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本とチャリと音楽と ~チャリ旅 5日目~

5日目。浜名湖から差し込む朝日で起床。昨晩、コインランドリーが閉まっていたので、朝に洗濯する必要があり、6:00過ぎに起床しました。洗濯し、コンビニで買った朝ご飯を部屋で食べ、めざましテレビをぼーっと見ていました。これはこれで至福の時ですね。僕の住んでいる家にはテレビはないので、こういう出先でしかテレビは見れないので、逆に新鮮で面白いなぁ、と思いながら見ていました。それにしても昨晩の「道との遭遇」っていう番組面白かったなぁ。寝ないといけなかったので最後まで見れませんでしたが(良い子なので)。

そして、せっかくなので浜名湖も見に行きました。宿と浜名湖がほぼ接していて、すぐ近くで見れました。朝×田舎×湖って最高の組み合わせですよね。蝉もみんみん鳴いていて、これぞ夏だなぁってひしひしと感じさせられました。普通に暑いんですけどね。

浜名湖

洗濯も終えて、準備が整い、8:10頃に宿を出発。今日の最終目的地は、名古屋駅(ついに!)なので、とりあえず、モーニングライドとして、国府駅を目指すことにしました。国府駅のことはよく知らず、調べても特に観光スポットのようなものは出てこなかったのですが、距離的にちょうど良いかな、ということで選びました。

道自体はほぼ平坦のようなもので、距離も28kmなので、特に困難なポイントはなかったのですが、昨日のロングライドの疲労が残っていて、足が重い重い。まあちょっとスピード落としても誰にも怒られる訳じゃないので(一人旅のいいところですね)、自分のペースで漕いで行きました。3日目みたいにちゃんと途中で銭湯なりなんなりで疲労回復せねばあかんなぁと思いました。交代浴大事。

鷲津→国府

とりあえず、国府駅に到着し、オアシスのコメダ珈琲へ吸い込まれ、休憩しました。今日は特に暑い!水分補給と休憩しないと、体調崩しそうな予感がします。マイペースでサイクリングしようと思いました。国府では特に予定もなかったため、休憩後、岡崎駅に向けて出発しました。

暑さのピーク、出発直後、これは殺人的な暑さだから、万が一熱中症の症状が出たらすぐに、どこかで休憩しようと心に決めました。岡崎までは、19kmくらいでしたので、距離的には長くないですが、アップダウンが少しだけありそうだったので、気合いが必要でした。

結局アップダウンもそんな激しいものはなく、休憩することなくゴールに辿り着きました。チャリを漕いでいると感じるのですが、一番暑いのは信号待ちなどで止まった時です。チャリを止めた瞬間に照りつける太陽ともわっとくる熱気がいきなり襲い掛かるんです。あれなんなんでしょう。チャリ漕いでると、風を感じるから体感温度が少し下がってるとかなんですかね。

国府 → 岡崎
岡崎駅

とりあえず、もう暑すぎるので何も考えずにオアシス(スタバ)に吸引されました。大通り沿いにあるスタバって建物が幾何学的にかわいいの多くないですか。今回の店舗も見た目がすごいかわいくて、店内も広くて程よくお客さんもいて、休憩にはちょうど良かったです。新発売のSUNSHINE PINEAPPLEめっちゃ美味しいですよね。ついつい飲んでしまいます。チャリ旅してると、あまりカロリーを気にしないで良いのがいいですね。むしろ足りなくなることの方が多いので。

スターバックスコーヒー 岡崎針崎店

通りすがりのカフェで、勉強とかしている学生を見ると、「あぁ、この子にとってはここが地元であり、将来この地を離れたあと、また戻ってきた時に『懐かしいなぁ』と思うであろう場所なんだなぁ。」と耽ってしまい、勝手にセンチメンタルな気持ちになります。私にとってはただの通りすがりの土地だけど、一方でその土地をルーツとして生きていく人がいるのだ、と思うとエモい気持ちになります。またいつでもこの街に帰ってきていいんだよ、って声かけたくなります(相当意味不明)。

昨日の疲れが残りながらの午前ライドだったので、リフレッシュするために、次は豊田市のスーパー銭湯に向かいます。岡崎でも特に何もしていないですが、出発。

特に道中の印象はなかったですが、豊田市に向かうとなると名古屋市から迂回することになります。昨日110kmオーバーのライドをしてしまったことによって、100kmを下回るとサボっている感覚になってしまい、名古屋に着くまでに100km超えるようなルートを選んでしまいました(笑)。なんか「北野桝塚」の駅名がかっこいいなと思ったのと、そこ付近はすごく長閑で真っ直ぐな道が伸びていて、よかったです。

岡崎 → 新上拳母

「豊田 拳母温泉 おいでんの湯」というスーパー銭湯へ到着。なとなく良さげ。中に入ると、バーコードキー制度で中ではそれで全て精算し、最後に支払いを行うというシステム。これすごく好きなんですけど、中で散財しちゃうんですよねぇ。ジュース買ったりなんか食べたり。

豊田 拳母温泉 おいでんの湯

お風呂の中はめちゃくちゃ混んでいて、特に家族連れが多くて、湯船も洗い場も外気浴もほぼほぼ埋まっている状態でした。世間は夏休みなんですかね。というかお盆休みで社会人も休みなのか。僕は1ヶ月休みなんですけどね(勝ち誇った顔)。ここでも、3日目と同様、交代浴をして、体の疲労を取り切って、ラウンジでぼーっとして、今日のラストライド、名古屋駅に向けて出発しました。

34km弱の道のりでしたが、特に変わった点はなく、田舎道と栄えている街を交互に通り過ぎて行きました。実は途中で「徳重駅」に寄りました。この駅で何をしたいとかは全くなかったのですが、僕の好きな YouTubeチャンネル「板橋ハウス」をやっているうちの一人の竹内さんの実家の最寄りが「徳重駅」であるため(本人が公言している)、ちょっと拝みに行った感じでした(弱キモ)。「徳重」という名前から、田舎だけど高級な一軒家がポツポツ立っている、みたいな町をイメージしていたのですが、全然ショッピングモールやお店などが駅の周辺にたくさんあって、すごく住みやすそうな感じでした。徳重駅のことはどうでもいいですね(笑)。

徳重駅

徳重駅を中間地点として、今度こそ名古屋駅の宿に向かいました。ここも特徴的なことはなかったですが、今日はひたすらにRADWIMPSの「×と⚪︎と罪と」というアルバムを聴いていました。やっぱりいいなぁと思いましたね。野田洋次郎のえぐみと軽やかさがちょうど良いバランスで表現されていて、本人の価値観や感性がすごく伝わってくる感覚がしました。ひたすらにチャリを漕いで名古屋駅の「音速別荘」という宿へ辿り着きました。

新上拳母 → 徳重 → 名古屋駅

この宿は結構特徴的で、ビルが7階建てくらいですが、全てがこの宿のテナントで、内装もハンドメイド感がすごかったです。若干廃墟のテーマパーク感もあって苦手な人は苦手かもと思いました。また、外国人も西洋人というよりは、アジア系の人が多くて、他のドミトリーとはちょっと違う感じでした。今はそこのラウンジでこの記事を書いています。ドミトリーに外国人がいるとなんと泣くテンションが上がるんですよねぇ。旅してる感があって。

音速別荘の外観
宿内の階段
寝床

あと、名古屋駅周辺もぶらぶらしたんですが、名古屋駅はコンセプトがよくわかりませんでした。東京駅感が強いのですが、韓国の店のエリア(?)みたいなのもありましたし、梅田みたいな、店の並びの雰囲気があったりして、ちょっと困惑しました(笑)。まあ全部盛りって感じですね。

今日はここまでにします。そういえば、読んでいた「お前の罪を自白しろ」という本を読み終えました。色々ちゃちゃ入れたいことあるのですが、またの機会にします。明日はついに関西かぁ。

また明日です。

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