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J1第20節 vs名古屋(A)
2024/6/26 19:00 IN豊田スタジアム
前節鹿島相手に2-2と、前半は鹿島のゲームで後半は浦和のゲームと毎度お馴染みの展開で勝利を逃したレッズ。今節はリーグ後半戦一発目の名古屋グランパスとの対戦。
名古屋は8勝3分8敗の9位での折り返し。勝ち点27で首位まで勝ち点12差がついてしまっている。ただ降格圏の18位まで勝ち点差12で見事なまでの中間位置。
現在は4戦勝ちなしと5戦勝ちなしの浦和と戦況は似ている。ただ得点を決められない名古屋と失点が止まらない浦和で両者勝ちきれないので、後半戦1発目で勝ち星をつけられるのはどちらのクラブか。
相性の悪いスタジアムでの勝利を祈り展望していきたい。
☆名古屋グランパス戦への展望
情報と印象
・システムは3-4-2-1
・選手の特徴に合わせたサッカーを展開
・若手選手が有望で出場機会を得ている
・古巣対戦!前田直輝選手
・今季は常に試行錯誤している印象
予想メンバー
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希望メンバー
![](https://assets.st-note.com/production/uploads/images/145149962/picture_pc_6c7dfdd5b687c1412a0ebad2230235e7.png?width=1200)
離脱選手: 酒井、グスタフソン、小泉、中島、松尾、安部
出場停止: なし
GK〜DF
キャプテン酒井選手がまさかのシーズン半ばでの移籍が発表され、右サイドバックの本職は石原選手ただ一人になってしまった。彼を酷使するようにはなってほしくなく、関根選手をはじめ渡邊凌磨選手も対応できるが、移籍期間でしっかり補強してもらいたいところ。
この試合では関根選手が帰ってくることを想定し、躊躇なく大畑選手を先発起用し、渡邊凌磨選手を前線で使いたい。
MF〜FW
ここから先のメンバー選考が未だ定まらずふらついているが、アンカーはおそらく安居選手で継続だろう。
インサイドハーフは全試合先発の伊藤敦樹選手で確定で、もう一枚を前節からなら岩尾選手、適切なのは渡邊凌磨選手、さらには大久保選手や関根選手など複数候補がいる。
武田選手も本職中盤だが、自慢のクロスボールを使うため、起用ポジションとしてはサイドでウイングの位置に入るだろう。
☆展開予想と相手の特徴
展開予想ではホームの名古屋が優勢に進めるのが容易に想像できる。
またシステム上の噛み合わせでも、3バックを施行する名古屋が攻撃で1枚数的優位を作れるので、立ち上がりに弱い浦和が劣勢になりやすいだろう。
浦和が豊田の地で勝つためには、
前半立ち上がりて失点をしないこと。
アウェイであることや2016年から勝利できていない以上、簡単には逆転できないので、ここはマストとして守っていきたい。
その後は浦和の押し込み具合で得点機会も作れるだろうが、ここで決めきれないとまた劣勢になり失点するというのがこの頃の典型パターン。
以上のことから言えるのは、名古屋浦和どちらが優勢に進められていても、先制点次第で今後の展開が固まってくるということだ。
《攻撃の特徴》
システムを活かした流れの良い攻撃
選手間の距離感がよく、相手とのシステムが噛み合わないスペースを利用して攻撃を円滑に進める。
基本的にはFW永井とMF森島がシャドーポジションで入っているが、MF森島はゲームクリエイトを得意としているので、ゴール前にはFW永井とトップのFW山岸が常に構えている。
後半にはFWパトリックというゴリゴリのフォワードが控えており、ギアチェンジも可能だ。
元浦和FWユンカーは怪我で離脱しているので、スピードを武器としているのはFW永井だけだが、前回対戦時にドリブルで存在感を放ったMF倍井をはじめ注意する必要がある。
得点機会で言えば、今季はセットプレーから8点取っており、警戒は必要だ。
キッカーは浦和サポーターなら分かるだろうが、MF山中が中心となって行っており、彼の左脚は日本一の精度を誇る。
彼のボールは簡単にクリアすることが難しいのは十分に分かるが、その後のセカンドボールを含め、後処理には気を配っていきたい。
《守備の特徴》
攻撃の裏でスペースを空けすぎている守備
名古屋は3バックで構え、攻撃時には人数をかけウイングバックのMF山中とMF中山の両サイドも共に前目のポジショニングをとっている。
よって攻撃時での怖さはあるが、守備において考えてみると相手チームはショートカウンターを決めやすい。
実際に前節の東京V戦ではサイドからショートカウンターを受け失点。試合終了間近でも同じくサイドから攻略され決定機を作られていた。
注目となるディフェンスラインのストッパーはDF野上とDF三國が務めることが予想され、DF野上は経験値が高いのでリスク管理はしっかりしていると思うが、DF三國は若く飛び込んだ守備を行うことは少なくない。前回対戦時では対峙したサンタナ相手に完敗しており、ここでは浦和に分がある。
気になるのは前回対戦時に不在だったDFハ・チャンレの存在。
浦項時代には昨年浦和と対戦したが、なかなか突破できなかった。GKランゲラックも含め、守備陣を突破するのは簡単なことではないが、攻略できれば充実感を得られるだろう。
☆キーマン
[浦和] O・ソルバッケン選手 背番号17(RW)
名古屋のウィークポイントであるストッパーとウイングバックとの間にポジションを取るこの選手は前節と違った異なる守備を求められる。
ただ、浦和がショートカウンターを発動の際にはこの選手の初期ポジションがウイングで、相手からしたら脅威になるので、スペースが生まれるであろうこの試合で力を存分に示したい。
また、彼と交わしている6月末での契約期間満了を前に、ひとつ結果を残せれば、今後への参考材料になるだろう。
ノルウェー代表の格の違いをみせたい。
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[名古屋] 永井謙佑選手 背番号18(LF)
名古屋で一番嫌と思える選手はこの選手。
ロンドン世代でもうベテランの域に達してきたが、自身の強みであるスピードは衰えを知らない。近年では師弟関係の監督長谷川健太との相性がよく、年々替えの効かない存在として重宝されている。
以前は決定力に難のある印象を抱いていたが、前回のホームゲームでは得点を記録。危険なところへの侵入はもちろん、怖さが出てきた。
浦和ディフェンスは後手を踏まぬよう、先手必勝で対応したい。
☆結びに
移籍報道のあるショルツがこの試合にエントリーするか不明なのが不安だが、負けられない因縁の相手にはどの選手が出場しても勝ちにこだわりたい。
前半戦のホームゲームでは2-1と勝利したが、いらない失点も喫した。
今季少ない完封を達成し、ウノゼロでも構わないので確実な勝ち点3を獲得したい。
緩く入るとやられるぞ。
気合いを入れ直すことが大切だ。
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