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2024年冬アニメ&一部春アニメ振り返り集

ようやっと全部観た。もう春アニメも終わっちゃったよ。
法事で土日出掛ける事が多くて時間取れなかった上に色々あって視聴モチベも上がらなくてね……
後回しの一気観がほとんどになってしまったため全体的に途中切り多めで申し訳ない。
春アニメも一部観ていたものがあるので一緒に掲載します。


冬アニメ

範馬刃牙 親子喧嘩編

烈海王ボクシング編は地下闘士が表格闘技界に挑むのを今更見せられても……って感じだし本筋ももう今更な勇次郎の強さアピールとどうでもいい刃牙の何で俺闘ってるんだっけ?をひたすら観せられる言わば味のしない前菜のサラダをひたすら食わされ続ける感じでジリジリさせられる。その分親子喧嘩ようやく始まったッ!とはなるけど。「毒も喰らう栄養も喰らう」とか「イヤミか貴様ッッ」は原作で大好きな場面だっただけにもっとタメて欲しかった感もある……「都市伝説」のパートも原作のあのうさんくさい都市伝説本のノリを再現した雰囲気が好きだったんだけどなあ~……まぁ……でも……やっぱり……刃牙対勇次郎がワクワクしねえワケがないのよ。ホント。エア夜食をアニメで観れてよかったよ。
しかし……するんだ……宮本武蔵編のアニメ化……

ウルトラマンブレーザー

作風自体は一話完結、未知との遭遇モノの昭和ウルトラマンあたりへの回帰がありつつ、恒例のレジェンド客演が無かったり野性味溢れるブレーザーの戦闘スタイルと新しいウルトラマン像も打ち出しているという非常にバランスのとれたワクワクさせられるウルトラマンだった。この「ドラマはちょい古め」「バトルシーンは斬新」ってのがいいバランスだったと思ってて……どっちも斬新にしちゃうと胸焼けしたりインパクトが分散したりすると思うし結果として「この怪獣はこうやって倒した」がちゃんと印象に残っているので良かったのだと思う。

ひろがるスカイ!プリキュア

ちょっと色々言いたくなるところはあったけれども最終回がすごく良かったので良かったです。終わり良ければ全て良しの極み。
まあ振り返りなので色々言ってしまうが……ソラちゃんのキャラが気持ちよくてすごく良かった。色々あったが一年楽しく観れたのはソラちゃんが居たからこそだと思っている。ツバサ君も別に男だから女だからみたいな扱いはせず普通に子供達の仲良しサークルのいち友人として扱っていた塩梅も良かった(申し訳ないがハグプリのキュアアンフィニの回とか思想強すぎて凄い嫌だったので……)
しかし敵組織の描写が最終盤までハッキリしないだとか……エルちゃんの存在を完全に持て余してる感だとか……気になる所はとにかく気になる所が多く……単発回はおおむね面白かった反面本筋の話はいやいやスジが通ってなくないか?とモヤっとさせられる事が多く……結局エルちゃんがカギにならないなら最後の過去の世界の話とか要りました?ってなっちゃうし……敵組織の内情が最後まで明かされないので敵幹部同士の絆とか最後に急に出されても…ってなっちゃったし……まぁ……そんなものなのかもしれないけど……そんな感じ。

王様戦隊キングオージャー

第一部は良かった。今までに無かった完全な異世界ファンタジーで、背景はほぼ合成という新しい撮影方法でまずすげぇってなったし、物語も5人…敵のラクレスとバグナラクと追加戦士のジェラミーを含めれば8人の国を背負う者たちの相容れぬ正義と仁義のぶつけ合いと先の読めない展開で引き込まれたし、まさかの二部構成という試みもワクワクした。しかしその第二部がなんというか……完結した作品に無理矢理続編作って歪みまくってしまったタイプの作品感が凄かったというか……敵がグレンラガン呼んでこいレベルの宇宙の支配者でどうするんだこれ?な壮大感は良かったけどやることがどうもセコいし言動も小物だし……洗脳ネタも何回やるんだよってウンザリしてくるし……なんかナニそれ?って感じの後出し設定多すぎて全体的にごちゃついてしまってたし……まぁ最終決戦はアベンジャーズエンドゲームかNARUTOの忍界大戦編やグレンラガンみたいでとても豪華でよかった。グレンラガン観たことないけど……でも「アベンジャーズやグレンラガンみたい」は褒め言葉であると同時にそれはどうなんだ?と思わなくもなく……グレンラガン観たことないのにグレンラガンみたいって思っちゃう程度にあまりにもまんますぎだったのだろうし……こう……「凄い作品ではあったけど手放しでは褒められないかな……」みたいな評価に落ち着いちゃったのはちょっと残念だった。

仮面ライダーガッチャード

第二部になってからエンジンかかってきたというか、ほんとに良くなってきた。ファイアーガッチャードの点火して一気にぶっ飛ぶの今までのどの高速系フォームとも画作りが違ってていい感じ。なんだかんだアクションがキレてると許せちゃうところはある……笑。なんかウゼー感じだった宝太郎もこなれてきたのか愛嬌を感じるようになってきたし、敵同士のドロドロとした感情のぶつかり合いも見応えが出てきてシンプルに面白いし、テキトー感あったケミーとの絆要素も徐々に生きてきてテンライナーでのウロボロス界へのカチコミからのケミー達を取り戻してプラチナガッチャードへの進化とか結構盛り上がれた。あと人助け路線に戻ったりレジェンド回とかもあって思ったけど万能というかなんでも受け入れられる懐の深さが出来ていてなんでもありが許される作風になったのは強いなと思った。

勇気爆発バーンブレイバーン

ニコニコ配信ないので観ないと言ったな。あったので観ました。無いって書いてあったじゃん!
これは……作品側が用意したツッコミ所をツッコまずに流しまくるので視聴者がツッコミを入れることでようやく完成するタイプの作品だったというか……そういう意味ではニコニコで観て大正解だった作品だったかもしれない。視聴者がロボットアニメに詳しいと信頼した上でロボットアニメのお約束を誇張してお出しすることでツッコミ所にしているという感じで、自分がロボットアニメ経験値少なくてどこがツッコミ所なのか理解しづらかっただけかもしれないけど作品単体だと面白味がよく分からなかったというのが正直なトコロ……どこまで真面目にやっててどこからがギャグでやってるのか分かりづらい作品だったってことね。アニメ自体にじゃなくてコメント欄のツッコミにクスっと笑ってばかりだった。物語自体もこう……なんというか割とジメっとしていたというかブチ上がる!みたいな感じではなくそれでブレイバーンとルルちゃんのハイテンションをぶつけられてもエンジンがあったまり切らない感じで……11話の敵とか面白い奴だと思った一方中盤で出すべきだったな……最終決戦の舞台でやるべきギャグではなかったな……とも思ってしまった。2クールでじっくり伏線や人間関係を積み立ててくれたらもっと盛り上がれたんじゃないかなと思うと同時に細けえことはいいんだよとそういうの全部すっ飛ばして1クールにおもしろ味をギュッと濃縮してお出ししたのがイマドキで良かったからウケたのかなとも思う……うーん難しい……最終話とかまさしくラスボスのお約束を全部食い気味にすっ飛ばすってギャグだったものね……世間での盛り上がりに反して個人的には最後まで自分と歯車が噛み合いそうで噛み合わずに終わってしまった。残念。

魔法少女にあこがれて

すごかったね。うん。女の子が辱められるのって苦手なんだけどこれは女の子同士だし基本的に「好きだから」が原動力だからエスカレート気味のコトヤッても不快感がなくてよかった。やはり百合か……百合なら全てが許される……主人公のうてなちゃんもしっかりえっちな目に合うというか百合っ娘にサカられるのが良いと思います。うてなちゃんの「絶対に負けない魔法少女が好き」に一切のブレがないのがいいですね。それが終盤の悪堕ち許さない展開とか他の幹部との敵対展開とかにも繋がって良かった。ガチ百合えっちもあって…満足(マジアベーゼと同じ顔)ただえっちなだけじゃなくてバトルも凝っててよかった。ただのエロパロだけじゃなくしっかり魔法少女もしくはバトルヒロインというジャンルに対する深い愛を感じた作品でした。原作こっから先が面白いらしいので2期、期待してます。やるよね?

魔女と野獣

背景美術とか台詞回しとかがオシャレさに全振りされていて一昔前の洋画観てる感じでなかなか楽しかった。サブキャラコンビの回とかも面白くてこの世界観でもっと色々やって欲しさ。魔剣編もコメディチックに進みながらも丁寧なフリを重ねてそして満を持しての最強対最強はやはりアガるものがあり…迫力たっぷりに描かれていて怪獣映画みたいでしたね。かなり続きが気になる所で終わったけど2期、やるのだろうか……

休日のわるものさん

浅草花やしきが登場したので名作です(地元に甘い)
かなりローテンポで面白いギャグがあるというわけではないかなりゆったりした作風なのだけれども演出とかにクドさが全くなくスーッと染み渡るようにちゃんとしていて飽きることなく静かにずっと観ていられるような……なんというか不思議な作品だった。まさしく休日のシメに心を穏やかにするのにピッタリな感じだった。
戦隊ヒーロー側の描写も適当な浅いパロディとかじゃなくて丁寧に考えられてあってよかった。戦隊のお約束の「なぜいつも一緒にいるのか」「なぜ一般人の若者なのか」「なぜ世代交代するのか」に独自の理由付けをしてシナリオを作っていたのが好印象だった。

アンデッドアンラック

時間を止められるというボスクラスの能力だけど本人がヘタレなことでバランス取ってるといういい感じの新たな仲間が増えて戦い方の幅が増えて面白さが加速していった。そしてどこまでもアンディがナイスガイすぎる。褒めの達人か?察しのプロか?今世紀最大の夢女生産機か?ダメですアンディには風子がいます。風子もいい女の子だ……タチアナのビリーに対する感情を決して否定せずに受け入れて手を取るのとか良すぎるよ……
アンディや風子もだしタチアナとビリーの戦いもそうだけどどんな感情や信念を持っているかで効力が変わる能力があるからいかに人の心を動かすかというのもバトルの主軸になっていて激アツ。
ただ……前回のあらすじが毎回長いとか回想シーンがやたらと多いとかたぶんTVで観てたら気にならなかったんだろうけど配信で一気見すると気になってしまう点はあった。まぁ毎回激しいアクションシーンのあるアニメだからそうやってリソース節約するのは大事なのだとは思うのだけれども……配信時代に適合できていないアニメなのかもしれない……
それで……まさかの漫画作りという意外な展開でアンデッドアンラックは作中作だったのかーと思いきや長いと感じてたあらすじのナレーションが物語に介入してくる演出とか終盤になっても驚きの連続で本当にすごい作品だな……安野雲この短い出番でここまでのインパクトを残すとは……ある意味では綺麗に終わったけど続きは作られるのか?素晴らしさに対してあまり話題はきかなかったように感じるが……

姫様“拷問”の時間です

別にグルメだけじゃなかったのね。それでも2話目にしてもうワンパターン感あるな……と思いきやそうならないようにあの手この手で飽きさせないように色々考えられてはいた。魔王様にまで拷問し始めたらもはやなんでもアリでしょ(笑)
姫様のいわゆる貴族らしくあれと抑圧されて育てられてきた故の俗物への憧れとか戦いの世界に身を置いてきた故の人のぬくもりへの渇望みたいな過去を小出しにする感じがうまい具合にキャラクター性の掘り下げになっていて良かったし、それでどんどん拷問官たちに懐柔され家族みたいな仲になっていく様子は微笑ましくもあり涙ぐましくもあり……魔王軍、いいやつしかいねえ!魔王様が一番の萌えキャラじゃん。ワンパターン的な展開をお約束にちゃんと昇華してアニメーションや掛け合いで楽しませてくれるちゃんとしていたギャグアニメだった。良かった。

脱落組

ぽんのみち(5話まで)

まぁ……つまらなくはなかったよ、うん。つまらなくはないけど女の子たちがウダウダやってるのを眺めて楽しめるギリギリのラインだったな……ぐらい。麻雀の話題がイカサマばっかなのどうかと思うし麻雀に絡めたギャグはことごとくスベってたし……とりあえず世のクリエイターは安易なパロディはつまらない奴のやることという事をもっと理解したほうがいい。前田佳織里さんには申し訳ないけど広島弁も全然なってなかったし……ちゃんと演技指導されとるのか?悪いがキャラデザも気に入らなかった。胸はでかけりゃいいってもんじゃない。
スベリ芸やパロネタ挟まるたびに10秒飛ばしに指が掛かってしまっていたのでもういいかな……となったので視聴打ち切りで……
関係ないけどニコニコだとまほあこ→ブレイバーン→コレで3連続前田佳織里さんでちょっと笑った。出世したなしずくちゃん……

月刊モー想科学(2話まで)

キッズ向けっぽさしかない作風と作ってる側は大きなお姉様向けを想定してるんだろうな……というチグハグ感が違和感にしかなってなかったのと台詞回しが全体的にクドく同じ台詞を何度も繰り返したりピンチ時にグダグダやったりするギャグが面白さよりウザさが上回ってしまったので切り。本当にどこ層向けを想定したアニメだったのこれ?

メタリックルージュ(5話まで)

1話なんもわからん感だったけど2話のわっちゃわちゃ感でこれ面白いわ!ってなれた。クール系おもしれー女と陽気系おもしれー女の掛け合いが軽快すぎて面白い。あと強いババア。だがしかし……その2話がピークだった感は否めなく……序盤こそギスを繰り返して絆が深まっていくんだなと思ってたんだけど思いのほかずっと関係がドライなままで全然一向に仲が進展しないし……結局百合要素は匂わせだけか……?
最後まで観てから自分の感想書くべきだと思うけどアルスるって感想見ちゃって流石に視聴再開する気起きず終了……リアタイで追い切れなくて後追い一気観の弊害が出てしまった……自分はネタバレ感想見ても楽しめるタイプだから平気でネタバレ感想見ちゃうけどけどこればっかりは流石にね……観ても無駄だと分かってるのに観続けられるほど出来ちゃいないよ自分は。

ぶっちぎり?!(4話まで)

毎回サブタイトルが料理名とかやっぱりグルメアニメじゃないか。
作画で遊びまくってたり料理に妙に気合入ってたり喧嘩シーンは流石の迫力とアニメーション的には観てて面白みがあったけどなんか少年漫画的なノリな割に童貞捨てたい!なんて下品ネタが決め台詞だったりとか場面場面の繋がりがなんかチグハグだったりとかなんだかしっくりこない作品でもあった。なんというかオリジナルアニメのはずなのに出オチ漫画原作みたいな思い付いた事片っ端からでたらめに並べてるだけみたいな内容だった。テンションもぶっちぎれていそうでぶっちぎれていない不完全燃焼な感じで……タイトル詐欺だったかもしれない。アニメーションとしては良いけどその作画に内容が追いついていない、そんな感じ。
週一で観てたなら耐えられたんだろうけど一気観してたら何でこんなの観てるんだろう……って気分になってきたので申し訳ないが視聴打ち切りで……

以上。今期の総評「よいこの諸君!パロディはちゃんと上手くギャグに昇華してあげずにだた並べただけでは基本的にただサムいだけだぞ!」

春アニメ

にじよん あにめーしょん2

よかった。大好きで溢れていた。結構百合描写に踏み込んでていいのか!?ってなった。いいのか。でもまぁ……ビクトリーロード擦りすぎじゃね?とは思った。

遊☆戯☆王ゴーラッシュ!!

なんか狂った回多かったな……というか狂った奴ら襲来しすぎというか……今シーズン中ずーっとカレーパンネタを擦り続けるという正気ではない展開。正直……あまり面白くはなかったな……女王=遊歩もそれ以外にあるかよって感じだったし……

鬼滅の刃 柱稽古編

相変わらずの面白さだった。原作既読の母からこの柱稽古編は繋ぎの話でしかないから面白くないと聴いていたんですけどなんかアニオリを大量追加する事で何とか尺を保ってたらしくてすごい力技だ。鬼滅だから許されてる。そのアニオリがちゃんと面白いのでよくやっている。ギャグ中心だったのもあるだろうけど前期で気になってたテンポの悪さもだいぶ改善されていて観やすかった。
しかし完結編は劇場3部作か……観れないな……大変だから……

わんだふるぷりきゅあ

ファーストインプレッションで書いた通りこむぎのキャラ付けがいち犬好きとしてうーーーん……人間様に都合のいい存在すぎる……って感じだったんだけどニャミー本格参戦からそのへんのバランス取れてきて良くなってきたかな……と思う。ユキとまゆの関係性は好き。あとボケツッコミのノリがなんというか不思議な感じというかふわっふわっしてる感がある……変わったノリだな……

爆上戦隊ブンブンジャー

まじで面白い。新たな敵幹部、追加戦士が登場しても面白さのエンジンは止まることなく、明るさとシブみのバランスが本当に良い。賑やかしだったブンドリオがビュンディという過去の因縁持ちが現れたことでシリアス要因になってきたのちょっと意外だった。でもビュンディとの過去の因縁がギャグではなくシリアスなのが話にメリハリをつけてると思う。本当に作風のバランス取りがうまい。

ひみつのアイプリ

プリパラへの回帰がありつつ現代に合わせて話を必要以上に引っ張らないスピード感が与えられていた(学園長と寮母さんの話とかまんまグロリアとらぁらママの話だったけどあっちが2クールかけたのに対しこっちは1話で片付いたし)まさしく令和にアップデートされたプリパラという感じで毎週楽しく観れた。サクラさんら生徒会も最初はライバルとして立ち塞がるのかなと思ったら最初から主人公二人の大ファンで全面的にバックアップしてくれるというのも現代らしいなと思った。新参に優しくが今ドキのネット社会。そしてつむぎちゃん……あんた……まさか……

終末トレインどこへいく?

個人的に水島努監督ってガルパンの人というよりBLOOD-Cとかマヨイガとか定期的に変なホラーアニメ作りたがる人って印象のほうが強いんですけど、今作はそんな監督のホラーアニメ作りたい欲が発散されていたと思う。シュール強めの会話劇ホラー要素ひとつまみみたいな感じ。あとクレしんっぽさある子供っぽい下ネタ。キャラクターもアニメキャラというより一時の感情に流されまくる若者らしい若者として描かれていた感じがあった。見る人によってはヒステリックすぎるとか考え方がブレブレだとか感じるかもしれないけど自分はそれが生々しい女子高生らしくていいと思った。あとハウスオブザデッド好きなので出てくるだけで無条件で高評価しちゃう(笑)アニメの町の回とか漫画化の町の回とかも完全に好き放題やってる感じがとても楽しかった。アニメはこれくらいカオスなのがいい。オチはついたようなついてないような……って感じだったけど……まぁ、そんなもんだよね、世界って。事象は元に戻る事はなくただ変化し続けるのみ。

ブルーアーカイブ The Animation(3話まで)

原作で読んだ部分が一昔前の美少女アニメ感ある賑やかな感じに変換されて出力された感じがよかった。原作がそもそも一昔前の日本の美少女ゲームリスペクトの作品だからこういう造りになってるのは正解だったと思う。
ただまぁ、色々演出がヘタクソだった感は否めない……ブルアカ原作は省いていい描写は省いて読者の想像に委ねてる部分が多いのだけれどもこのアニメは余計なモン足してるくせに描写すべき部分は省いたままだからなんか全体的に雑なだけの印象になっちゃったのだと思う。懸念通りノベルゲーだから許されていた部分が映像化されて誤魔化せなくなってしまってたというか……
戦闘シーンも凝ろうとして変な感じになっちゃってたのならいっそいらなかった。わざとグダグダ戦闘する→私にいい考えがある→あっという間に逆転。ばっかじゃねえかよぉお前んとこの戦闘よぉ。最初からやれやとしか思えない。この先生にミカ救ってほしくねぇなあ……
そんなわけで3話の戦闘シーンがあまりにもアホくさすぎてこれ以上観続ける気が失せてしまったので切り……サバゲーやってんじゃねえんだぞ。スタッフに銃撃戦に詳しい奴が居なかったんか?楽しみにしていたぶんガッカリ感が酷い……こんなもん観る暇があったらその時間で原作読んで貰いたいです、マジで。

以上。残りは夏にゆっくり観ます。ニコニコ崩壊してるので夏アニメ追えないと思うので……
一応
・異世界スーサイド・スクワッド
・グレンダイザーU
・キン肉マン
・天穂のサクナヒメ
・モノノ怪
は地上波録画して最新話追おうと思っています。キン肉マンはネット配信ないですし。しかのこ(以下略)とか逃げ上手の若君とかも気になるけどそれは後でアマプラで一気観すればいいか。

その他ドラマとか映画とか

ロジャー・ラビット

アマプラに追加されてたので視聴。ディズニーランドのアトラクションになってる割に自分含め観たことある人は少ない気がする一作。冒頭のカートゥーンシーンとか本編中の実写とカートゥーンの融合具合はまさしく全盛期のディズニーだなって感じで観てて楽しいし、ドナルドダックとダフィーダックがどつきあうシーンとかミッキーマウスとバックスバニーがつるんで主人公に絡んでくるシーンとかのコラボレーション要素はやっぱり嬉しくなっちゃうし、タクシーによるカーチェイスシーンは「アトラクションの元ネタはこれかぁ!」ってなれた。内容は酒呑みまくりタバコふかしまくりセクハラあり下ネタありとまぁだいぶ大人向けであり日本での知名度が低いのも納得ではあるけど1947年のアメリカのうらぶれた雰囲気とショービジネスの世界の裏側のノリを味わえてとてもよかった。まさしく今では作られないような作品ですね……

-ive aLIVE!

ブルーアーカイブのイベントシナリオ。普段はいい話だったねぐらいしか思わないけど今回のシナリオはとても良かったので感想書く。今回の主役のアイリって子は個性の尖りまくってる女の子だらけのブルアカの中であえて「普通の女の子」という個性を付けられてる子なんだけれども、そんな子が自分は平凡だと思って悩み、何者かになろうともがく様子が丁寧に描かれていて引き込まれたし、ブルアカとしては異例?な戦闘パートなしで純粋にありきたりな女子高生の物語として進んだのもアイリらしくて印象深かったし、「放課後スイーツ物語」でのカズサがアイリに影響されてスケバンから足を洗ったエピソードを踏まえた上で自分は本当は既に周囲に大きな影響を与えられる存在だったという事を理解していくのがとてもよかった。放課後スイーツ物語の最終話のカズサのアイリへのクソデカ感情が明かされる場面すごい衝撃だったので今回の話があれへのアンサーになっていたのは嬉しかったよ。今期はガールズバンドアニメが3作もあって偶然にもブルアカもそれにぶつかる具合になったけど、それらにも十分通じるような内容だった。

岸辺露伴は動かない 密猟海岸

NHKの実写ドラマシリーズ9弾。今回はジョジョ4部本編のイタリア料理を食べに行こう+密猟海岸という構成で独特の空気感というか不気味な感じは相変わらずだったけどイタリア料理パートはちょっとシュールさのほうが上回ってたかな……感。億泰の台詞を泉君や露伴先生に言わせるの違和感凄かったな……

イシナガキクエを探しています

「がんばれ奥様ッソ!」「このテープもってないですか?」に連なるフェイクドキュメンタリーシリーズ最新作。今回は公開捜索番組風ホラー。VTRに違和感があったのにスタジオのタレントが誰も触れない気持ち悪さとかそういうところは相変わらず上手いと思ったし、表向き賑やかだった今までと違い故人を取り扱った真面目な取材内容だから不謹慎感がありゾクゾクした。ただまぁ、オチは大人しいなとは思った。奥様ッソみたいに直接的に何か事件が起きる訳でもなくこのテープみたいに怪異に番組を乗っ取られる訳でもなく。そういうホラー演出に頼らないでホラーを描く、という試みだったのかもしれないけど。個人的にイシナガキクエは知らないはずなのに何にでも見覚えを感じてしまうThisMan的なアレか、原作貞子みたいに知ったらアウト=視聴者ももうアウト的なオチを予想してたので普通に心霊で祓うために探していたというオチはそう……って感じ。
関係ないけど第2回観た後に最終回がスタジオ全員にのっぺらぼうが伝染してパニックホラーになって終了というしょうもないオチでガッカリする夢を観た

鬼太郎誕生 ゲゲゲの謎

沢城みゆき鬼太郎の前日譚?去年大ヒットした奴。アマプラに来たので視聴。雰囲気づくりが本当に素晴らしく……東京や列車の場面の空気の悪さとかそれと対照的に自然で溢れていて開放的なのにどこか嫌な感じがする村とか……水木の戦時中の記憶がフラッシュバックする演出でテンポを損なうことなく過去回想を挟んだり戦時中の上官と龍賀一族の欺瞞が重なる演出とかもとても上手く……戦闘シーンもわざと画を崩して激しい感じを表現していてて見応えがあり……八つ墓村的なやつ×妖怪モノとしてはとかアニメーションとしてはとかは大満足なんだけどサーッ……自分は根っからの鬼太郎ファンだからいやあのラストというかスタッフロールでの場面はちょいと無理矢理すぎねぇかなぁ……とどうしても思ってしまったワケでして……無理に原作の鬼太郎誕生に繋げなくても思い切ってオリジナルの内容でも良かったんじゃねえかなあー……とは……そんな感じ。

バトルフィーバーJ

Youtubeで配信されていたのを完走。序盤は秘密組織モノなのにノリが軽すぎるなぁ……と思っていたもののそのノリの軽さと独特な台詞回しにハマっていった。結構自分の好みに適合していてかなりお気に入りの戦隊上位になったかもしれない。バトルケニアいいキャラしとるな。敵組織がこの作戦前にも似たのやりませんでしたっけ?みたいな事言い出すの笑う。マンネリなんかなんのその。勉強怪人の回なんかはこれ現代風にアレンジしたら面白くなりそうだなと思ったりも。こういう作品、当時の世相が垣間見れて良いと思う。

仮面ライダーギーツ×リバイス MOVIEバトルロワイヤル

アマプラにあったので視聴。リバイスはノレてなかった身なのでリバイスパートはだるいなと思いながら観つつ……ギーツパートも龍騎勢が理由なくただ突然出てきて襲いかかってくるだけだったり(ナイトが悪役なのが凄い違和感……)唐突にねじ込まれるスシローの宣伝にとツッコミどころは多かったけれどもアクションは見栄えを凝っていたしギーツの力を借りて半ば無理矢理とはいえモヤっとした終わりだったリバイスの物語に一応のハッピーエンドがもたらされたりと視聴後の満足感は高かった。一輝の記憶が消える設定、やはり要らなかったのでは……

仮面ライダーギーツ 4人のエースと黒狐

同じくアマプラにあったので視聴。シリアス色の強かった本編と比べると序盤の4分割されて変人化&大幅に弱体化したエースたちや終始ふざけ倒している悪役(必殺キックがコサックダンスは笑った)などコメディ色が強く、画面の前のみんなでギーツを応援しよう!と呼びかけられるというライダー映画では珍しい演出が挟まったりとかなり異色な感じがしたが、本編だと強かなキャラだったエースが弱体化されていることで人間臭い一面を見せていてそのお陰でだいぶ王道な物語となっていてスッキリ観られるいい作品に仕上がっていたと思う。
あと先行登場のガッチャード、本編であんなハガレンみたいな戦い方してたっけ……(先行登場特有のキャラブレ)

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