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J1第5節 vs新潟(H)

2023/3/18 15:00  IN浦和駒場スタジアム

前節今季開幕3連勝だった神戸相手に1-0完封勝利と確実に勝ち点をものにしたレッズ。今節はまたも今だに負けがないアルビレックス新潟との対戦。

新潟は今季J2からの昇格組として戦っているが、確固たるスタイルの確立で当然のように上がってきた。前節では川崎相手に1-0と強力なメンバー相手に無失点で抑え、攻撃陣も奮闘している。

現在浦和よりも勝ち点で2上回る新潟を下せばさらに上位戦線へと加われる。聖地駒場でセレッソ戦に続きリーグ戦3連勝へと弾みをつけて代表ウィークに突入したい。

☆アルビレックス新潟戦への展望

情報と印象
・システムは4-2-3-1
・確固たるスタイルを貫いていくサッカー
・選手は皆やる気で満ち溢れている
・選手全員が明確なラインがある印象

予想メンバー

希望メンバー

欠場濃厚: 柴戸、髙橋
出場停止: なし

GK〜DF

勝利した神戸戦から大きなメンバー変更は引き続きないとみていいだろう。

今まで守備でウィークポイントと感じられた明本選手の対人守備やマークが神戸戦でかなり改善・強化されていた。また、同試合で失点もなかったのでゴールキーパーも引き続き西川選手でいきたい。

MF〜FW

コンディション問題で議論が割れているモーベルグ選手も引き続きスタメン出場が濃厚だ。

ただ簡単なミスや周りを見る余裕さがまだ無い。代わりに入る安居選手を見たいだけだと思われるだろうが、試合のプラン的にもモーベルグ選手のスーパーサブで30分ほどの長い時間で結果を残せるか作用をみてみたいと個人的には思う。
そろそろ誰もが認める“結果”が欲しいところだ。

☆展開予想と相手の特徴

新潟は比較的速いテンポで回し、カウンターでも鋭さがある。
浦和は神戸戦に続きどれだけボールを保持し支配できるか、また即時奪回が90分通してできるかが鍵となるだろう。

《攻撃の特徴》
密集地帯からスケールの大きいカウンターへ

攻撃の起点はトップ下の伊藤涼太郎。
低い位置でボールを奪取し攻撃に出る際には必ずと言っていいほど彼を経由する
彼に時間と余裕を作るために、出来るだけ早めにパスをしようとする狙いが感じられ、どの守備陣もスピード感を持って配給している。

それと同時にサイドアタッカーの三戸舜介、太田修介が全力で駆け上がり勢いをもたらす。その先の上手さはまだJ1トップクラスではないがワンチャンスをモノにできる力はこれから出てくるはずだ。
トップ下に入った段階、又はその前で潰せられればベストだが、サイドに叩かれた瞬間に刈り取りに行ければ問題ないはずだ。

《守備の特徴》
狭いブロックで選手密着のディフェンス

新潟の守備ブロックは4-4-2で典型的だ。内部の特徴はサイドの大外を捨てた中央を基準に狭く選手感の距離が近く、ハーフスペースに侵入した相手選手に厳しくハードプレスする志向を取る。

ただ、リーグ戦で負けてはいないが、守備陣の対応の軽さが見受けられる。

バイタルに侵入を許した時の対応、特に対人の軽さや緩さだ。
ペナルティエリアに入られた際も最後のシュートなどしか脚を出せておらず、浦和のように相手にかわされても次で止められるようや強固な守備が構築できていない。

大久保選手のような細かいタッチを得意とするドリブル相手では引いて最終ラインがズルズルと下がっていくだろう。後手を見られるかもしれないので、リスペクトしすぎず強気でいきたい。

前線攻撃陣のプレスではパスコースを限定する守備で、とにかくたくさん来るかと言われれば来ない。ただ、行く時行かない時など、いやらしい守備をするので、ビルドアップで多少苦労するかもしれない。

神戸戦の先制点のようにロングボールを使った攻撃などビルドアップの構築やハメられた時の回避パターンをプランニングしたい。

☆キーマン

[浦和] M・ホイブラーテン選手 背番号5(LCB)

新潟のトップ下を経由する速いカウンターになるべく早く潰せるかがポイント。相方ショルツのプレーは潰しに行く時と引く時のけじめが良いが彼はどうだろうか。
バランス良く判断しプレーできると思うが、相手を自由にプレーさせないような安定感を感じたい。
ビルドアップでは、ルヴァン湘南戦のようなミスは新潟は特に好物としている。
ショルツのような神がかり的なパフォーマンスを引き続き楽しみにしたい。

[新潟] 伊藤涼太郎選手 背番号13(OMF)

今一番波に乗っている選手。
元浦和で将来のレッズを担う選手だと期待していたがなかなか活躍出来ずに新潟で潜在能力を発揮した。
トップ下の位置で下がりすぎずに中間ポジションでボールを受け取るので、素早くターンして前を常に向けられる。速攻の起点として機能しているので、彼の良さを知っている浦和なら彼を潰すことができるはずだ。

☆結びに

再び聖地駒場へ戻り、久しぶりの3連勝と行こうじゃないか。

選手もまだサポーターに勝たせてもらっている印象が強いだろうが、この試合もチームを勝たせられるような雰囲気を作るのはもちろん、選手達も気合いを感じられるような良いゲームにしたい。

☞新潟に対浦和の厳しさを思い知らせてやれ

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