BENCINYのBEAN to BARチョコレートを食べる

詳細は「BENCINY 第01版」を参照してください。

01.BENCINY

株式会社 BENCINY(以下同社)は、京都府京都市で2014年に創業され、2015年01月15日に開業された(1 ,2 )。

同社が運営する「Bean to Bar」チョコレート専門店(図01.01)で、ブラックチョコレートとミルクチョコレートを製造・販売している。

図01. 01.BENCINY本店。 2016年03月05日撮影。

いずれのチョコレートもタブレット(板チョコレート)である。
ブラックチョコレートは、カカオマス、きび砂糖、および、カカオバターから作られている。一方、ミルクチョコレートは、カカオマス、きび砂糖、カカオバター、および、全粉乳から作られている。
カカオマスは自家製で、カカオ豆から作られる(2)。カカオ豆の原産地は、ガーナ共和国等の西アフリカ諸国、ベトナム社会主義共和国等の東南アジア諸国、及び、ボリビア多民族国等の中南米諸国である。

同社のチョコレートは、カカオの粒子が比較的大きく、かつ、カカオバターの含有量が比較的少ないためか、食感は比較的サクサクしている。
また、砂糖の含有量が比較的少ないので、甘さは非常に控えめである。それゆえ、カカオの香りと味が非常に際立っている。

筆者は同社のチョコレートを喫食している。
 いずれのチョコレートも甘味よりもカカオの香りと味を楽しむものである。子供よりもむしろ大人の方が十分に味わいかつ楽しむことができると筆者は考える。

 こうしたチョコレートはワイン(3)やウィスキー(4)と共に味わう方が良い様に思える。
 それゆえ、同社のチョコレートは、新たな大人向けの京土産に相応しいと筆者は考える。

02.チョコレート各論
 ここで、同社の各チョコレートに関することを述べる。

02.01.Ghana(ガーナ)(図02.01)
2016年02月13日に購入し、16日に喫食。
手で2ピースに割ろうとしたが、6ピースに割れてしまった。
カカオの香りは微かであるが、口内で微かとはいえ上品な香りを示す。
適度な渋味がある。

図02.01.Ghana(ガーナ)。

02.02.Vietnam(ベトナム)(図02.02)
2016年02月13日に購入し、19日に喫食。
カカオの香りは爽やかさを感じさせる。
微かな甘味があり、グレープフルーツに似た味を示す。また、苦味が強い。

図02.02.Vietnam(ベトナム)。

02.03.Bolivia(ボリビア)(図02.03)
2016年03月05日に購入し、08日に喫食。
カカオの香りは香しい。
主に燻製に似た味を示す。また、僅かながらも、グレープフルーツに似た味も示す。

図02.03.Bolivia(ボリビア)。

02.04.Haiti(ハイチ)(図02.04)
2016年03月05日に購入し、13日に喫食。
カカオの香りは甘い土の香りがする。
癖がないまろやかな味を示し、苺に似た味も示す。

図02.04.Haiti(ハイチ)。

02.05.TANZANIA(タンザニア)(図02.05)
2017年01月29日に購入し、02月02日に喫食。
香りは鮮烈且つ芳醇であった。
甘味は控え目で、適度な苦味と渋味を示す。また、李様の酸味も示す。それゆえ、いくらでも食べられる感じがした。

図02.05.TANZANIA(タンザニア)。

02.06.TOGO(トーゴ)(図02.06)
2017年10月28日に購入し、11月03日に喫食。
上立ち香は甘くてほろ苦い。その一方で口中香は控え目である。
甘味は控え目で、ほろ苦さを示した。また、爽やかな味わいを示した。

図02.06.TOGO(トーゴ)。

02.07.HONDURAS(ホンジュラス)(図02.07)
2019年02月01日に購入し、喫食。
上立ち香と口中香は煙で燻されたコーヒーの香りがする。
甘味は控え目で、酸味を微かに示す。


     
図02.07.HONDURAS(ホンジュラス)。

参考文献

1.株式会社 BENCINY.“ABOUT”.BENCINY ホームページ.https://benciny.base.shop/about,(参照2019年02月11日).
2.チョコレートくん.“「ベンチーニー」京都のBeantoBarチョコレート専門店”.チョコレートくんのチョコラボホームページ.2015年07月21日.http://www.chocolabo.com/2015/04/13/%E3%80%8C%E3%83%99%E3%83%B3%E3%83%81%E3%83%BC%E3%83%8B%E3%83%BC%E3%80%8D%E4%BA%AC%E9%83%BD%E3%81%AEbeantobar%E3%83%81%E3%83%A7%E3%82%B3%E3%83%AC%E3%83%BC%E3%83%88%E5%B0%82%E9%96%80%E5%BA%97/,(参照2019年02月11日).

3.株式会社 エコンテ.“本当は合うの?合わないの?ワインとチョコレートの相性を解明!”.家ワイン トップページ.暮らし.http://iewine.jp/article/977,(参照2019年02月11日).
4.リカー・イノベーション株式会社.“バレンタインは関係ない!!1年中飲みたいチョコレートに合うウィスキーの選び方”.NOMOOO ホームページ.コラム.知識・雑学.2018年04月07日.https://www.nomooo.jp/column/whisky-chocolate-how-to-choose/,(参照2019年02月11日).

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