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#るろうに剣心

るろうに剣心 -明治剣客浪漫譚- 第二十四話「明治十一年五月十四日」

大久保は剣心に志々雄真実を暗殺してもらうために、剣心の力量を知る必要があった。
考えようによっては、志々雄は口封じのために粛清されかけたわけである。なお、版権上、粛清される前の彼の素顔は暈されていた。
弥彦と左之助は「お上の言うことなど、信用できない」と言う一般人である。
川路利良は大久保の付き人。
斎藤は赤末と渋海を粛清した。なお、斎藤は剣心に期待している。
明治時代の紀尾井坂は竹林が多かった。

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るろうに剣心 -明治剣客浪漫譚- 第二十三話「牙を剥く狼」

斎藤は大久保利通の部下で、剣心の力量を測るために派遣されたことが分かった。とはいえ、斎藤対剣心の戦いは非常に苛烈すぎる。なお、前者は格闘戦も得意な一方、後者は余りそうではない。
赤末は所詮雑魚だった。

るろうに剣心 -明治剣客浪漫譚- 第二十二話「蘇る狼」

剣心が見た斎藤の夢は、彼(普段は藤田五郎 警視庁 警部補として活躍している)の出現を告げるものになった。
渋海 元老院議官書記は、鵜堂刃衛と斎藤の雇い主である。
赤末有人は雑魚とはいえ、侮れない。

るろうに剣心 -明治剣客浪漫譚- 第二十一話「明治剣客浪漫譚 第零幕 後編」

剣心、エルダー、および、エスピラール(本当は紳士)は似た者同士である。
エスピラールは剣心に倒され、エルダーに治療されることで、改心した。そして、エルダーの護衛を務めることになった。
泥庵による天然痘を用いる「マッチポンプ」は失敗した(ざまあみろ)。
仲介人は本話での解説者である。
エルダーは出国前に、地元民からの信頼を得た。
結果的に、エルダーの勧めで、剣心は神谷道場のお世話になっている。

るろうに剣心 -明治剣客浪漫譚- 第二十話「明治剣客浪漫譚 第零幕 前編」

本回と次回で剣心の過去の一部が明らかになった。男吉は本回と次回の狂言回し。
明治初頭の横浜市は、流行の最先端を行く新興都市だからね。当然、当時は外国人だけでなく、外国の食べ物(例.紅茶)や習慣(例.アフタヌーン ティー)も珍しかったからね。
エルダーが常に仮面で顔を隠している理由は、19世紀当時の男尊女卑の風潮から女性の医者は信頼されていなかったためである。これもまた、歴史である。
エルダーは金の

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るろうに剣心 -明治剣客浪漫譚- 第十九話「津南と錦絵」

剣心は津南と左之助の行動と本心を見抜いただけでなく、内務省テロも阻止した。それどころか、剣心は津南の炸裂弾を利用して、逃げ道を作った。
その後、津南は死に場所を求めていたが、左之助に止められた。結果的に、左之助は世間知がある普通の人になっている。
そして、津南はジャーナリストに転向した。
明治政府は志々雄真実一派を恐れている。

るろうに剣心 -明治剣客浪漫譚- 第十八話「左之助と錦絵」

月岡津南(本名.克浩)は人気絵師としての地位を確立しているとはいえ、赤報隊時代の出来事、特に相楽総三の処刑の件を現在でも引きずっている。彼もまた時代の犠牲者である。
それ故、津南は明治政府に対する爆破テロの仲間として、左之助を勧誘した。一方、左之助は剣心に倒される覚悟で、津南と同行した。それとも、剣心に止められることを望んでいる?

るろうに剣心 -明治剣客浪漫譚- 第十七話「決着」

雷十太は、実力はあるが、時代に乗り遅れた「虚勢を張る弱者」でしかなかった。はっきり言って、数多くの地獄を潜り抜けた剣心の敵ではなかった。
塚山由左衛門と由太郎はドイツに行くことになったが、弥彦は由太郎を励まし、再会を誓った。

るろうに剣心 -明治剣客浪漫譚- 第十六話「理想の男」

塚山由左衛門はコミュ力が非常に優れている(だからこそ、刀剣の売買で財を成せた)一方で、卑屈だからなぁ。その息子である由太郎が彼に呆れ、雷十太を慕うことは仕方がないか。
そのせいか、由太郎が、自分勝手で下衆なDV男でしかない雷十太に使い捨てにされた、若い女性に見えてしまった。
雷十太はコミュ力が非常に高ければ、言い換えれば、より狡猾で強かならば、穏便に日本剣術界を手中に収めただろう。

るろうに剣心 -明治剣客浪漫譚- 第十五話「その男・雷十太」

日本で、ブラジャーが最初に販売されたのは1950年(昭和25年)だからなぁ。当然、明治時代には、このように気が利くものは未だない。
前川師範は剣心の強さを見抜いている。
雷十太は自分より強い者と戦いたいだけの、「憂国の士」気取りである。それゆえ、剣心が常識人に見える。

るろうに剣心 -明治剣客浪漫譚- 第十四話「弥彦の戦い

本話で、オープニングとエンディング、ならびに、両テーマが変更された。
弥彦は逆刃刀を買うために、「赤べこ」でアルバイトをしていた。なお、逆刃刀は非常に高額である。
長岡幹雄らもまた明治維新の被害者である。だからと言って、強盗してはいけないね。
そもそも、長岡らが燕の意見に素直に従えば、弥彦に倒されずに済んだわけで。
剣心、左之助、および、薫が弥彦を支えていることがよく分かる。

るろうに剣心 -明治剣客浪漫譚- 第十三話「死闘の果て」

般若、式尉、ひょっとこ、および、癋見は蒼紫を守るために、観柳のガトリング ガンの凶弾に斃れた。しかも、旧作と異なり、癋見が放った螺旋鋲は役に立たなかった…。
観柳の敗因はガトリング ガンの弾切れを考慮しなかったことである。
恵は自決しようとしたが、左之助に止められた。しかも、剣心達が口裏を合わせたので、証人として警察に出頭された程度で済んだ。そして、小国玄斎が彼女の身元引受人になった。
蒼紫は逃亡

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るろうに剣心 -明治剣客浪漫譚- 第十二話「御頭・四乃森蒼紫」

仕方がなかったとはいえ、蒼紫達御庭番衆は徳川慶喜のせいで、維新志士と戦えなかったことに苛立っていたわけである。それ故、蒼紫は慶喜を嫌っている。
明治維新後、蒼紫は御庭番衆の再就職先の斡旋に奮闘したが、般若、式尉、ひょっとこ、および、癋見は蒼紫の元に残ることになった。だからこそ、蒼紫は般若達のために最強の称号を追い求めざるを得なくなった。
しかし、剣心はその様な蒼紫に怒っている。それに、彼は恵の救出

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るろうに剣心 -明治剣客浪漫譚- 第十一話「壮烈の般若・創痍の式尉」

般若の術は目の錯覚を利用したものである。
本作(新作)は深夜アニメなので、旧作と異なり、般若は素顔を全部さらけ出せた。
般若は貧困の犠牲者ゆえ、そして、式尉は裏切者ゆえ、御庭番衆が居場所になってしまった。
左之助は剣心を信頼する一方で、御庭番衆を軽蔑している。
蒼紫が剣心の前に立ちはだかる。