J1第15節 vsC大阪(A)
2022/5/25 19:00 INヨドコウ桜スタジアム
前節上位の鹿島相手に互角の内容を遂げ、あとは勝利のみまでの段階が続いているレッズ。今節は毎年不気味なチームであるセレッソ大阪との対戦。
現在の浦和はよく言えば負けておらず、悪く言えば勝てていないモヤモヤした状態が続いている。光は差し込みかけているが、雲の面積が多く、今節も勝利できるとはあまり思えない。
連戦であるからこそ、
大きく変わったことはできないだろうし、勝利できないので波にも乗れない。
早く勝利のきっかけが欲しいが、この試合でできるだろうか展望していきたい。
☆セレッソ大阪戦への展望
予想メンバー
希望メンバー
欠場濃厚: 犬飼、酒井、大畑
出場停止: なし
GK〜DF
前節は特殊なシステムを組み、力のある鹿島相手に対策として3バックで守ったレッズディフェンス陣。
今節の相手は王道の4-4-2を敷くセレッソ相手なので、陣形の変化は元に戻りそうだ。
連戦でサイドバックを変え続けているので、この試合も多少なりとも変更がありそうだ。
中でも、前節フル出場した宮本選手のスタメン起用の可能性は少ないが、対峙する相手には馬力がある。馬渡選手でも悪く無いが、彼の方が運動量でカバーでき、この頃のパフォーマンスを見ても彼を抜擢してもらいたい。
MF〜FW
毎試合主力級の選手を休ませながら連戦を乗り越えている攻撃陣。主に江坂、モーベルグが挙げられ、今節では関根選手がお休みなのではないかと予想している。
前節では、岩尾選手を絡めた3ボランチで対応したが、今節も続けて採用されるか注目。
セレッソ相手にボールを持つ時間が長くなると推測し、インサイドハーフに小泉ー伊藤の両選手の組み合わせに特徴のある平野選手で形成したボランチの試しを見てみたい。
☆展開予想と相手の特徴
相手のセレッソは調子の波の浮き沈みが激しいチーム。
前節ガンバ大阪に勝利したので、今回当たるレッズ戦では調子を落としてくれるかもしれない。
おそらくセレッソはボールを持たれる前提として2トップでプレスをかけてくるだろう。
システムの噛み合わせや、立ち位置には十分対策して準備したい。
《攻撃の特徴》
サイド攻撃を主軸としている。
じっくり押し込んで仕留めるのではなく、出来るだけ素早く決め切る速さを持っている。
たとえカウンターがうまくいかなかったとしても、中盤の要である清武選手や原川選手を軸にスムーズな組み立てもできる。
相変わらず厄介さを持っているので、個でやられないこともポイントとして挙げられそうだ。
《守備の特徴》
守備のスイーパーであるヨニッチ選手がとても厄介で相変わらずの上手さを持った選手が最終ラインに構える。
上手くラインを揃えて高く保っているが、調節度合いがギリギリで、浦和対横浜戦のようにユンカー選手の裏へ抜け出すシーンがよく見られるだろう。
センターバックと同じようにサイドバックも高い位置を取り、ボランチも守備のリスク管理を程々にバランス良く前で保つので、堅いかと言われると首を傾げるが、コンパクトなのは確かである。
チャンスはいくらでもあるので、積極的にアクションを起こし、出方を伺う必要がある。
☆キーマン
[浦和] 松尾佑介選手 背番号11(CF)
この頃スーパーサブとして本来の持ち味を出しながら出場機会を得ているアタッカー。前所属チームではシャドーの位置でプレーした経験から、レッズでも中央でのプレーが主戦場になりつつある。
鹿島戦のプレーから見ても、得点を取る気持ちが強くなっているのを感じる。
周りが見えなくなってしまうのが懸念点だが、チームとしての得点力を増す為にも、この男を皮切りに爆発したい。
[大阪] 山中亮輔選手 背番号6(LB)
浦和サポーターなら分かると思うが、攻撃にも守備にも良い意味で目立つ。
攻撃では圧倒的なクロス精度で脅かす左脚を持っており、ミドルシュートも健在。しかし守備ではマークを外したり安定性がまだまだと万全とは言えず試合を占うキーパーソン。
また、彼を中心に攻撃が成り立っており、彼へボールプレッシャーをかけて簡単にクロスを上げさせないよう注意が必要だ。
☆結びに
なかなか勝ちきれないアウェイセレッソ戦。
現体制になった昨年でもこの地で2戦2敗。
今後嫌な印象を抱かないように勝ちたい。
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