何か頑張りたいけど、20代をどう生きれば良いかわからない。そんな人に読んでもらいたい記事

永松茂久さんの本、「20代を無難に生きるな」の要約、感想をまとめたいと思います。

20代を無難に生きるな 目次
第1章 20代はもっと尖がれ
第2章 20代のうちに”いい人”は卒業しなさい
第3章 必ず伸びる20代の学び方
第4章 20代で身に付けておきたい「人から可愛がられる力」
第5章 20代を無難に生きるな

■20代はもっと尖れ
人生で成功するために20代で何をするべきなのか、逆にどんなことをやらないべきなのかをまとめた章。
結論、20代のうちに最もするべきことは、「自分の芯。生きるうえで、揺るぎない独自の価値観をもつこと」である。
これを20代のうちにしっかりと考え、把握することにより人生でうまくいかないことがあったときや決断に迷うシーンがあった場合もブレない自分を持って、意思決定をすることができる。自分の芯を持つということが最重要トピックだが、個人的に感銘を受けた点をまとめる。
◯20代のうちに成功のストーリーを考えるべき
成功のストーリーと言っても人生成功することに再現性の高い方法などない。ここでは、成功のストーリーを考えることは重要だが、それは自分自身で考えるべきと記載されている。以下のような例だ。
①学んだことを実践し、検証する
②変にカッコつけない
③目標を立てて、やり抜く
自分自身で成功するために守るべき指標を定めることで、成功のストーリーが見えてくる。

◯多くの人がかかっているピンポン病をやめるには?
ピンポン病とは、正解のわかっていることしかできなくなってしまう症状のことである。つまり、間違えたらどうしようと考えることによって、何も行動できない、行動を躊躇してしまうということを表した言葉がピンポン病である。ピンポン病にかかっている人は、やんちゃ坊主のようになることを推奨されている。世の中意外にやんちゃで子供っぽい人の成功率が高いからだ。やんちゃ坊主になるには、行動し、怒られることになれることが大切だ。ここでは、行動することの大切さを説いている。成功している人は、何も不安がないわけでも、特別な能力があるわけでもない。ただ、客観的に見て、難しい、勇気が必要、恥ずかしい経験をあなたより前に行動しただけなのである。なので、とりあえず手を挙げ、やってみることが大切である。

◯うまく行く人の共通点とは?
根拠のない自信を持っていることである。根拠のある自信というのは、その根拠が否定されてしまうと途端に崩れてしまう。そんなことは考えるべきであないのだ。ほとんどの人は、技術や能力はあるが、それを説明することが苦手なのだ。ここでも共通するが、まず根拠のない自信を持って、「僕はできます」と手を挙げることが大切である。

■20代のうちに”いい人”を卒業するには
いい人を卒業する上で重要な考え方を以下に示す。
・自分の意志で手を挙げる
・周りの期待を無視する
・とにかくバッターボックスに立つ
・一人で歩く覚悟を持つ
・プラス感を身につける(物事のプラスの面に注目する)
・没頭する。諦めない。

◯自分の意志で手をあげる
人の心の基準は本来そんなに変わるもではない。「人にとって性格は違う」と考えているのならば、それは間違いで、違うのは性格ではなく、経験値である。あなたが前に出れない時に、前に出ることのできる人間というのは、勇気があるわけではない。あなたより先に、前に出た経験を持っているだけだ。あなたより先に勇気を出しただけだ。

■20代のうちにいろいろな人のあり方を学ぶ
・成功している人も一度は一人ぼっちになっている。
・10冊は、「座右の書」を見つける(ボロボロになっている本が何冊あるか)
・人の心情を理解することに徹する

■20代を無難に生きるな
・20代は逃げ出したいことがあって当たり前。「自分で何を考え、何を努力してきたのか?」が大切な独自性になる。
・うまくいっている時を「成功」と捉える。うまくいっていない時は、「成長」と捉える。人生には「成功」と「成長」しかない。
・うまいやり方より、語る時の温度が重要である。つまり、熱意は時に技術や実際の実力をも上回る武器になる時がある。

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