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#4 (AIには書けない)ローバイク旅の魅力

ブログを書き始めてみると、”AIに記事をたくさん書かせると楽ですよ!”というインスタ、ブログ記事がおすすめされてくる。
ロードバイク旅の魅力をどうやって書こうかと悩んでいた私は、ChatGPTに聞いてみた。

スピードと自由感: ロードバイクの軽快な走行で早く目的地に到達し、自由な感覚を楽しめます。
風景の魅力: 自転車で移動しながら周囲の風景を存分に楽しむことができ、新たな発見が待っています。
健康とアクティブな冒険: 体力を鍛えつつ、自分のペースで冒険し、新たな挑戦に向き合うことができます。

ChatGPT

結果はまぁ想像通り。
全くもってその通りなんだけど、これだけでもないというか。。。
1年半で2000-3000km走ってきた私が思うロードバイク旅の魅力を挙げていこうと思う。
(今まで走ってきた道は、以下Note参照)


1. 絶景が、”超絶景”になる

日本の代表的な絶景である、「富士山からのご来光」。
乗鞍のようにロープウェイで3000mくらいまで登れる山もあるのに、なぜ富士山が人々を魅了するのか。
それは景色のきれいさだけでなく、自分の足で大変な中歩いてきたという”達成感”の補正もあると思う。

私は正直観光はそこまで好きじゃなくて、絶景??写真でよくね??というタイプ。そんな私ですら自分の足で漕ぎ、登った景色には心奪われました。
大人になると、車、特急、飛行機などで簡単に遠い目的地に着くことができますが、その中にちょっとでも達成感のアクセントを入れてみてはいかがでしょうか??

ちなみに、私が旅の中で感動した日本の絶景TOP3は以下の通り。
全部、家から遠い×道が険しいという達成感補正が全開です。

  • 青森県:恐山

  • 山口県:秋吉台/秋芳洞

  • 高知県:足摺岬(からの夕焼け)

2. 普段出会わない人と出会うことができる

一人旅をしていると、旅人が泊まるようなホステルだけでなく、ロードバイクを漕いでいる途中や観光地でいろんな人に声をかけられたり、旅人同士で話したりします。
そこでちょこちょこ雑談していると、普段の生活では絶対に出会わない人に会えます(話し過ぎると予定が遅れて痛い目にもあいます)。

私が旅中に出会った、個人的に印象に残っている人は以下の通り。
楽しそうな人、闇オーラ全開の人を抱えている人など様々です。

  • 四国のお遍路さんを、歩き+スケボーでやっている、絶対に自分から声をかけれない風貌のカップル

  • 釣りと魚が好きすぎて、沖縄移住し業者に交じってセリに参加してる人

  • 60歳で初めて県外に出てハマり、毎週バス旅行に出かけるおばあちゃん

  • 家で奥さんが怖いくて帰りたくないから、旅行嫌いなのにバイクで日本一周しているおっちゃん

  • 新居を建てたばっかりなのに、会社から片道切符の出向を言い渡された人

普段の生活にマンネリを感じている人、悩みがある人、ぜひ旅に出かけましょう!意外ともっと悩んでいる人に出会って、軽い気持ちになれるかもしれません。

3. 自分と向き合う、自己内省の時間ができる

内省:自分自身と向き合い、自分の考えや言動を振り返り、気付くこと

自己啓発本やコーチングの本を読むと、内省が大事とよく書かれています。
ただ、普段の忙しい生活の中で、自分に向き合う時間がある人はどれくらいいるでしょうか。

その悩み、ロードバイクが解決します。
1日に100km移動するとして、時速15km/hで走っても6-7時間かかります。
はじめのうちは、目的地に何時までにつきたいとか、お昼ご飯どうしようとか考えますが、1時間も走れば考えることがなくなるので、自然に最近の自分を振り返っている自分がいます。

「車検忘れてたから、あとで予約しておかないと」、「(仕事で)あの時の言い方まずかったな」、「あの飲み会楽しかったな」などなど、いろんな感情が出ては消えていき、
普段は自分自身に強がったり正当化してしまう私でも、ただ漕いでいる間は、少しずつ自分に正直になれたりします。

まとめ

観光もできて、風景も楽しめ、運動にもなる。
それだけでなく、素敵な人と出会いがあり、自分のこころも浄化してくれるロードバイク。

高くて手が届かないイメージを持っている人も多いと思いますが、レースに出るわけでなければ10万ちょっとのロードバイクで十分に楽しめます!

まずは、レンタサイクル(電動でも可)で50km前後のロングドライブからいかがでしょうか??
車で行けば数時間で終わる観光も、自転車だと1日がかりでいけるスポットも限られますが、車とは違った楽しさがあるはずです。

そんな旅を経て、私は目的地が観光地から、旅をすること自体になった自分がいました(観光に飽きたのもありますが)。
目的が観光から人になったとき、”私は旅人だな”とおもいます。

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