獣電戦隊キョウリュウジャー:第01クール まとめ

ブレイブ1「でたァーッ! まっかなキング」
デーボス軍が復活した。
パラサガン達4体がイアン達4人を素直に認めた一方で、ガブティラがダイゴをなかなか認めなかった理由は、前者が後者の身を案じたためである。
ダイゴは歴代スーパー戦隊シリーズの主人公の中ではカリスマ性が高いだけでなく、人望が厚い。彼は後の熱田充瑠『魔進戦隊キラメイジャー』と同様、チーム最後のメンバーになった。そういえば、この2人は余りにも対照的だな。
デーボ・ヒョーガッキは強敵とはいえ、キョウリュウレッド(ダイゴ)に敗れた。
ちなみに、この頃のキョウリュウジャーの結束力は余り強くなかった。
2013年当時、ガブティラを見る限り、ティラノサウルスには羽毛が生えているとされていた。なお、2021年時点では、ティラノサウルスに羽毛が生えているかどうかはわからない(知見の更新とはそういうもの)。
 
ブレイブ2「ガブリンチョ! カミツキがったい」
三条陸(以下敬称略)が本作のメイン ライターなので、ほとんどの人物(特に理香)は物分かりが良くて非常に助かった。
ダイゴ(素手で木の彫刻を作れる)とアミィは似た者同士である。
ノブハルは常識的な大人である。彼は「夫になる前に、父親になってしまった」わけである。
ジェントルがいい味を出している。
アームド・オン システムは歴代スーパー戦隊では珍しい装備である。
カミツキ合体は結構時間を要する。
デーボモンスターにとって、破壊活動は人間の感情を収集する行為でもある。
デーボ・ペシャンゴは強敵とはいえ、初登場のキョウリュウジンの噛ませモンスターでしかなかった。
アイガロンがキョウリュウジャーの前に現れた。
大和科学博物館(恐竜博2013が開催)の正体は秩父ミューズパーク音楽堂である。
 
ブレイブ3「あれるぜ! ざんげきのブレイブ」
ダンテツの教育により、ダイゴは強かな完璧超人になっている。ただし、デリカシーは余りない。
そういえば、完璧超人でも、ダイゴと桃井タロウ『暴太郎戦隊ドンブラザーズ』は正反対だしな。前者はコミュニケーションが非常に得意なので、他者と仲良くなれるだけでなく、周囲からの尊敬を集めることができる。一方、後者はコミュニケーションが非常に下手なので、鬼頭はるか達の支援(むしろ介護か)を必要としている。
ソウジはTIGER BOYでクリーム ソーダを注文し続けている理由は、後に明らかになる。
ザクトルは常にソウジの身を案じている。
源流は本話まで、ソウジとザクトルの関係を知らなかったからな。
ソウジが斬撃無双剣を編み出したことは、ソウジの成長、および、源流との和解の象徴である。
デーボ・ローヤローヤは武芸やスポーツに秀でた強い人間を拉致することで、怒りの感情を回収した。
ドゴルドは常に怒ってばかりである。
ディノチェイサーはいわゆる「暴れ馬」である。
キョウリュウジン ステゴッチザクトルが登場し、デーボ・ローヤローヤを倒した。

ブレイブ4「うちぬけ! ゆうきのガブリボルバー」
イアンの元ネタは、結城凱『鳥人戦隊ジェットマン』、天宮勇介『超獣戦隊ライブマン』、早川健『快傑ズバット』、および、橘朔也『仮面ライダー剣』と思われる。
イアンは士郎を救えなかったことが、トラウマになっていた。しかし、ダイゴのおかげで、立ち直っただけでなく、名実ともにキョウリュウジャーのメンバーに成れた。ケントロスパイカーはその象徴である。
ノブハル(言っておくが、本来はエリートである)はいじられキャラだしな。
デーボ・ドロンボスはアイガロンから信頼されているので、彼から無敵マントを貰った。なお、このマントのせいで、彼が士郎を殺したとイアンは思い込んでいた。
キャンデリラはエステを受けるときは、人間に化けているのだろうか。
キョウリュウジン ウエスタン登場し、デーボ・ドロンボスを倒した。

ブレイブ5「ドゴォーン! ムシバのアンキドン」
イアンはチャラ男の露悪家を気取っているが、実は不器用な男である。その一方で、鋭い観察眼を持っている。
堅物のソウジはイアンと対立していたが、最終的に両者は和解できた。
ラミレスが初登場したが、本話と次話のヒロインである。
獣電竜は全部で10体いる。
アロメラスは高熱火炎が使える。
本話の時点では、デーボ・ウイルスンがデーボ・バティシエを暴走させ、かつ、アンキドンを苦しめていたことは誰にもわからなかった。
デーボス軍によると、喜びの感情は回収しにくいものである。
ラッキューロが気の毒である。
キョウリュウジンは五連獣電剣を使えるようになり、遂にはデーボ・バティシエを倒した。
 
ブレイブ6「ストップ! うたうキャンデリラ」
デーボ・ウイルスンがデーボ・バティシエを暴走させ、かつ、アンキドンを苦しめていたことが明らかになった。彼は500年前(1513年頃)にラミレス(キョウリュウシアン)とアンキドンに倒されたが、500年以上の時をかけて増殖し、2013年に蘇った。そして、アンキドンの獣電池内に潜んでいた。
本話の主人公はアミィで、ヒロインはラミレスである。なお、前者は勘が鋭く、気配りができる。
どう見ても、スティメロとトペランダはそれぞれ、『ONE PIECE』でのメロメロの実とヒラヒラの実である。そういえば、ガーディアンズ獣電池の能力は悪魔の実のそれに似ているな。ちなみに、デーボ・ウイルスンはスティメロのせいで、最終的に倒されることになった。
本話の時点では、キャンデリラは人間に化けていなかった。
デーボス軍の各員は基本的に仲が良いからね。
本話でキョウリュウジン マッチョが登場し、デーボ・ウイルスンを倒した。
ラミレスは他の獣電竜を探すために旅立った。
カオスがプテラゴードンの獣電池を持っている理由は現時点では不明。

ブレイブ7「いかれ! ダイゴのだいピンチ」
ダイゴの秘石はイアンのそれと何らかの関係がある。
デーボ・ヤキゴンテはゾーリ魔から偽キョウリュウジャーなどを作ることができる。
デーボ・ヤキゴンテは偽キョウリュウジャーを使って、ダイゴ以外の各メンバーの劣等感を刺激することで、内部分裂を画策しようとした。しかし、結局はダイゴの器の大きさに敗れた。
ガブティラが住む島(ダイゴはそこに置き忘れた荷物を取りに戻った)には、プテラゴードンが眠っていたが、カオスはそれを復活させた。ドゴルドはプテラゴードンと何らかの関係がある。
ダイゴはカオスと遭遇したが、トリンに救出された。
オビラップーの能力は放屁であるw。
キョウリュウジン マッチョはデーボ・ヤキゴンテと合体ゾーリ魔を倒した。

ブレイブ8「ココドコ? めいろをぶっとばせ」
ノブハルは商社に勤務していたので、立場上法令順守に忠実なだけである。
優子の夫である賢一(ノブハルの義理の弟)は「なんでもや まるふく」(以下同店)を経営していたが、事故で亡くなった。その後、ノブハルは商社を退職後、同店の経営を引き継いだ。ノブハルは結構やり手らしく、商社時代のコネを活用していると思われる。
デーボ・ココドーコは巨大な迷路空間(ドーム状の閉鎖空間)を作ることで、その空間内にいる人間に、死別してしまった人物の幻を見せるだけでなく、その幻に虐げの言葉を言わせることができる。実際、優子もデーボ・ココドーコによる被害に遭った。しかし、ノブハルの親父ギャグが優子の心を救っただけでなく、デーボ・ココドーコが作った空間を無効化した。
一方、理香はタフで、偶然とはいえ、ノブハル(キョウリュウブルー)以外のキョウリュウジャー4人と共に、デーボ・ココドーコが作った空間を破壊できた。
イゲラノドンは光夏海『仮面ライダーディケイド』と同様、「笑いのツボ」が使えるw。
キョウリュウゴールドはプテラゴードンのパートナーであるが、現時点では所在は不明。また、ドゴルドはキョウリュウゴールドとは何らかの関係があるらしい。
デーボ・ココドーコはキョウリュウジンW・ブレイブフィニッシュで上空まで吹き飛ばされ、さらに衝突する前にプテラゴードンの雷攻撃で爆散した。
キョウリュウブルーの正体がノブハルであることに、優子はまだ気付いていない。

ブレイブ9「メチャつよ! プテライデンオー」
空蝉丸は死んだと思われていたが、ドゴルド(実は生きる鎧)に取り込まれることで生き延びてきた。そして、前者は後者に取り込まれながらも、抗ってきた。
キョウリュウジン パラサガン ステゴッチはプテラゴードン→プテライデンオーの攻撃を何とかしのげた。
結果的に、デーボス軍は悲しみの感情を最も多く回収できた。その結果、カンブリ魔が生まれた。もっとも、ダイゴの図太さには勝てなかったが。
ソウジとアミィは人質になっている。

ブレイブ10「ココドコ? めいろをぶっとばせ」
本話のヒロインは空蝉丸である。実際、彼はトリン、キョウリュウシアン(ラミレス)、および、キョウリュウレッド(ダイゴ、岩泉猛志ノ介に似ている)によってドゴルドから救出されただけでなく、キョウリュウゴールドとしても完全復活したわけだし。当然、プテライデンオーは正気に戻った。
トリンには過去のダメージが未だに残っているため、スピリット ベースを離れると、体が崩壊するリスクがある。
アミィの不作法さにより、ソウジとアミィは自力で脱出できた。
源流は過去の剣豪の剣技を再現できる超人である。もしかしたら、彼がキョウリュウジャーの1人に選ばれる可能性があったのかもしれない。
ダイゴは意外と礼儀正しい。
ビヨンスモとプクプトルから、本作が『ONE PIECE』の影響も受けていることがよく分かる。
本話は第1クールにおける総力戦を描写しているとはいえ、キャンデリラとラッキューロは只の雑魚で、カンブリ魔は単なるやられ役。
仕方がないとはいえ、現時点では空蝉丸はキョウリュウジャーとは距離を置いている。

ブレイブ11「ウッチー! クールでござる」
空蝉丸はプライドが高い一方で、気が弱い。それ故、アミィが彼をフォローしている。なお。後者は前者の身元保証人になっていると思われる。
結果的に、ダイゴ達4人は空蝉丸の引き立て役になってしまった。また、キョウリュウジンもプテライデンオーの引き立て役になってしまった。
スタッフは、アミィを一輪車に乗せたかっただけであるw。
スティメロ、イゲラノドン、および、グルモナイトは暴徒鎮圧にも使える。
デーボ・ホネヌッキーは高倉健や念仏の鉄(『必殺仕置人』など)のパロディーである。彼は女性を攻撃しない。
ドゴルドの依り代にされたカンブリ魔の寿命は1カ月程度である。
キャンデリラ(月島咲(アイドル)に化けた)はデーボス軍幹部の中では、最も体を張っているのでは?なお、彼女の人間態は結構可愛い。

ブレイブ12「ブットバッソ! せっしゃとキングどの」
空蝉丸は当初アミィの言いなりになっていたが、本来は物分かりがよく、人を気遣う性格である。しかも、剛等の子供が好きである。ちなみに、彼はイアンを嫌っているようであるw。
空蝉丸はダイゴに、岩泉猛志ノ介の面影を視たわけである。
空蝉丸はダイゴに対して、「薬飲んで、寝ろ。」を、薬剤戦師オーガマン(2019年誕生)に先駆けて実践したわけである。
空蝉丸にとって、デーボ・タンゴセック(典型的な卑劣漢)は仇敵である。しかし、結局はライデンキョウリュウジンの噛ませ鯉のぼりでしかなかった。
2013年の時点で、CGのおかげでデーボ・タンゴセックの下半身を鯉のそれに変形できるからね。

ブレイブ13「ジャキリーン! ハートをまもりぬけ」
元はと言えば、りんの恋心に鈍感なソウジが悪い。はっきり言って、ソウジやりんの恋の助っ人になったイアン、空蝉丸、および、アミィはいい面の皮だ。
ノブハルとダイゴ(なんでもや まるふくのパート?)は公園の掃除(恐らく役所からの依頼?)をしようとしたときに、デーボ・ジャキリーンと遭遇した。
女装したダイゴは、後のリタ・カニスカ『王様戦隊キングオージャー』に似ているが、これもまた縁ということでw。だって、『王様戦隊キングオージャー』にキョウリュウジャーが参戦するわけだし。
プテライデンオー ウエスタンは、パラサガンとザクトルの出番を増やすための手段でもある。
デーボ・ジャキリーンはヤンデレ/メンヘラ製造怪人である(苦笑)。縁切り忍者シラーンス『忍風戦隊ハリケンジャー』とは基本的能力が似ているとはいえ、その詳細は多少異なる。
ラッキューロの漫画(特に『少女こずみっく』)好きが今後の伏線になる。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?