るろうに剣心 -明治剣客浪漫譚- 第十六話「理想の男」

塚山由左衛門はコミュ力が非常に優れている(だからこそ、刀剣の売買で財を成せた)一方で、卑屈だからなぁ。その息子である由太郎が彼に呆れ、雷十太を慕うことは仕方がないか。
そのせいか、由太郎が、自分勝手で下衆なDV男でしかない雷十太に使い捨てにされた、若い女性に見えてしまった。
雷十太はコミュ力が非常に高ければ、言い換えれば、より狡猾で強かならば、穏便に日本剣術界を手中に収めただろう。

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