蔵良 蘭

ノンフィクションしか書けないフリーライター。書いて満足!ではなく、意見交換が気軽にでき…

蔵良 蘭

ノンフィクションしか書けないフリーライター。書いて満足!ではなく、意見交換が気軽にできたら嬉しいです♪

マガジン

  • 9の小さなフコウと1の大きなしあわせ【全5章】

    失恋や病気、同調圧力に喧嘩、モラハラと女性蔑視など、私はこれまでに嫌な出来事をたくさん経験してきました。  本作はこれらについてのお話が9割を占めています。そういうと、読んでいても苦痛を感じるだけの作品に思えるかもしれませんが、最終的にはその「嫌な出来事」を経て見つけることができた1つの大きな幸せについて触れています。  また、私の創作物であるエッセイや写真、絵に動画といったものが生まれた背景を描いている側面もあり、全10話の内容にも関係する作品を紹介。  10代の頃から40代の現在までのマイナス感情の吐露が大多数を占めた、デトックスエッセイ。しかし最後まで読んでみると、そのカオスがカタルシスへと変わっていくはずです。 「そんなキレイゴト通りに生きられるなら、こんなに迷っていない」と感じている方に、ぜひ読んでもらいたいです。

  • 死に様=生き様!?

    死んでしまった父へ、 答えのない問いかけをした先にあったのは、 父から母への夫婦喧嘩の約束でした。 ひたすらに苦しみながらも悲しみと向き合っていくエッセイ 「いつ逝ってもいい」と話していた父が、ピンピンコロリで突然他界。所詮ドライな関係だと思っていたはずが、いざ亡くなったらふと父のことを思い出しては涙する日が続く。 「本当にそれで良かったの? そこに後悔はないの?」  ……どうしたって、答えのない問いなのはわかっていたけど、どうしても死んでしまった父の気持ちが知りたくて頼ったのは信頼のできる占い師、そして複数の霊能者。さまざまな言葉をもらいながら、自分の中の答えを探していく。  霊感もなく疑り深い私が、亡くなった父と交信できた感覚になるまでの、自分ヒーリングライティング。

  • “オンナ”という性 全5章

    男女兼任から女性専門へと転向した機能回復セラピストが考察する、女性/男性の性。 恋愛・死・性行為の3つにまつわる疑似体験を赤裸々に綴ることで、施術が受けられない読者の心のClose contact(濃厚接触)として、読んで楽しめる“施術の疑似体験”を目指しました。 男女のみならず、性別を持つすべての人に知って欲しい内容を詰め込んだ“性”の参考書です。 ブログでご好評いただいていた内容を加筆修正し、読みやすいエッセイにしました!

  • 五感フォトブック 5作

    美しいモノだったり、良い香りだったり、素晴らしい音楽に美味しい料理、気持ちの良い感触など……イメージで五感を満たすような写真を集めました。  こうすることで“心地良い”状態は自分でも作れるのだ!と実感。 でも、幸せな感情だけではなく、ときにはありのままのものを感じることも大切なのです。 だって私たちは『感情を持って生まれた一人の人間』なのだから。

  • フィルム写真に手書き言葉を添えたスライドショー7作

    私が撮影したフィルム写真に手書きの言葉を添えたPhoto bookのスライドショー。 手づくりのアルバムとして、ネット越しであっても、アナログ的な感覚を楽しんでいただけたら嬉しいです。 どれも古い写真で画質が悪く、全体的に手作り感満載ですが、ほんのちょっぴりだけでもいいので見てくださった方の気分転換になったらいいな〜と思って作りました。

最近の記事

⑤9の小さなフコウと1の大きなしあわせ~光では救われない人へ~【第5章 モラハラ夫・女性蔑視・セックスレス〜現在〜 ◆闇度5◆】

第5章 モラハラ夫・女性蔑視・セックスレス〜現在〜 ◆闇度5◆ ※第5章は全てのお話が繋がっています。 旅行キャンセルの理由はカキフライ  おそらく私の人生におけるラスボスとはズバリ、モラハラ夫だ。  まず私と彼が出会ったのは介護施設と掛け持ちで出張マッサージをしていたときのこと。要するに始まりは施術者とそのお客様という関係だったのである。  そこでは、リラクゼーションとは一線を画す、男性機能回復目的の施術を行っていた。タイのカルサイネイザンやジャップカサイという

¥980
    • ④9の小さなフコウと1の大きなしあわせ~光では救われない人へ~【第4章  尊敬する友人、無神経な母親〜40代〜】

      第4章  尊敬する友人、無神経な母親〜40代〜 私たちはもう“良い人”ではいられない ◆闇度4◆  ここまで順番に読んできた方ならわかるように、私はNGのお客様を作らないようにしているけど、それにはとある1つの理由がある。  というのも、かつて整体サロンで一緒に働いていたAちゃんの影響を多分に受けているからだ。私は、かれこれ10年以上の付き合いにもなる彼女を、1人のセラピストとして、とても尊敬している。だから、そのスタンスを真似したいと思ったのである。  Aちゃん

      ¥400
      • ③9の小さなフコウと1の大きなしあわせ~光では救われない人へ~【第3章 同調圧力、病気、人間関係、マウンティング〜20代後半から30代〜】

        第3章 同調圧力、病気、人間関係、マウンティング〜20代後半から30代〜 Service~奉仕~ ◆闇度4◆  それは20代も後半に差し掛かった頃の話。いってしまえば、厄年と天中殺と大殺界がいっぺんにやってきたかのような辛い出来事が立て続けにあった。  失恋と失業に加えて体調不良、更には家を追い出されたり、使ってすらもいない9万5千円を請求されたり、しまいには裁判沙汰の話になったりも……。  自分なりにこれが正しいはずと思ってやったことでも、他の誰かと考え方がズレ

        ¥600
        • ②9の小さなフコウと1の大きなしあわせ~光では救われない人へ~【第2章 失恋、罪悪感〜20代半ば〜】

          第2章 失恋、罪悪感〜20代半ば〜 彼が私にくれたもの ◆闇度2◆  次は、20代半ばの頃に交際していた彼氏について書こうと思う。  その彼は第1章の『優越感』で書いた19歳のときのミステリアスな彼とは、正反対といってもいい性格だった。彼自身だけではなく家族の話もよくしていたし、弟さんと仲良しかつ、男女共に友達が多いというベタな人気者タイプと表現すればわかりやすいだろうか。  あの頃は確か、東京電力に勤めていたはずだ。とにかく隠し事とか影の部分を少しも感じさせない好

          ¥300

        ⑤9の小さなフコウと1の大きなしあわせ~光では救われない人へ~【第5章 モラハラ夫・女性蔑視・セックスレス〜現在〜 ◆闇度5◆】

        ¥980
        • ④9の小さなフコウと1の大きなしあわせ~光では救われない人へ~【第4章  尊敬する友人、無神経な母親〜40代〜】

          ¥400
        • ③9の小さなフコウと1の大きなしあわせ~光では救われない人へ~【第3章 同調圧力、病気、人間関係、マウンティング〜20代後半から30代〜】

          ¥600
        • ②9の小さなフコウと1の大きなしあわせ~光では救われない人へ~【第2章 失恋、罪悪感〜20代半ば〜】

          ¥300

        マガジン

        • 9の小さなフコウと1の大きなしあわせ【全5章】
          5本
        • 死に様=生き様!?
          3本
        • “オンナ”という性 全5章
          5本
        • 五感フォトブック 5作
          5本
        • フィルム写真に手書き言葉を添えたスライドショー7作
          7本

        記事

          ①9の小さなフコウと1の大きなしあわせ~光では救われない人へ~【第1章 若気の至り〜10代から20代前半〜◆闇度5◆】

          「そんなキレイゴト通りに生きられるなら、こんなに迷っていない」 と感じている方へ どんな出来事にも「このお陰でこう変われた」と思える何かが必ずあるのだと伝えたい。 そして、いろんな立場を経験し辿り着いた私の、とある一つの答えを知ってもらいたい。 最後まで読めばカオスがカタルシスへと変わり、それと同時に自分なりの生き方を見つけられるはず。 ※このお話は、2023年2月に執筆したものです。 ◇あらすじ  失恋や病気、同調圧力に喧嘩、モラハラと女性蔑視など、私はこれまで

          ①9の小さなフコウと1の大きなしあわせ~光では救われない人へ~【第1章 若気の至り〜10代から20代前半〜◆闇度5◆】

          『きみの色』から学ぶエンタメ

          9月に観た2本目。 私が最近、常々考えることは、カタルシスを得るためのあからさまな障害や困難は必要なのか? 音楽モノは必ずしもサクセスストーリーでないと感動しないのか? それらを確かめるべく、対立や衝突のない、ドラマチックじゃない映画だという触れ込みの映画を観てみた。 それはそれは、ただただ『眼福』になるキレイな色使いや可愛らしい声にほっこりした。 ラストの『水金地火木……』の演奏には、普段はクールなきみちゃんの熱量に感化されて、涙が出てしまった。 確かにそのときは

          『きみの色』から学ぶエンタメ

          『ラストマイル』は忘れられない

          10月になってしまったけど、9月に観た映画『ラストマイル』について。 観客ほとんどと同じ意見だけど、夢中になって観ていたMIU とアンナチュラルがどう絡んでくるのか?が、期待していたほど多くなく、かといってガッカリという訳でもなく、結果的にちょうど良く胸熱だった。 個人的に「おっ!」と思ったのは、冒頭で大人数の派遣社員が流れるように職場へと入って、作業している場面が、自分の今までの仕事と重ねて観てしまい、私もこの大勢の中の一人だったよなぁと客観的に観れた。 そしてラスト

          『ラストマイル』は忘れられない

          【後編】死に様=生き様!?: 私が死んだ父と向き合えるようになるまで

          第3章  “悲しみ”と共に生きる 父のいた時間  父の夢を見た後、やっぱり本当はもういないことを実感したら余計に悲しくなって、久し振りに涙が流れた。  父と交信できるようになっていたとしても、そして、もしそれが妄想なんかじゃなくて、紛れもない事実だったとしても、父がいなくなったことに変わりはない。  何をどうしたって生き返る可能性は少しもないのだ。  私は結局、これ以上悲しみたくなくって、この辛さを乗り越えたいがために父と交信したかったのか? ……何か違うような気

          ¥400

          【後編】死に様=生き様!?: 私が死んだ父と向き合えるようになるまで

          ¥400

          【中編】死に様=生き様!?: 私が死んだ父と向き合えるようになるまで

          第2章 父の魂を探す旅(二週間~四十九日後) 何度も引くおみくじ  父の死から早2週間が経つ。私は父を自力で感じられる方法は存在しないのだろうか、と何かしらないか探していた。  とはいえ、霊感のない私には見たり聞いたりは無理そうだったので、『トーキングトゥヘブン ミディアムシップカード』というものを使えば父からのメッセージを降ろせるのでは? という考えへ思い至った。  それはシャッフルをした後、カードを引くという使い方で、故人からのメッセージを引いたものが何かで教え

          ¥400

          【中編】死に様=生き様!?: 私が死んだ父と向き合えるようになるまで

          ¥400

          【前編】死に様=生き様!?: 私が死んだ父と向き合えるようになるまで

          死んでしまった父へ、 答えのない問いかけをした先にあったのは、 父から母への夫婦喧嘩の約束でした。 ひたすらに苦しみながらも悲しみと向き合っていくエッセイ 「いつ逝ってもいい」と話していた父が、ピンピンコロリで突然他界。所詮ドライな関係だと思っていたはずが、いざ亡くなったらふと父のことを思い出しては涙する日が続く。 「本当にそれで良かったの? そこに後悔はないの?」  ……どうしたって、答えのない問いなのはわかっていたけど、どうしても死んでしまった父の気持ちが知りたくて頼っ

          【前編】死に様=生き様!?: 私が死んだ父と向き合えるようになるまで

          ⑤“オンナ”という性~自分を知りたい女性&女性を知りたい男性へ~【第5章 自分と結婚しているのは自分しかいない】

          第5章 自分と結婚しているのは自分しかいない ◆女性の感情労働◆ 【このお話の内容】 ☆感情労働とはいったい何なのか? ☆ストレスを感じているときの身体の状況について 「感情労働」とは、自分が本来抱いているものとは別の感情を、仕事で表現しなければいけないことを指します。笑いたくもないのに笑顔でいなければいけない、というのが例として挙げられるでしょうか。  接客業や介護職、保育士に教師、果ては医療従事者とここでは羅列しきれないほどの職種の方たちが日々、感情労働を

          ¥500

          ⑤“オンナ”という性~自分を知りたい女性&女性を知りたい男性へ~【第5章 自分と結婚しているのは自分しかいない】

          ¥500

          ④“オンナ”という性~自分を知りたい女性&女性を知りたい男性へ~【第4章 男尊女尊】

          第4章 男尊女尊 ※第4章では、滝口いず美先生の講座で学んだことや先生のブログの内容とともに、私の考えをお話しします。 “虹”として最高に生きる! 【このお話の内容】 ☆女性の覚悟とはいったいどういうものなのか? ☆本当の意味での男女平等が何かを知ろう  社会で活躍中の女性のあなた、無理に男性になろうとはしていませんか?  現在の世の中には男女平等を謳っている人の中にも、女性らしさを否定している層が多く存在しています。例えば、胸元が少し開いた服を着ると「男性に

          ¥500

          ④“オンナ”という性~自分を知りたい女性&女性を知りたい男性へ~【第4章 男尊女尊】

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          ③“オンナ”という性~自分を知りたい女性&女性を知りたい男性へ~【第3章 施術で触れた女性たち】

          第3章 施術で触れた女性たち100%の悦びを受け取るのに値する人間 【このお話の内容】 ☆「私も100%の悦びを受け取っていいんだ」と身体中で感じられる練習の施術とは ☆デリケートな施術は男性と違って、なぜ女性にはあまり需要がないのか?  女性客の一人であるAさま(50代)のエピソードをご紹介したいと思います。  初めての施術の最中に「身体が硬くてすみません」と何度もおっしゃるなど、常にとても恐縮しているご様子だったAさま。  ですので、2回目でデリケートな内容のコ

          ¥500

          ③“オンナ”という性~自分を知りたい女性&女性を知りたい男性へ~【第3章 施術で触れた女性たち】

          ¥500

          ①“オンナ”という性~自分を知りたい女性&女性を知りたい男性へ~【第1章  恋愛・死・性行為の疑似体験】

          女性に伝えたいことを本気で書きました。 「男子禁制!?」 だからこそ、男性が読む意味もあります。 「いや、男子必読!!」 男女兼任から女性専門へと転向した機能回復セラピストが考察する、女性/男性の性。 恋愛・死・性行為の3つにまつわる疑似体験を赤裸々に綴ることで、施術が受けられない読者の心のClose contact(濃厚接触)として、読んで楽しめる“施術の疑似体験”を目指しました。 男女のみならず、性別を持つすべての人に知って欲しい内容を詰め込んだ“性”の参考書です。

          ①“オンナ”という性~自分を知りたい女性&女性を知りたい男性へ~【第1章  恋愛・死・性行為の疑似体験】

          ②“オンナ”という性~自分を知りたい女性&女性を知りたい男性へ【第2章 “性”と向き合う】

          第2章 “性”と向き合う “オトコ”という性 【このお話の内容】 ☆男性のお客さまは生殺しで終わるよりも、スッキリと出して終わったほうが満足してリピートするのか? ☆『機能回復セラピスト』として、男性の抜きたい生理現象をどのように納得してもらい、我慢していただけるようになったのか?  男性のお客さまへの施術は、男性器周辺のデリケートな部分を含むので、理性と本能での葛藤がありました。  これはもちろんお客さま側もですが、私自身もまた共感できていたので、尚更ですね。

          ¥500

          ②“オンナ”という性~自分を知りたい女性&女性を知りたい男性へ【第2章 “性”と向き合う】

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          “深呼吸” ~スライドショー その1~

          “深呼吸” ◆自ら撮影したフィルム写真に手書き言葉を添えた、手づくりPhoto bookのスライドショー その1◆  疲れたあなたを“深呼吸”へと導く、写真とメッセージをたくさん詰め込んだ動画です。  かかっている音楽は優しくほのぼのとした雰囲気のオーケストラバージョン。  お気に入りの写真の前で、ゆっくりと深呼吸をしてみましょう。……ふう〜っ……。  カラーセラピーの一環として、色をイメージする呼吸法も取り入れています。 “深呼吸” ~穏やかオーケストラフルバージ

          “深呼吸” ~スライドショー その1~