#4 選んだ道を正解に

#エッセイ

何かをやめる判断って難しい。

何回か前のnoteでも書いたが、今回僕はバイトをやめることにした。
そう店長に伝えた後も本当にやめていいのかどうか悩んだ。というか今も悩んでいる。

他人がバイトをやめるかやめないか悩んでいるときは、「たかがバイトだし自分がやりたくないならやめちゃいなよ」と簡単に言えるのに、自分だとやっぱりそうはいかない。

前にも書いた通り今回やめる大きな理由は、腰の痛みであることに間違いはないのだが、他にもいくつか理由がある。

そのうちで最も主要なものは、”自分が日々の生活の中で大切にしている活動すなわち夢の実現のための時間を奪われている気がしたから”という理由だ。

飲食店ということもあり夜が遅くなることがある。バイトを始めてから、毎日1時限から授業がある僕は、大切にしている授業で寝てしまうことが多くなった。これでは元も子もないな。と感じてしまった。

この”自分の1番やりたいことができていなくて不満(やりたいことをやって生きていくというのは僕のモットー)”という感情に反して、”バイト先で得られる新しい経験値が後で役に立つかもしれない” ”バイト先の人と会えなくなってしまうのが嫌だ” ”継続は力なり(僕が好きな言葉)”といったようなバイトを続けたい感情もたくさんある。

当たり前のことだが”やめる”ということが悩ましいものである理由は、やめないことのメリットが少なからずあるからだ。

しかし僕は今回やめることのメリットをとる。

やめて、自分の夢のための時間の密度をもっと高める。

これが逃げの選択なのかそうではないのかはやめたあとどう行動するかで決まるものだと思う。高校サッカー部のコーチからもらった言葉”選んだ道を正解に”を胸に、明日から気持ちを新たに進んでいかなければならない。

やめることによってかける店長をはじめとするバイト先への迷惑と、お世話になった恩はビッグな男になって返すしかない。

読んでくださりありがとうございました。

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