美作の郷 低温殺菌牛乳 500 mlを飲む。

美作の郷 低温殺菌牛乳は雪印メグミルク株式会社 神戸工場で岡山県北部の生産者が作った生乳だけから作られている。

2020年01月07日、私は美作の郷 低温殺菌牛乳 500 ml(図01)を近所のスーパーマーケットで購入し、10日に喫飲した(図02)。

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図01.美作の郷 低温殺菌牛乳 500 ml。

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図02.美作の郷 低温殺菌牛乳 本体。

大多数の牛乳は120~130℃・2~3秒で殺菌される(超高温殺菌)一方で、この牛乳は65℃・30分で殺菌される(低温殺菌)。それ故、前者と比較して、後者はより美味しく感じられる。

もっとも、低温殺菌牛乳は超高温殺菌牛乳と比較して、「すっきり感」が有意に強く(p<0.01)、「においの強さ」、「甘味の強さ」、「濃厚感」、および、「後味の強さ」が有意に弱かった(p<0.01)。また、「飲み慣れた味」では超高温殺菌牛乳が有意に選ばれた(p<0.05)。しかし、「においの好み」、「甘味の好み」、「後味の好み」、および、「総合評価(好み)」について有意差はなかった。
また、低温殺菌牛乳は超高温殺菌牛乳と比較して有意に粘度が低かった(p<0.05)(1)。

参考文献
1 高木和子,依田一豊,宮澤 賢司,原田岳,何方,平松優.“研究報文 低温殺菌牛乳と超高温殺菌牛乳の物性および風味特性”.J-STAGE トップページ.日本官能評価学会誌.20巻(2016)1 号.書誌.https://www.jstage.jst.go.jp/article/jjsse/20/1/20_200103/_html/-char/ja,(参照2020年01月11日).

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