J1第18節 vs神戸(A)
2022/6/26 18:00 INノエビアスタ神戸
前節は名古屋相手に3-0の勝利を飾ったレッズ。しかし、ミッドウィークの天皇杯群馬戦では最悪の展開を演じ、前回覇者がここで消える失態を犯した。今節の相手は現在J1最下位のヴィッセル神戸。
神戸には今季レッズから移籍した槙野選手、汰木選手が在籍し、日本代表やワールドクラスの選手が在籍する実力派軍団。
この順位にあるべきチームではないが、いまいちチームとして噛み合っていない印象だ。
我々も調子の波が激しく、今季未だにアウェイで勝てていない非常事態。
浮き沈みの激しい両チームに軍配が上がるのはどちらだろうか。
☆ヴィッセル神戸戦への展望
予想メンバー
希望メンバー
欠場濃厚: 犬飼、小泉
出場停止: なし
GK〜DF
ここ最近は安定してこの5枚が並んでいる。
注目はセンターバックで、毎度気合が入っている古巣対戦の岩波選手と今でも頼りっぱなしのショルツ選手が構える。
このペアは、昨年の大敗した試合でも同カードだった。強力な攻撃陣相手に無失点で終われるだろうか。
MF〜FW
強力な相手に対し、選手の配置がポイントか。
ゲームメイカー+バランス、そしてハードワーカーの組み合わせを強度高くできるボランチが揃っているのだから、平野ー伊藤ー柴戸の3枚起用を推奨したい。
そして問題の攻撃陣だが、
ユンカー選手が復帰するかもしれない。
この選手は稼働率が悪いが、出たら結果を残しサポーターの心を掴んだ。ショルツ同様彼頼みのサッカーになりかけているところを両サイドがサポートし、効果的な攻撃・特にドリブルで勢力を強められるアタッカーが重要だ。
☆展開予想と相手の特徴
ヴィッセルはホームで積極的に出てくる我々と同じように高いメンタリティを持って攻撃してくる。
しかし、時間を経つごとに段々と強度が緩くなっていき、失点など気が抜けるシーンがあるところから今の順位に繋がってしまっているのではないかと考えた。
前回対戦のように五分五分の戦いを見せるかもしれないが、チャンスをモノにしたチームが勝利を手にする予感がする。
《攻撃の特徴》
リーグ最下位であるものの縦への推進力と攻撃面での連携は形となっており、全く油断できない相手。
主にサイド突破型の崩しで、
中央で構えるイニエスタを中心に周りを活かして点を取る。
《守備の特徴》
プレスが中途半端である。
各々のポジショニングは効果的な立ち位置とは言えず、マンマーク気味だが甘く、前半戦ほとんどの相手に攻撃の質で上回れており、後手後手な状態。
1枚か2枚のトップがプレスをかけるも後ろがついて来れず、相手に好きにされっぱなし状態。
ここを浦和ボランチが数的に勝りたい。
そして勝てない状態が響く最も失点している要因はセットプレーの守備だ。
どんなに良いサッカーをしてもここで守りきれないと勝てないのだ。
レッズはPKでの得点が今季非常に多く、コーナーでの得点もリーグ内で上位に加わる程多い。
ペナルティエリアで仕掛けるのはもちろん、コーナーでキッカーの質と中との連携は重要だ。
☆キーマン
[浦和] A・ショルツ選手 背番号28(CB)
この男に頼りっぱなしの情けない浦和。
昨年の神戸の地では5失点大敗を喫し、自ら難しい展開にさせてしまった。
この選手の特徴である攻め上がりは素晴らしいものがあり、ミスをしないワールドクラスのセンターバック。
攻守における大事なキーパーソンとして欠かすことのできない貴重な存在。
彼の仕事量が減らせるくらい円滑に進められたら良いのだが…
[神戸]A・イニエスタ選手 背番号8(CAM)
今の神戸では欠かすことのできないキャプテン。空間把握能力に長けており、足元にも抜群の上手さが光る。
バルセロナ時代のインサイドハーフから神戸ではトップ下で起用され、より攻撃的に使われだした印象だが、守備は他の選手に任せる王様的存在。
ボランチの強度的に言えば高くないが、圧倒的センスで驚かないようにレッズボランチは対峙したい。
☆結びに
今後の展開を占う大事な一戦。
暑さとも戦うことになりそうだが、そんなことは言ってられない状況。
ここで勝ち点3を取れれば神戸との引き離しができることと、中位まで押し上げることができる。
どんなに酷くても結果が求められる一戦は注目度の高いゲームとなる。
泥臭くても勝ち切る強い浦和を要求したい。
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