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想いをカタチに!コンセプトをイラスト化するスケッチ相談会を開催してみて気付いた3つの事

おはようございます!暑い日が続きますね。takebonは本日は交通当番があり、小学生の誘導をしていました。そしたらかなりの数で虫かごを持っている子たちがいました。実は家の娘が、観察の為にカブトムシを持っていきたいと昨日言っていたのでした。会社の先輩から蛹状態のカブトムシ4匹を貰い3匹は上手く成虫になれたのでその一匹を持っていきました。メスでしたが力が強くてびっくりしました。

takebonのパーパス「想いをカタチに」

さて、今月から会社でスケッチ相談会というものを始めました。takebonのパーパスは「想いをカタチに!」ということで、今までプロダクトデザイナーとして企画者の考えるアイデアをカタチにする仕事をしていました。今年の2月から企画者になり、アイデアやコンセプトを考える毎日を送っています。とはいえ、なかなかヒットしそうなコンセプトというのはなかなか出てくるものではありませんし、常に考えていても、30案に1案ぐらいが企画チーム内で初めて「売れそう!」といえるものだったりするので、コンセプトの打率はあまり良い方ではありません。

わくなるあいな企画力アップ

得意先との対応などでなかなかコンセプトを考える時間が取れない企画者もたくさんいる中で、わくなるあいな企画力をアップ※するために、自分が何か貢献できることが無いだろうか?と考え、そうだ!!スケッチ相談会を実施してみよう!と思いいたりました。開発チームは開発相談会というものをやっていますが、その頃からライブでスケッチを描くということはやっていました。要はコンセプトがあってもそれを良い感じに表現する手段が無くて困っている人が多いという事です。スケッチが描けないから具現化出来ないのは勿体ないので、そこは間に入ってあなたの脳の補佐役になりますよ...ということです。

※わくなるあい=わくわく、なるほど、あいの略で、株式会社ドリームでは商品を企画する時、商品化する会議では、このわくわく度、なるほど度、あい度を定量化しています。

小刻みにPDCAを回す=手を動かすということ

ただ、漠然としているイメージがそのまますぐにカタチになるかというとそうでもなくて、ある程度自分でもポンチ絵で良いから殴り書きでも良いから頭と手を動かしてみて、100均などで簡単なモックを組み合わせで作ってみたりして、手を動かす事も大事だと思っています。そうでないと、思い付きだけのコンセプトになってしまう可能性もあるので、小さくても良いから、思いついたアイデアを自分なりに試してみるということが最も大切なPDCAだと思っています。

100%伝えるということ

その上で誰かに自分のコンセプトが良いかどうか、ヒアリングしてみたり、専門家に理論を聞いてみたり、デザイナーに確認してみたりする時に、相手に自分がやりたいことを100%伝えきる方法として、ラフスケッチが最適ではないだろうか?ということです。ラフな絵でも構わないですが、エンジニアが見れば細かい詳細を知りたいでしょうし、専門家が見れば具体的なユーザーの利用シーンが知りたいでしょうし、デザイナーであれば、デザインすべき条件が知りたいと思います。その概要や意図が大まかに分かるようなスケッチが欲しいというニーズが一定以上あると気付いたんです。

わくわくする土壌作り

その上で、僕は企画チームメンバーに相談したところ、ファシリテーションやっても良いよ!と言ってくれた方がいたり、企画相談に乗っても良いよとアドバイザリーの役回りをしてくれる人がいたり。全社的に商品企画やコンセプト出しがもっと楽しくなり、やりたいことを実現出来て、コンセプトもどんどん良い物にブラッシュアップしていけるような、わくわくクリエテイブな風土やカルチャーをつくりたい。その想いからスケッチ相談会という分かりやすくキャッチーな時間枠を設けてまずはやってみることにしました。

かなり好評で予約票は2週間待ちの状態になりました。アウトプットしたスケッチに対してカッコいい!という意見なども貰えました。企画相談も同時にしていることで、その場でコンセプトブラッシュアップが出来て、素材や使用方法に関する課題点も浮き堀にできるという一石二鳥の効果もありました。とりあえずは隔週で1時間枠、独り15分でやっていますが、今後はもっと頻度を多くしたり、もっとオープンに外部企画者の方なども一緒に共創していけるような土台や土壌作りに貢献していけたらと考えています。






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