見出し画像

人の心をつかむ15のルール

レス・ギブリン氏の著書、人の心つかむ15のルールを読んだ。
実際にこの本を読んでみると、まー当たり前のことだよなー。となるが、人の心をつかむために、この本で紹介されている15のルールを実践できている人はほとんどいないように思える。この本の内容をまず、認識し、実践することで人生に良い影響を与えることは明白だ。私自身実践することで人生を好転させたい。人とのコミュニケーションを学び、成長したいと考えている方はぜひ、読んで欲しい一冊だ。

すべての人にとって、この世で最も興味深いテーマは何か?
それは、「自分」である。

人生を生きる上で、頭の中で最も思考することは何か。今欲しいゲームのこと?あるいは、電化製品?好きな人のことでしょうか?
答えはNOである。人が生きる上で最も頭の中で思考すること、、
それは「自分自身」のことである。
このことを大前提として、理解した上で以下に示す人の心をつかむ15のルールを実践することで豊かな人生を送る一つの方法にして欲しい。

■人の心をつかむ15のルール

ルール① 相手に微笑みかける
どんな人間関係でも、最初の数秒が「運命分かれ道」と肝に命じる。
「相手に投げかけたものが自分に返ってくる」という法則を理解する。
声の調子や顔の表情を意識し、初対面の人と合う瞬間は自分の心の中で「チーズ」と声を掛けよう。

ルール② 全ての人の最大の関心ごとは自分
人々の行動パターンは、人間の心理と密接に関わっている。
それは、「人間は自分自身に最も関心を持っている」ということである。つまり、自分の利益を最優先に考える。それは、太古から変わらないし、未来永劫変わることはないだろう。重要なのは、その人の心理を知っておくことは人の心をつかむ上で不可欠な基礎知識ということだ。

ルール③ すべての人が「大切にされたい」と願っている
全ての人に共通する最大の特徴は、「重要人物として扱われたい」という願望を持っているということだ。人の心を掴むには、相手に重要感をもたせる必要がある。あなたにとって、自分が大切なように相手にとっても自分が大切なのだ。相手に重要感を持たせる方法を以下に示す。
◯相手に重要感を持たせる7つの方法
1.相手の話に耳を傾ける
2.相手を褒める
3.相手の名前を頻繁に呼ぶ
4.話す前に間を置く
5.自分よりも相手に焦点を置く
6.待たせた人への配慮を忘れない
7.その場にいる全ての人に気配りする

ルール④ 「相手」を会話の主役にする
自分について話す機会が得られると、誰もがその機会を与えてくれた人に好意を抱くものだ。ほとんどの人が自分のことばかり考え、自分のことばかり話している。大切なのは、あなたが自分の発言に満足できるかどうかではなく、「相手がどう思うか」である。したがって、人と話す時は「目の前の相手」について話すことが最も効果的だ。

ルール⑤ 反論しない
人の心をつかむ上で重要なことは、上手に賛同する方法をマスターすることである。相手に賛同する5つの方法を以下にまとめる。
1.相手に賛同する準備をする(自分の心を開く)
2.相手に賛同していることを伝える
3.相手の意見に反論する時は、絶対的な理由があるときのみにする。
4.自分の間違いに気づいたら、素直に認める
5.口論しない
特に、以下のことは理解しておく必要がある。
・誰もが自分に賛同してくれる人を好む
・誰もが自分を反論する人を嫌う
・誰もが反対されることをうとましく思う

ルール⑥ じっくり聞く
人生で得をしたいのなら、まず、「聞き上手」になろう。
聞き上手になるための5つの方法
1.話している人の顔を見る
2.話し手の方向に身を乗り出して、熱心に耳を傾ける
3.適切な質問をする
4.話し手の話題に集中し、途中で口を挟まない
5.自分ではなく、相手に焦点を当てる
⇨全身で相手の話を聞こう

ルール⑦ 第三者からの評価を活用数する
第三者からの評価を活用すると、相手はその内容が真実かどうかを疑わない。たとえ、その人がその場にいない場合でも、言葉を代弁してもらうことで、あなたの評価の信憑性を上げられる。

ルール⑧ 「イエス」と言いたくなるような理由を与える
相手に「イエス」と言わせる4つの方法を以下に示す。
1.「イエス」という理由を相手に与える。(その理由によって、イエスと言うことが、相手にとって利益があることでなければならない)
2.「イエス」と答えたくなるような質問をする。(イエスと答えたくなるような質問を2、3回する)「イエス」と答えたくなるような質問とは、「イエス」としか答えようのない質問だ。
3.どちらを選んでも「イエス」としか答えようのない質問をする
4.「イエス」という返事を期待していることを伝える
(ほとんどの人は、期待されると躊躇したり、裏切ったりできない)

ルール⑨ 相手が何を求めているか見極める
誰もが自分と同じような趣味や嗜好を持っていると考えてはいけない。あなたがすべきことは自分の要求に応じれば、相手も得をすることを示すことだ。

ルール⑩ 心を込めてほめる
人間は、体の栄養を欲するように心の栄養も必要としている。心もこもった褒め言葉なら、たった一言でも、その日を明るい気分で過ごせるだろう。
上手に褒める2つの方法を以下に示す。
1.褒め言葉は、常に、誠実な言葉でなければならない。
2.相手を褒めるのではなく、相手の行動を褒める
相手を褒めることは、実は褒める側も褒められる側も良い影響がある。人間は、「受け取る」よりも「与える」方が大きな喜びを感じるからだ。

ルール⑪ 建設的に注意する
上手に人を注意する方法を心得れば、大きな成果を上げることができる。
人に注意をして成果を上げる7つの方法を以下に示す。
1.人に注意する時は、2人きりになる
2.注意する前に優しい言葉をかける
3.相手自身ではなく、相手の行動を注意する
4.正しいやり方を教える
5.協力を依頼する(相手の行動を改善させたい時は、「要求」ではなく「依頼」をする。)
6.1回の誤りに対して、注意するのは1回だけにする
7.前向きで友好的な言葉で締めくくる(叱るのではなく、最後は励ます)

ルール⑫ 誠実に、はっきりと、小さなことでも感謝を伝える
相手に感謝の気持ちを抱くだけでは不十分。その気持ちを言葉でうまく伝える必要がある。

ルール⑬ 人前では、明確かつ簡潔に、自然体で話す
人前で上手に話す5つの方法を紹介する。
1.自分の主張を把握する
2.話を早めに切り上げる
3.話している時に聴き手をみる
4.聴き手の関心事を話す
5.名演説をしようとしない

ルール⑭ 自分の存在意義を上手に伝える
相手によく思われ、尊敬されたいなら、自分がそういう価値に値する人物であるという印象を与えなければならない。その第一歩は、自分の存在価値を見出すことである。自分の人間性、仕事、職場に誇りを持つ。自分の仕事や地位を卑下する必要は全くない。自分への尊敬の念を持って堂々と振舞うことが重要である。参考に自分の価値を上手に伝える方法を以下に示す。
1.誠実な態度を取る
2.情熱を燃やす
3.緊張しすぎない
4.自分をよく見せるために他人の悪口を言わない
5.他人を中傷しない
「周りからどう思われるか」は、自分の振る舞いが決める。自分に誇りを持って堂々と振る舞い、「尊敬に値する人物」であることを示そう。

ルール⑮ 行動する!
知識そのものに価値はない。知識は活用した時に、初めて価値を持つ。この本で紹介した知識は、より良い人生、より多くの友人、より大きな成功と幸福を手に入れるための鍵となる。

この記事が参加している募集

#スキしてみて

527,181件

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?