります。よく世の中では枕を変えるといいのではとか、寝る前にあれをしろだのこれはするなだのと言っていますが、そんな込み入ったことをせずに、だまされたと思って一度「カフェイン断ち」を試してほしいです。カフェインは体内から完全に排出されるのに意外と時間がかかるようです。たとえば午後にコーヒーやお茶を飲んでしまうと、夜までカフェインが残っているといいます。午前といわず、ひと月くらい完全にカフェインを断ってみると実感できるはずです。よく眠れない、眠りが浅い、睡眠不足からくる偏頭痛持ちの方におすすめです。

カフェイン断ち最大のデメリット

あくまで個人の感想とはいえ、こんなにもメリットばかりのカフェインフリー。ですが、ひとつだけ非常に大きなデメリットがあります。コーヒーが飲めないこと? もちろんそうですが、嗜好品ですのでそこはうまくコントロールできると思います。もっと深刻なデメリットがあるのです。

それは、離脱症状です。

カフェインフリーは、前述のように肌を潤し、心穏やかな気持ちにさせてくれて、よく眠れるようになり、結果的に最高な気分をもたらしてくれます。もっとはやくやればよかったと、私も何度も思ったものです。ただし、普段はコーヒーを飲んでいますから、当然ながら身体がカフェインだらけになっています。それをやめるとどうなると思いますか? 

やめた翌日あたりから、それはやってきます。そうです。離脱症状、禁断症状です。身体が強烈にカフェインを要求しはじめるのです。甘いものではありませんよ。強烈な頭痛、吐き気、めまい、気分の落ち込み、なんかよくわからないけどダメだ・・・という謎の気持ち。不安感。だるい。なにもしたくない。これが最低3日くらいは続きます。がまんできるでしょうか。難しいです。僕は何度かリタイヤしています。

のりこえれば最高の気分が待っています

こんなにつらい状態が、あと何日続くのだろうかと思うと耐えられなくなってしまうのです。しかし、(僕の場合)5日目あたりから急に改善します。霧が晴れるかのようです。うそみたいに気分がよくなり、前述の3つのメリットがもたらされます。もはやおすすめしたいのか、したくないのか自分でもよくわからなくなってきましたが、やっぱりおすすめなのです。

まとめ

このカフェインの離脱症状には個人差があるようで、ほとんど感じないという幸運な体質の持ち主もいるようです。あなたのタイプはどうかわかりませんが、もし普段からコーヒーやお茶を飲まれているようでしたら、一度完全に断ってみてください。感覚の変化に驚かれると思いますよ。


では、またコーヒーが飲みたくなってきましたのでこの辺で(笑)。



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