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どこに行く?誰に会いに行く? 中編

皆さんこんばんは。

前回、日本と海外のバーの違いについて書きました。
オーセンティックとはなんぞや?
何を持ってして正統派というんだ?という所で終わってました。

今回は、その続き。。。

完全に個人の考えなのですが、
僕はこのオーセンティックというのが嫌いですw
理由は、何を持ってして?という部分
というか、カテゴライズする事が嫌いです。
なぜなら、可能性を潰してしまう事になる場合がある
これが一番の理由。
カクテルにもジャンルがあるんですね
例えばミクソロジーカクテルなんてのもそうです。
(どんなものなのかは、また別で書きたいと思います。)

中にはうちはオーセンティックバーだからミクソロジーカクテルはやらない
というお店もあります。
別に良いんですがw
まぁ、僕に言わせると、『つまんねぇ』
そもそも、ジャンル分けがナンセンス
いずれも、一杯のカクテルを突き詰めていった先にある表現の結果が違う
それだけで、マインドは一緒なんですね。

今で言うクラシックカクテルも
きっと、その当時は斬新で新しい物だったはずです。
先人たちも、ただ美味しく、新しいものを作ろうとした結果
今も残るカクテルが出来上がったはず

ちょっと脱線しましたが
んじゃいつからオーセンティックなんて言葉が出てきたんだ?

これは全く分かりませんw w
オーセンティックってファッション用語ですからねw
オーセンティックと名乗るバーテンダーのうちどれほどがこの事を知っているか知りませんがw

多分ですが、カクテルが日本で広まり出した頃
きっと粗悪なカクテルを出す店も増えてきたんだと思います
いわゆるバーテンが沢山いた時代
俺たちはそんな適当に仕事しない!きっちりしたお酒を提供する!
そんな人達が言い出したのかな?と思ってます。

先述のミクソロジー・ミクロロジストってのも似たような感じで生まれ
海外では、パブでバールを注ぐだけでカクテルを作らない人も
バーテンダーと言われるんです。
それと区別するためにミクソロジストという言葉が生まれミクソロジーと言うカクテルもできてきた
主張の強い海外ら強いですよねw

世界のバーから見ると日本のバー文化はかなり独自性が強いです。
メニューがないのも日本くらいじゃないでしょうか?
求められたものを提供する、または、人ありきで成り立っているのが日本
お店のオリジナリティを売るのが海外

日本にいるとあまり感じられないと思うのですが。。
お酒の環境に至っては日本はかなり恵まれているんですよ?

つづく

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