岡本太郎式特撮活劇 タローマン ヒストリア

本作は『歴史秘話ウルトラマン ヒストリア』などのパロディーである。
本作は以下のパロディーを含む。
l  北青山タローマン記念館:岡本太郎記念館
l  『太陽仮面サンタワー』:『仮面ライダー』
l  『太郎侍』:『桃太郎侍』
l  『重工業T』:『マジンガーZ』
l  『大権威ガ・ダーン』:『トリプルファイター』などの円谷プロダクション製作特撮作品
l  『あいうえお』:そのまんま。
l  『ホントにホント?』:そのまんま。
l  『でたらめやってごらん』:『できるかな』
l  『ヒット・ステージ125』(テレビ川崎):『NHKヒット ステージ』
l  タローマン パーク:日本モンキー パークや万博記念公園のパロディーだが、「タローマンパーク in 大府」で現実のものになった。
現在の特撮作品ならともかく、昔の特撮作品では、番組自体の内容と、アトラクション ショーの内容が異なる(例.タローマンの性格)ことはよくあったからね。
サンティアゴ・M・ペレス(以下敬称略)自体は架空の人物と思われるが、樋口真嗣は当然実在する。
その一方で、岡本がメキシコで巨大壁画『明日の神話』を描いていたこと、および、岡本と成田亨が「太陽の塔」内の「生命の樹」の制作に関わっていたことが、きちんと言及されている。
タローマン総選挙では、水差し男爵が1位に、Mr.ノンが2位に、そして、黒い太陽が8位に選ばれたが、それぞれの元ネタの作品である「水差し男爵」、「ノン」、および、「黒い太陽」を紹介する。いずれも、「展覧会 岡本太郎」(大阪中之島美術館 4F展示室にて、2022年07月23日~10月02日に開催)で、2022年08月22日に私が撮影したものである(図01~03)。

図01.原色卓。以下の作品が原色卓の上に、展示されている。
奥:向かって左から、チョコレート缶(プラネット チョコレート)、水差し男爵、時計(未来を拓く)、および、灰皿(火の接吻)。
手前:夢の鳥。
図02.ノン。
図03.黒い太陽。


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