![見出し画像](https://assets.st-note.com/production/uploads/images/140351971/rectangle_large_type_2_a0bb2aa1b1895ef5cce7432432e47c44.jpg?width=1200)
J1第17節 vs神戸(H)
2024/6/1 16:00 IN埼玉スタジアム2002
前節町田相手に強度の高い面白いゲームを演じていたが、最終盤にPKを献上し1-2で敗戦したレッズ。今節は暫定3位につけるヴィッセル神戸との対戦。
現在神戸はリーグ戦連敗中。公式戦ではルヴァンカップ富山戦でも敗戦し、直近3連敗中。調子は決して良いとは言えないが、メンバーを見ても浦和戦には負けられないと気合が入っているように思える。
チケットは現在4万5千枚が売れたとのこと。
熱戦が注がれる埼玉スタジアムで、どのような展開が待っているか展望したい。
☆ヴィッセル神戸戦への展望
情報と印象
・システムは4-3-3
・強度の高い守備をベースに圧力のある攻撃
・経験豊富な選手が多い
・古巣対戦!岩波拓也選手
・昨年王者らしい強さがある印象
予想メンバー
![](https://assets.st-note.com/production/uploads/images/142531566/picture_pc_547496e4bf4bb2a38a43da65d9cbd2ac.png?width=1200)
希望メンバー
![](https://assets.st-note.com/production/uploads/images/142531568/picture_pc_36442feb15f3e09c93788f4d93189d3f.png?width=1200)
離脱選手: 小泉、松尾、関根
出場停止: なし
GK〜DF
特段大きな変化はないが、渡邊凌磨選手のスタートポジションが注目だ。
前節メンバーから外れ、コンディション調整を行ってきた大畑選手がこの試合にエントリーするのか。この試合を最後にU-23日本代表活動のためアメリカ遠征へ発つわけだが、大事をとって休ませる方向もあるだろう。
MF〜FW
前節からの入れ替えは間違いなくある予想。
アンカーのグスタフソン選手は前節途中出場で問題なくプレーしていたので、戦列復帰するはずだ。
インサイドハーフでは渡邊凌磨選手次第だが、痛み明けの大久保選手がいきなり先発に使われてもおかしくない。
同じく中島選手も復帰したが、コンディションが万全でないソルバッケン選手と交代交代に出場するのが無難な選択か。
そして最後に前節ウイングで投入された武田選手は落ち着いたプレーで攻撃に違ったアクセントをもたらした。後半からの流れを変えられる選手としてはパンチが弱いタイプなので、先発から自由に動く姿を見てみたい。
☆展開予想と相手の特徴
浦和は神戸の連敗のきっかけとなった鹿島戦をモデルに戦略を組んでいくとよい。
ここ最近の神戸は得点数が伸び悩み、一発のチャンスを仕留められるかがポイントとなっているようだ。チャンス数やシュート数は少なくないが、ゴールに繋がるシーンが少なく、昨年王者の神戸に対してどのチームも対策を打っている結果に違いない。
展開では、神戸が試合を支配して優勢に進める展開は避けたい。たとえ失点スタートだとしてもここはホーム埼玉スタジアム。サポーターの声で遅くても終盤には敵陣奥深くまで押し込めるはずだ。なので相手が気持ちよくプレーさせないように注意したい。
理想は浦和が先制して追加点を挙げるような展開をつくり、完封勝利を目指す戦いになれば最高だ。
《攻撃の特徴》
基本的にはサイドから圧力が強い攻撃を体現
勝ち試合でも負け試合でも、複数回決定機を作る攻撃力のあるチームだ。
ワントップに入るFW大迫をはじめ、インサイドハーフにコンバートされた川崎からの新加入FW宮代も前線に顔を出し、厚みのある攻撃を構築している。
チャンスクリエイトでは、クロスからの得点機会が目立つ。
起点になるのが両翼で、浦和戦先発予想のDF広瀬とFW武藤が配置されるウイングがワイドに開いてボールをもらうのが特徴で、相手につかまらない位置取りをしているので味方が上がってくる時間を作る。これは同ポジションの選手MF佐々木でもFWパトリッキでも変わらず、どんな選手でも同じような立ち位置を取るのでチーム戦術とみていいだろう。
浦和はサイドバックとセンターバックの声かけで”行く””行かない”の連携をしっかりと取り、川崎戦の失点のような中央がぽっかりと空く守備をしてはいけない。
《守備の特徴》
強度の高い守備陣はゾーンディフェンス
過去2試合は一瞬の隙を突かれて失点。これが立て続けに続いているのは近年の神戸では珍しい。昨年優勝した際には連敗がなかったが、今季は運悪く連敗。神戸守備陣はこの試合の結果が今後に向け鍵と考えているはずだ。
主な守り方ではサイドを捨て、中央をしっかり閉める守り方だ。これはゴールを守る守備で、前節浦和が対戦した町田とは違ったやり方なので、比較的浦和ウイングは前節よりボールを持てるだろう。
そしてディフェンスラインは流れの中でもゾーンディフェンスを採用し、チアゴ・サンタナのような人につく守備は行っていないので、サンタナをどのように付くか見物だ。逆に、興梠慎三のような駆け引きタイプにはめっぽう弱いので、ここは積極的に狙えばよいだろう。
前節失点したシーンではMF山口のクリアミスがそのままゴールインした形で、崩されてゴール前へ迫られたシーンは無い。
上手く守れている状況だが、ラインブレイクした相手には配給がずれない限り繋がってしまっているので、浦和はパスずれやトラップミスなどの安易なミスがなければ大チャンスに繋がるシーンも作れるだろう。
☆キーマン
[浦和] 興梠慎三選手 背番号30(CF)
直近3試合の出場は後半からラスト1分9分1分と少なすぎる出場時間で目立つことのなく終わってしまっている浦和のエース。このような大事な試合はベテランと呼ばれる経験豊富な選手が鍵になりやすい。
神戸の守備の特徴で述べたが、彼のライン間の駆け引きで攻撃を優位にしたい。相手の前に出る動き出しは一流で天性のもの。これで相手にPK献上させたらたまったもんじゃない。
この試合も少ない出場時間になるだろうが、勝利に導くプレーを期待したい。
![](https://assets.st-note.com/production/uploads/images/142531485/picture_pc_7bab51d8e40da597443c803864c2516a.png?width=1200)
[神戸] 大迫勇也選手 背番号10(CF)
前回対戦時にはこの選手に決勝点を奪われ、シャーレ奪還の灯を消された因縁の相手。
直近3試合はノーゴールだが、これがチームの未勝利の要因に直結すると言ってもよいデータが、彼が挙げた今季の得点試合は全勝。一試合2ゴールはないが、この選手を得点で波に乗らせば勢いづいてしまう。
完封はマストだ。
☆結びに
「Go Go Reds Day」としてたくさんの子供たちが観戦に訪れる。
情けない試合はもう見せられない。
”強くて勝つレッズ”
これが全てのサポーターの総意だ。
今季は波に乗り切れない試合が続く。この試合を最後に代表ウィークに突入し、この試合の次は2週間先のアウェイC大阪戦。
レッズロスになるこの期間を気分よく入れるよう、勝利は絶対だ。
![](https://assets.st-note.com/production/uploads/images/142531313/picture_pc_f9c06766f1a97f200bd80f536948722d.png?width=1200)
この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?